<週報:
No.2,745
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2,854回例会 2016年1月29日(金)
司 会 |
小口武男SAA
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出席報告
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本日85.71% 8名欠席、前回訂正88.37% 6名欠席
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ラッキーナンバー
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No.5 早出由男君
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ニコニコボックス
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早出由男君、小口秀孝君
先週の職場訪問例会、中部電力さんにお世話になりました。
ありがとうございました。本日、埋橋会員卓話をお願いします。
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小口武男君、古屋了君
先週のSAA、笠原会員ありがとうございました。
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笠原宏文君
埋橋さん卓話よろしくお願いします。
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伊藤武利君
プラザ2月号に私の顔が飯田会員の次のページに載りました。
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横澤良君
先週は職場訪問例会でわざわざお越しいただきありがとうございました。
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加藤明博君
例会、2週連続で欠席してしまい申し訳ありませんでした。2月8日には
伊豆のサザンクロスで2度目のプレーをしてきます。結果はまたお知らせ
します。
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山本寛君
欠席続きですみません。頑張ります。
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埋橋伸佳君
本日、卓話をさせていただきます。よろしくお願いします。
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早出由男君
ラッキーナンバーに当たって。
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会長告知 早出由男会長
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前回は、中部電力叶z訪営業所を職場訪問させて頂き、横澤会員様から
種々ご説明を頂き、特に今年4月から「電力小売全面自由化」となると
のお話しをお聞きし、大変参考になりました。ロータリーの目的は、
「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。」
とされていますが、中部電力叶z訪営業所は正にこの理念に沿った事業
を行なっていると感じました。
さて、話しは変わりますが、最近のテレビ、新聞等の報道を見ていますと、
野々村氏や甘利氏の問題が目をひきます。法的な紛争は、大別すると行政訴訟、
民事訴訟、刑事訴訟等になりますが、野々村竜太郎氏の事件は刑事訴訟となっています。
法的な用語の説明になりますが、民事訴訟の場合は訴えを起こした方を
原告と言い、訴えを起こされた相手方を被告と言います。刑事訴訟の場合は、
訴えを起こすことを公訴の提起と言い、訴えを起こした方を通常は検察官と言い、
訴えを起こされた方を被告人と言います。報道では訴えられた方を「被告」と
言っていますが、正しくは「被告人」です。
野々村氏の事件をみてみますと、野々村氏は日帰り出張を繰り返した等
と偽って、政務活動費約913万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪で
起訴(訴えられる)されました。そして昨年11月に初公判が予定され
ていたが、野々村氏は欠席しています。そのため、裁判官は本年1月20日に
強制的に裁判に出廷させるための勾引状を発布し、検察庁は1月25日野々村氏の
身柄を拘束して初公判に出廷させています。そして、裁判官は野々村氏を1月26日
から3月25日までの間、勾留することを決定して身柄を拘束しました。
刑事事件の裁判の順序を説明すると次のようになります。
裁判が開かれますと、最初に裁判官が被告人に対して氏名・生年月日・住所等を尋ね、
被告人本人であることの確認をします。次に、検察官が起訴状(犯罪の内容)を読み上げ、
犯罪事実を説明するために予定している証拠の説明をします。それが終ると、今度は被告人
と弁護人が起訴状の内容についての認否(認めるか、否認するか)をし、検察官が提出を
予定している証拠についての意見を述べます(証拠を認めるか、否定するか)。次に、
