<週報:
No.2,795
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2,904回例会 2017年3月17日(金)
司 会 |
伴在賢時郎 副SAA
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出席報告 |
本日68.29% 13名欠席、前回訂正88.37% 5名欠席
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ラッキーナンバー |
33 藤森郁男君
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ニコニコボックス
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岩波寿亮君
布半さんの改装工事が完了しました。加藤社長ありがとうございました。
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大和眞史君
春3月、看護学校35名、臨床研修8名が卒業していきます。
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古屋了君
先週の例会、当日欠席いたしましてごめんなさい。
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宮坂美保子君
布半様のリニューアルオープンおめでとうございます。
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川村総一郎君
奥村様、本日の卓話をよろしくお願いします。
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加藤明博君
昨日、山側客室の全面リニューアルが終わりました。
皆様、是非一度お泊り下さい。
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藤森郁男君
ラッキーナンバーに当たって。
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会長告知 伊藤武利会長
ホームページに福寿草の写真が掲載されていますので皆様、是非ご覧いただきたいと思います。
さて、前回は「大八島」の由来と「八百万の神々」のお話しをしました。そして、イザナミが火の
神様を産んだことが原因で大やけどをして、体がどんどん衰弱していったというところまでお話しをしたと
思うんですが、ちょっと不思議です。童話や民話だったら、たくさんの神様を産んだので衰弱したというのが
ストーリーだと思うんですが、神話の場合は火の神様を産んだことが原因となっています。
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これでイザナミは息を引き取ってしまいますが、夫のイザナギは大変悲しんで、この火の神がいけないんだと
十束剣(とつかのつるぎ)で切ってしまいました。その血から、後ほど諏訪にも関係してくるタケミカヅチノオ
が生まれたようです。
その後、どうしてもイザナミを忘れることができないイザナギは、長い道のりをかけて黄泉の国へ探しに行き、
なんとか探すことができ元の生活に戻ろうという話しをしました。しかし、イザナミは、
「あなたの来るのが遅かった。私はもう黄泉の国の食べ物を食べてしまったので一緒に戻ることはできません。」
ということでした。それでも何度も誘うとイザナミは神様に相談し、部屋に籠るから出てくるまで絶対見ては
いけないという、“鶴の恩返し”とよく似たお話しになります。結果、イザナギは見てしまうんですが、
続きは次回にさせていただきますので、どうぞお楽しみに。
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委嘱状交付
第2600地区2017年〜2018年度
『ローターアクト委員会委員』
を委嘱された飯田兼光会員
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幹事報告 竹上幸浩幹事
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3日の理事会で新入会員として滑ロ柳大津屋 代表取締役の北澤光彦様が承認
されました。
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次週は予測アンケート結果発表の予定でしたが、31日のプログラムと入替え、
早出由男会員の卓話となります。
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委員会報告
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ロータリー情報委員会 三井章義委員長
この度、次年度の地区役員が正式に決定致しました。それによりますと、副ガバナーという
ポストができました。当地区としては初めてのことであり、初代副ガバナーは、現在の原拓男
ガバナーが就任するということです。
どのような任務があるかということでありますけれど、RI細則では、『ガバナー指名委員会は、
1名のパストガバナーを副ガバナーに選出する。副ガバナーの役割は、ガバナーが一時的にあるいは
恒久的にガバナーとしての任務の続行が不可能となった場合は、ガバナーの後任となることである。
地区が通常のガバナー選挙のプロセスを用いて副ガバナーを選出するのが、最も奨励されている
方法である。』*1と書いてあります。
今までは、ガバナーが病気等でいなくなりますと、アクティングガバナーという制度がありまして、
RIに認めてもらって地区の運営を任されます。アクティングガバナーも依然として残してあります。
副ガバナーは今から3年前の規定審議会で改定されたんですが、今まで当地区も置いていませんでした。
副ガバナーのない地区もたくさんあります。
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『副ガバナーがおらず、ガバナーが一時的にその任務を執り行うことができない場合、
RI会長は資格条件を備えたロータリアンをアクティングガバナー(臨時のガバナー)として
任命することができる。』*2でして、このことで見えてくるのは、
ガバナーの職とは一定の条件がいるわけです。その条件とは、国際協議会でガバナー研修を
1週間受けてきた者以外はガバナーになれない。アクティングガバナーや副ガバナーにもなれない
ということになっています。
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今後、副ガバナーというものがあるということをご承知おき下さい。
(*1:RI細則6-120-1、*2:RI細則6-120-3)
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出身は大阪府の茨木市です。茨木市内の小中高を経て、京都の大学に進み、平成3年に
住友銀行に入行しました。
銀行では、大阪の梅田支店をスタートに、ロンドン支店、事業調査部、総務部などを経て、
昨年4月より当地にて勤務しています。一番長かったのが総務部でコンプライアンス、
株主総会・取締役会、コーポレートガバナンス、三井・住友グループの渉外活動などを担当
しました。
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経験した仕事に関連してまず、三井・住友各グループについて、歴史的な経緯を含め
お話します。
住友グループは、1590年に銅の精錬と銅細工で開業しました。1691年には愛媛県に別子銅山の
操業を開始しました。三井グループは、1673年に東京日本橋に三井越後屋呉服店を開業したのが
スタートです。まもなく、両替店も併設しました。その後、両グループとも幾多な困難を乗り越え、
戦後の財閥解体なども経て、我が国の代表的な企業グループとして今に至っています。
それぞれ長きにわたる歴史があり、伝統のある庭園であったり、蒐集したコレクションを収蔵した
美術館なども保有しています。グループ各社は、それぞれに伝わる昔からの事業精神などを大事に
しながら緩やかな連携をとっており、各社を集めた情報交換や勉強会などの場も設けられています。
もう1つ、コーポレートガバナンスについてもお話したいと思います。和訳すると、「企業統治」
と呼ばれるわけですが、とりわけ、2014年に政府より発表された「日本再興戦略」において、
日本企業の稼ぐ力を取り戻す施策としてコーポレートガバナンスの強化が掲げられたこともありここ数年、
注目されているテーマです。一昨年には、上場企業を対象とした「コーポレートガバナンス・コード」
が金融庁・東京証券取引所から公表され、各上場会社ともコードを踏まえ、社外役員を増員したり、
自社としての方針を公表したり、対応強化に取り組んでいるようです。
こうした制度的な対応も大事だとは思いますが一方で、「かたち」に止まることなく、「魂を込める」
ことが重要だということもよく言われます。企業グループの話に戻りますが、古くからの事業精神や
経営理念を大事にして、自社のブランドを守り続けるということが、ガバナンスに「魂を込める」
ことに通じるようにも思っています。
いずれにせよ、諏訪の歴史も学びながら地元のお役に立てるように、近江商人の「三方よし」
の精神で尽力してまいりたいと思います。
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