<週報:
No.2,744
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2,853回例会 2016年1月22日(金)
会長告知 早出由男会長
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今日は、職場訪問例会で中部電力の事業所を拝見させて頂き、ありがとうございました。
中部電力は、重点的な取り組みとして、@浜岡原子力発電所の安全性をより一層高める取り組み
A電力の安定供給に向けた取り組み B経営効率化に向けた取り組み C事業環境変化に対する取り組み、
の四つを柱として取り組んでいるそうです。電力は、私達の事業や日常生活に欠かせないものであり、
これからも頑張って電力の供給をお願い申し上げます。
さて、話しは変わりますが、最近は世界経済の悪化が懸念されております。東京株式市場は、
原油価格の下落で、日経平均株価は急落し、1月20日には 16,416円となって1年3ヶ月ぶりの安値を付けています。
しかも専門家の予想によれば、やがて15,000円台にまで値下がりするのではないか、との話しも出ています。
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株価下落の原因は、中国経済の減速に対する懸念や、市場の想定を超えて下落する原油価格が、
投資家の心理を萎縮させていることにあると言われています。しかも世界的な株価の下落傾向は、
底打ちの兆しが見えない状況にあるとのことですので、投資には注意をしなければなりません。
これからの日本企業は、中国の経済状況及び米国と中国との関係の推移を
見極めながら事業内容を検討していかなければならないでしょう。
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クラブフォーラム 職場訪問
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職業奉仕委員会 河西正一委員長
今月は職業奉仕月間です。本日は、職場訪問ということで中部電力叶z訪営業所にお邪魔しました。
電力小売全面自由化についてのお話しならびに施設をご案内していただけるようです。
特に電力小売全面自由化については皆さん興味があると思いますし、中部電力としてはどうやって
防衛するかをお話しいただければと思います。
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横澤良会員
本日は、ようこそお越しいただきました。
今回、このような機会をいただき誠にありがとうございます。
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1.諏訪営業所の概要
長野支店には営業所が10、サービスステーションが7、電力センターと電力所が各々3ずつあります。
私どもは安定供給を全うするため、日々、設備の保守・点検を実施しております。一方で、万が一、
停電が発生した場合は、休日夜間を問わず早期送電に努めています。
諏訪営業所の供給区域は、諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村、辰野町、塩尻市
の一部、立科町の一部を受け持っています。このエリアは諏訪湖があることによって、供給面積は
支店全体に占める割合が6.5%と小さいですが、一方で、お客さま口数が電灯・電力計で178千口、
契約電力が電灯・電力計で685千kWであり、支店全体に占める割合は11%強です。また、販売電力量は
電灯・電力計で支店全体に占める割合は12%で、お客さま口数や契約電力をさらに上回っています。
限られたエリアの中で、多くのお客さまが大きな契約をしていただき、さらには沢山の電気をお使い
いただいており、改めて感謝申し上げます。
2.電力システム改革について
電力システム改革は3つのステップから成り立っています。第1段階が昨年4月の「電力広域的運営
推進機関設立」です。第2段階が今年4月からスタートする「電力小売全面自由化」。そして、最終の
第3段階が平成32年4月の「送配電部門の法的分離」となります。
日本の電力供給システムは、発電部門、送配電部門、小売部門の大まかに3つの部門に分類されます。
今年4月からスタートする「電力小売全面自由化」は小売部門で、電気の小売業として全国で約120社が
手を挙げているようです。この4月から一般のご家庭が自由化されることによって、これまで自由化で
あった高圧以上のお客さまも含めて全面的に自由化となる訳です。
また、平成32年に送配電部門が法的分離されます。電力市場における活発な競争を実現する上では、
送配電部門を中立化し、誰でも自由かつ公平・平等に送配電ネットワークを利用できるようにすること
が必須とされ、そのために送配電部門の「法的分離」が必要不可欠とされています。
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3.電力小売全面自由化について (中部電力叶z訪営業所 根橋久樹営業課長)
各社が公表するメニューを総じてみますと、
・電気のご使用料が多いお客さまについてご負担の軽減を図るメニュー
・暮らしサービス、ガス、携帯電話などの電力以外のサービスとの
セットメニュー
・割安な夜間料金の適用時間帯をお客さまのライフスタイルに合わせて
設定可能なメニュー
・各種ポイントの進呈
といったところがあげられます。加えて、今後、ますます多様な形態のメニューが
公表されることも予想されます。
お客さまの関心は、小売完全自由化後は何を基準に電力会社を選択するべきなのかと
いったところかと存じますが、私見で申し上げますと「お客さまが何をメインに割安感
をお考えになるのか」ということかと思います。また、今回ご紹介する弊社の新料金
メニューを捉えましても、現在、オール電化住宅にお住まいでEライフプランに加入
いただいているお客さまであれば、現行の契約をご継続いただくほうがよりお安く
電気をお使いいただけることもございます。いずれにしましても、お客さまの価値観
や電気のご使用状況を総合的に捉えながらのご判断が肝要かと存じます。
電力小売自由化後に弊社がご提供いたします新たな電気料金メニューについて、
今回新たに
◎2年間ご契約いただくことでお得になる料金メニュー
◎暮らしやビジネスに役立つサービスと電気料金がセット
になったお得なメニュー
◎お客さまのライフサイクルに合わせてお得な時間帯を選択いただける
メニュー
として、計8種類をご用意いたしました。
特徴は、「ポイントプラン」、「おとくプラン」、「とくとくプラン」では『カテエネ』
でお貯めいただいた“カテエネポイント”を電気料金としてお使いいただけることです。
さらに「おとくプラン」、「とくとくプラン」は、『カテエネ』にご加入いただいているだけで
電気料金を割り引くことができます。
弊社では、電気を上手に使ってお得に省エネできるウェブサイト『カテエネ』を開設
いたしております。お客さまの電気のご使用状況の確認や中部エリアの「暮らしに役立つ
楽しい情報」などを閲覧いただくことができ、これらをご覧いただくことで“カテエネポイント”
が貯まります。“カテエネポイント”は、便利な商品との交換やnanakoやdocomo
などのポイントと交換することができます。申込書や弊社HPからご加入いただけますので、
是非ご活用ください。
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根橋久樹営業課長による説明
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説明を聞く会員
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4.電力ネットワーク(配電)について<施設見学>
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配電指令室にて配電線自動化システムを見学
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スマートメーターを見学
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