被告人と弁護人から被告人にとって有利な証拠として提出する証拠について検察官が意見を
述べます(証拠を認めるか、否定するか)。
これが終ると、検察官と被告人の両者から証拠が提出され、裁判官の指示のもとに調べます。
その上で、証人調べと被告人質問が行われて、審理は終了し、検察官から起訴事実
が証拠で明らかになったことや、被告人に対する処罰の具体的な意見を述べ、
次に被告人と弁護人から起訴事実は認められない(無実)とか、情状により
処罰をできるだけ軽くして欲しい旨の意見を述べます。これで検察官と被告人
及び弁護人からの証拠調べや意見陳述は終了し、後は裁判官が判決を言い渡す
ことになります。
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このような裁判の中で、重視されるのが被告人の態度です。
被告人には「黙秘権」があります。裁判中、被告人は裁判官、検察官、弁護人等
からどのような質問に対しても終始黙っていて、何も答えたり主張したりしなくても
良いのです。但し、実際には黙秘していることが最終的に被告人にとって有利になる
とは考えられませんが、黙秘権は被告人の権利です。
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さて、本件の野々村氏の事件ですが、野々村氏は黙秘するのではないかと
想定していたのですが、報道によりますと、裁判官の質問には答えているので、
今後の法廷での状況がどのようになっていくのか興味のあるところです。皆様も
野々村氏の今後の裁判の様子に関心をもってみましょう。
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幹事報告 小口秀孝幹事
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御柱の関係です。 瀬戸RCが4月3日に上社の山出しを見学し、夜は
クラブ懇親会を開催します。翌日の4日は諏訪RC会員の事業所を訪問
します。具体的に内容が決まりましたらご協力をお願いします。
また、5月15、16日は秦野RCが下社の里曳きにお見えになります。
詳細については、親睦委員会等々、内部で詰めてご案内します。
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本日、臨時理事会を開催します。
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クラブフォーラム 新入会員卓話
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埋橋伸佳会員
諏訪RCに入会させていただき半年が過ぎました。今日、お話しさせていただくテーマは
「つなぐ」です。私が今、意識していることが、4つの「つながり」です。
1つ目が、埋橋という姓と今もつながる生まれ育った故郷です。まずは、埋橋という姓と私の
故郷について紹介させていただきます。埋橋という大変珍しい姓ですが、松本城に埋橋という
橋があります。松本城は、戦国時代に小笠原氏が林城の支城の一つとして築城した深志城が
はじまりですが、その家来の一族がこの姓を名乗ったのではないかと聞いたことがありますが、
定かではありません。この姓は、出身の伊那に多いです。池波正太郎の「真田太平記」の冒頭、
武田信玄五男の仁科五郎盛信が守る高遠城が滅びていくシーンで、「貝沼」という地名が出て
きますが、ここが私の出身地です。たまたま本屋で立ち読みした時にこれを目にしたきかっけで
全12巻読みました。故郷を離れどちらかというと関心がなかった出身地のことを、この小説に
よって故郷と歴史のつながりを知ることができました。
続いて2つ目は、野球を通じた「つながり」です。私が監督している「少年野球チーム」
では、今年の6年生全員が中学校へ進学しても野球を続けたいと言っているので嬉しいです。
子供達が一人でも多く野球を続けてもらうことが夢です。
3つ目の「つながり」が、諏訪RCの特にHPに関することです。2003年4月の週報が今も見る
ことができますし、この貴重な財産を途切らすことなくつなぎ、そして、今後もしっかり
情報発信していきたいと思います。
最後は、通信にかかわるお話しです。通信は、電信、電話からはじまり、携帯電話、
インターネットの普及により通信の「つなぐ、つながり方」も大きく変わってきました。
現在、ICT※と言われ、コンピュータ技術からコンピュータ技術の活用に変わっています。
光回線、LTEが普及拡大し、クラウドサービスも普及しています。最近よくマスコミ等で
耳にしますが、IoTがトレンドとなっています。IoTとはInternet of
Thingsの略で、直訳すると「モノのインターネット」です。IoTのコンセプトは、
自動車、家電、ロボット、施設など、あらゆるモノがインターネットにつながり、情報のやり取り
をすることでモノのデータ化やそれに基づく自動化等が進展し、新たな付加価値を生み出すと
いうものです。ICTは、「地方創生」にも大きく貢献できると思います。また、情報セキュリティ
に対する対策もこれから益々重要となってきます。
この4つの「つなぐ」で共通するものが、「人とのつながり」です。つながってきたものを
切らすことなく、これからもつないでいきたいと思います。
※Information and Communication Technologyの略
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