riemblem    International District 2600
 諏訪ロータリークラブ

    ■会長/早出 由男  ■幹事/小口 秀孝
    ■例会/毎週金曜日 ぬのはん

世界へのプレゼント

<週報: No.2,747 >   weeklyrogo

 2,856回例会 2016年2月12日(金)


司  会 小口武男SAA
ゲストビジター 諏訪湖RC 渡辺芳紀様、長崎政直様
出席報告 本日70.00% 16名欠席、前回訂正88.37% 6名欠席
ラッキーナンバー No.38 山本實君

ニコニコボックス
諏訪湖RC 渡辺芳紀様、長崎政直様
本日はよろしくお願いします。
早出由男君、小口秀孝君
諏訪湖RC 渡辺芳紀様、長崎政直様ようこそ。後程卓話をお願いします。
北川和彦君
先週は難しい話をしまして申し訳ありませんでした。
藤森和敏君
本日は国際奉仕委員会担当例会です。諏訪湖RC渡辺様、長崎様をお迎えして
国際奉仕について卓話いただきます。
藤森省作君、小口武男君
渡辺さん、長崎さんようこそ。本日はよろしくお願いします。
藤森郁男君、加藤明博君、玉本広人君
結婚記念日お祝いをありがとうございます。
平林明君、小平直史君、宮坂美保子君、横澤良君、川村総一郎君、藤井晴康君
本日、諏訪RCゴルフ同好会総会を予定通り開催します。
ご出席の皆様よろしくお願いします。
山本實君
ラッキーナンバーに当たって。

会長告知 早出由男会長
 昨日は建国記念日でした。日本では、実際の建国日が明確でないため、建国神話を もとに記念日を定めています。すなわち、日本神話の登場人物で古事記や日本書紀 で初代天皇とされる神武天皇の即位日より、その即位月日を明治期に新暦に換算した 2月11日を「建国記念の日」としたそうです。建国記念の日は、「紀元節」と定め られて祭日となりましたが、第二次世界大戦後の昭和23年にGHQの意向により 廃止されましたが、昭和41年に国民の祝日となり翌年から適用されています。
 さて、最近のニュースによると、北朝鮮による弾道ミサイル発射問題、台湾南部地震、 サイバー攻撃等の問題が起き、国内では日本銀行がマイナス金利の政策を発表したりして、 世界経済が大きく変動し、円高となっています。このような状態の中で、今後、世界的 にも国内においても国際紛争や経済的な動向がどのようになっていくかという大変不安 な時代を迎えてしまったと思います。
 このような状態の中で、今後、世界的にも国内においても国際紛争や経済的な動向が どのようになっていくかという大変不安な時代を迎えてしまったと思います。
 RI会長K.R.ラビンドラン氏は、RIテーマとして「世界へのプレゼントになろう」 と述べていますが、ロータリーとしては、今こそ、世界へのプレゼントとして何をなすべき かを考えなければならない時ではないかと思います。大変難しいことですが、お互い検討し、
考えてみましょう。
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幹事報告 小口秀孝幹事
本日は諏訪湖RCの渡辺芳紀様、長崎政直様にお越し頂き国際奉仕に関して卓話いただきます。 よろしくお願いします。
2月14日のIMについては当クラブから22名参加いただきます。よろしくお願いします。
今晩、諏訪RCのゴルフ同好会発足式が開催されます。当クラブとしてもできる限り 協力していきたいと思います。


クラブフォーラム 卓話
国際奉仕委員会 藤森和敏委員長
 昨年までは「国際奉仕月間」という名前でしたが、今年から「平和と紛争予防、紛争解決月間」 という名前に変わっています。その辺についても2600地区の国際奉仕委員長の渡辺様、事務局の 長崎様にお話しを頂きます。それではよろしくお願い致します。
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藤森和敏委員長
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渡辺芳紀様

諏訪湖RC 渡辺芳紀様
 2600地区の国際奉仕委員長をやっております渡辺です。今、一番の国際的問題はシリア難民の救済です。 日本では、5年前の東北の震災で困っている方がまだ多いのでないかとも思います。こちらの救済は国が どうしているのか?と思うところもあります。
 意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励しこれを育むことがロータリーの目的と言えます。 国際奉仕は、「国際理解、親善、平和を推進するために実施する全ての活動」を言います。1922年に 「奉仕の理念に結ばれた事業と専門職務に携わる人および地域社会のリーダーの世界的親交によって 国際間の理解と親善と平和を推進する」という国際奉仕の概念が、綱領の第6項目として正式に明文化 され、現在に至っています。世界社会奉仕活動は英語ではWorld Community Service と記されWCS活動と称されています。

