2.271回例会  2003.6.6(金)  No.2162

司会 中島伸一SAA
出席報告 本日80.00% 12名欠席 前回訂正88.33% 7名欠席
ラッキーナンバー No. 38 三井政一君

ニコニコボックス 藤森郁男会長、大社RC10周年に出席できず増沢副会長さんに代わっていただきありがとうございました。大宮貞男君、「命」「人間は宇宙生命の子である、天地大自然の中に生かされ生きている存在である」故人河野十全先生の言葉。生命の神秘に感謝して95才誕生日。宮坂直孝君、本日卓話をさせて頂きます。三井政一君、ラッキーナンバーに当たって。

会長告知 藤森郁男会長 前にも少し話した事がありますが渋沢栄一さんについて話したいと思います。明治時代の大先輩は1840年天保11年に生まれ昭和6年に亡くなられました。色々な事業を興した人ですが息子の書いた自叙伝の中に渋沢栄一が言っている事業を計画する時の心得。
1.その事業が道理正しいかどうか。2.時勢に適しているかどうか。3.人の和を得ているかどうか。4.自分の分にふさわしいかどうか。と書いてありこの文を読んでいてロータリーの四つのテストに似ている処がありました。1の道理に正しいかどうかと言うのは真実か公平かにかかわる問題だと思っています。2の時勢に適しているかは本当に事業の問題だと思います。次の人の和を得ているかどうかは好意と友情にからんでくると思います。最後に自分の分にふさわしいかどうかと言うのは逆に言えば他人の事を考えるという事になり皆のためになるかどうかという事で解釈するとロータリーの発想になると思います。多分こういう考え方を持った人は沢山おられると思います。古今東西を問わず職業に対する考え方もロータリーの発想によって行われていると思います。職業を単なる金儲けの為でなく職業宣言を聞いているように感じます。ポールハリス以前に生まれた人ですがそういう発想を持った日本人がいたと言う事を感じた次第です。

幹事報告 濱 和彦幹事 あますところわずかですが、これから2回の例会には委員長さんの退任挨拶をお願いします。クラブ計画書電話簿を回しますので確認をお願いします。

会員卓話 宮坂直孝君 宮坂でございます。仕事は真澄で専務を勤めております。卓話という事で仕事上お酒の話をしたいと思います。真澄の創業は寛文2年(1662年)で宮坂一族が守っています。先代の宮坂伊平の時に一時味噌もやりましたが今では祖父と父と私で酒屋をやっています。祖父は商売は下手でしたが物造りの上手な人で回りの人に恵まれ酒の品評会で良い成績を得るようになりました。終戦後段々と酒が少しずつ売れるようになり今日の酒屋になりました。今後も品質一筋で行きたいと思います。本日はクイズ方式で話します。
Q1 製造方法で分類すると日本酒は次のどれですか。醸造酒です。
Q2 ワインを蒸留して木樽で熟成させるとどんなお酒が出来ますか。ブランデーです。
Q3 我国で酒造業界を指導監督するお役所はどこですか。財務省。
Q4 酒造好適米の高級品種として有名なお米は。山田錦です。
Q5 灘を日本一の酒処に育てた有名な仕込水は。宮水。
Q6 日本酒を造るのに不可欠なカビは何という種類でしょうか。黄こうじかび。
Q7 酒造りの職人が酒蔵の中でしてはならない食べ物は。納豆。
Q8 全国の酒造家が信仰する神様は。松尾大社。
Q9 昭和21年真澄の酒蔵から発見された優良酵母は7号酵母。
Q10 米を洗ってから搾りたて新酒が誕生するまでに何週間かかりますか。6週間。
Q11 新酒誕生を知らせるために酒屋の軒下にぶら下げられるものは。杉玉。
Q12 モロミのアルコール発酵が終わった段階で最もアルコール度数が高いのは。日本酒。

私共は良い酒を造って日本には真澄という酒が有るという事を世界に知らしめたいのが夢です。御出張の際には是非、真澄か舞姫を持って出張するようによろしくお願いします。
 



慈愛の種を播きましょう


  



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