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2491回例会 2008.03.07(金)No.2383


司会 八幡一成副SAA
出席報告 本日77.27% 15名欠席 前回訂正85.42% 8名欠席
誕生日 朝倉英仁君、玉本広人君、高橋正司君
 山崎晃君、早出由男君
結婚記念日 小飼康平君、伴在賢時郎君、中島伸一君、山田銀次朗君
 小松茂君、古屋了君、早出由男君、今井堯夫君
ラッキーナンバー NO.44 高橋正司君
ニコニコボックス
山崎晃君  あと三分の一になりました。来週は藤原副会長にお願いします。
小口寿夫君 看護学校の竣工式山崎会長他大勢の方にご出席いただきありがとうございました。本日は、米山留学生に代わって卓話をさせていただきます。
長田司君・玉本広人君 来週14日はローターアクトとの夜間合同例会、よろしくお願いいたします 山崎壯一君 4回にわたり欠席しました。メーキャップをします。
濱和彦君  入会後初めて連続欠席をしました。
太田啓君  長い間お休みして申し訳ございませんでした。お蔭様で3月以降も頑張ります。今後もまるみつをよろしくお願いいたします。
高橋正司君 ラッキーナンバーに当たって

会長告知 山崎晃会長
 先日、諏訪赤十字看護専門学校の増改築竣工式にロータリー会長として参加しました。小口院長のこの学校に対する思い入れの謝辞を聞かせて戴き、改めて地域医療に対する関係者の熱意を感じました。その後、100人近い看護士を目指す皆さんの志の合唱を聞きました。私は、100人近い女子学生の前で聞くのは初めてのことで目を開けていられず瞑って聞き入りました。大変貴重な経験をしました。先生ありがとうございました。
 アメリカ西海岸のサンフランシスコやサンノゼでは、半導体製造装置展示会を毎年7月に「セミコンウェスト」と呼んで行われます。当社もかつては機械を出展したりしていましたが現在はパネル出展で済ませています。
 サンフランシスコの海辺にあるフィシャーマンズワーフに宿を取った時は、朝例のピア39(これは第39桟橋で観光スポット)を中心に海岸沿いを散策しました。当日ウォーキング大会のゼッケンを付けた100人位の集団に会いました。米国人は、陽気な人が多いのかグットモーニングの連続挨拶があり、こちらは一人なので参りました。その後、朝まで音楽を流すスタンドバーが有ったので途中で寄り、ビールを一杯飲みホテルに帰りました。夜は、スクウェアーガーデンの直ぐ近くにある、生バンドが入る安いスタンドバーに行きます。米国人は、陽気であり、直ぐ友達になります。
 また、この公園近くには伊那出身の日本人が経営している「貫太郎寿司」と言う日本レストランが有って夕食や朝食を食べました。この時、2年程前に潰れたと言われました。日本人ビジネスマンに人気であったと聞きます。この様にここは、変化が激しい世界です。
 3年前に行った時は、飛行場近くの南サンフランシスコにホテルを取り、若い社員が同行したのでカールトレインと言うローカル列車で会場に行ったり、サンノゼの会社を廻ったりしました。また、ベンチャー企業発祥のスタンフォード大学にも行きました。大学は、広大な敷地にあり牧場経営もしています。牧場の地下には直線加速器と言う電子のスピードを加連させる施設もあると聞きます。昼になったので大学正門前の直線道路の並木道を歩きながらレストランを探すと小奇麗なフランス料理店があったので其処に決めました。
 その後HPの発祥のガレージを見てまた列車に乗りサンノゼ終点に着きました。確か地ビールの工場レストランが有ったので町を歩き探すと5年前のままで見つかり、大分歩いたのでビールを飲みました。夕方は、帰りの列車で途中下車し、サンタクララかサニベールどちらかの駅で夕日を見ます。この駅舎には、古い列車や駅に関する展示が有り1時間ほどの見学で懐かしいアメリカを見ることができました。

幹事報告 小口武男幹事
@ロータリー役員表を再配布しました
A次年度地区評議会を4月6日に予定
BIMを茅野のマリオで開催。13:30地域セミナー15:30IM本会議他
C眠っているCDをご寄付願います
D理事会開催

委員会報告
古屋会報雑誌広報委員長
 4月4日の早朝例会は、会報担当の担当例会です。会報について皆さんからアンケートを頂き、今後の会報について話し合いますのでご協力願います。
卓 話 小口寿夫米山奨学会委員長
 米山奨学寄付は、寄付控除が受けられるので各人対応をお願いします。
 今日は、地域医療の崩壊状況について語ります。
■医療の現状はどうなのか?
 @医療機関の倒産や開設者の交代は、増加している。A産科の数は、2002年から2005年で半減している。諏訪日赤は、ハイリスクの方を優先して担当している。しかし、産科は、産科だけでなく腫瘍等の治療も行っているので忙しい。B小児科も減っている。C救急医療は、入院への対応もする2次救急に対応できる病院は減り、患者の搬送が増え、たらい回しになりやすい状況にある。D外科医の志望者は、直線的に減っている。信州大学も東京大学も外科医志望者は、減っている。外科医は、10年位でも一人前になれない分野なので団塊の世代ががん年齢になる時に医師不足が想定できる。E医者の割合は、長野県としては少ないので村井知事は本気で取組んでいる。
■医者の数は増えているが何故不足なのか?
 @勤務医が不足している状況である。開業医は、年度ごとに増えているが勤務医は開業するので不足している。A諏訪地域は、医者の数は増えているようで恵まれている。B1998年と2006年の医者を比べると眼科や皮膚科は増加傾向にある。C勤務医に意識調査を実施したが、勤務時間が5年前に比べて増えたと言うが約4割いた。理由は、書類等への記述が増えた、会議が増えた、医療安全対策に時間がかかる等業務量が増えている。D勤務医の不足する要因は、過酷な労働時間、国民・マスコミの過度な安全要求、開業医との所得格差等がある。
■何故このような状態になってしまったのか?
 国の低医療費政策が医療費を下げ、働くものの不満を誘発。医療は、社会的資本であるが、国の借金に対し市場原理を導入し、医療費が減少し、働くものに不満が出ている。また、患者の医療への安全意識が高まり、医療の完全性要求も大きな苦しさを生んでいるようだ。勤務医の間の流行語として「立ち去り型サボタージュ」と言うものがあり、何も言わないで頑張っていて、気が付くと止めて行くという状況である。一人の医者が増えると1億円くらいの医療費が値上がると言う。また、日本の医療費水準は、世界に比べると低い状況である。どんどん医療費の補助は下がっている。
 今地域医療は、@病院の崩壊は、病院経営の難しさ、医師不足(勤務医)。A戦後の医療システムのミスマッチは、救急医療、急性期後の対応の遅れ。B厚労省の構想は、医療機関のスクラップアンドビルド、拠点病院(超急性期病院)化構想。
と崩壊の危機に来ている。


慈愛の種を播きましょう




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