 国や行政が地域社会のニーズを満たさない発展途上国や開発途上国でロータリークラブも資金の制約等 で奉仕活動が実践できない場合に援助を海外の地区やクラブに求め、協力して奉仕活動を行うのが 世界社会奉仕活動です。
 その要件は、
@プロジェクトが人道的奉仕活動であること
A2か国以上のロータリアンが関与すること
Bプロジェクトはこのうちいずれか1か国で実施されること
であります。

 人道的支援とは人間性を重んじ人間愛を実践し、併せて人類の福祉向上を目指す支援です。 すなわち、食べることができる、病気がなおせる、学校に行けるということです。 これがゼロ点=スタートラインというベースだということです。
 世界社会奉仕活動の恩恵は、援助される側の人々だけではなく、活動に参加した私達ロータリアンも受ける ことを実践してください。私たちの活動によって助けられた人々の喜びを目の当たりにする時、私達奉仕を実践した ロータリアンも大きな喜びを手に入れることができます。さらに国際理解や親睦を一層深めていくことができるのです。 奉仕の相手だけではなく奉仕をした自分も満たされるのが真の奉仕です。これが大事なことだと思います。 写真
 2014年〜15年の中川ガバナーの方針も「多くのクラブが老化と形骸化を承知しつつも、その殻を破れずロータリアン である誇りと自負すら失いつつあるという現状を打破するためには前向きなエネルギーと行動力そして、 変化を受け入れる寛容な心、今こそ古い殻を脱ぎ捨てロータリアンとしての行動を起こす」とおっしゃっています。 言うことだけでなく実行しようということだと思います。

 私が委員長になった時に2600地区のアンケートを実施しましたが、回答数は40クラブ、地区内55クラブで世界社会 奉仕事業の経験があるのは10クラブでした。10クラブはアジア各国で支援をおこなってきていますが、30クラブが 世界社会奉仕活動や国際レベルの教育普及と文化活動というところで事業が設定されていないことがわかりました。 また、グローバル補助金へのエントリーもありませんでした。
 そして、取り組めない理由としてクラブ会員の減少、高齢化等があげられていました。2014年〜15年の委員会方針は、 「現状を打破するために実際に行動で示すことこそが今取り組むべき課題」だと掲げています。それぞれのクラブが 会員の減少や老齢化で一クラブでの活動が困難ならば、地区のクラブ間協働でグローバル補助金を使って世界社会奉仕 事業を試み事例を作ろうと考え「ミンダナオ子供図書館財団活動」の支援を提案したのです。グローバル補助金は ロータリーの6の重点分野に該当し、持続可能かつ測定可能な成果をもたらす大規模な国際的活動を支援します。 補助金プロジェクトのスポンサーは国際的なパートナーシップを組み、各地の地域社会のニーズに取り組みます。
 6の重点分野は、
@平和と紛争予防/紛争解決
A疾病予防と治療
B母子の保健
C水と衛生設備
D基礎教育と識字率向上
E経済と地域社会の発展
のいずれかに該当することが要件になります。 なかなか英文で申請する補助金制度なので審査もあり難しい現状があります。
 具体的な活動を長崎から簡単に説明致します。
資料
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諏訪湖RC 長崎政直様
 ミンダナオ子供図書館財団は、2003年創立で年間約2,000万円の活動資金規模になります。 資金の99%が個人寄付で賄われています。ミンダナオ島は人口1,600万人、かつてはジャングル であった山林もラワン材原料の切り出しによりはげ山となり、その後はバナナ、マンゴー、 ラバープランテーションなどに開発され多国籍資本の収奪を受け、貧しさが増しているというのが 現実のようです。
 私達の生きている意味や生き方をロータリー精神に立ち返ってもう一度考えてみてほしい。 是非、諏訪RCの皆さんにも賛同頂けましたら幸甚です。
 本日はありがとうございました。
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長崎政直様
資料
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