<週報:
No.2,728
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2,837回例会 2015年9月18日(金)
司 会 |
小口武男SAA
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ゲストビジター |
諏訪赤十字病院 森光玲雄先生
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出席報告
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本日83.33% 10名欠席、前回訂正90.91% 5名欠席
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ラッキーナンバー
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No.21 笠原宏文君
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ニコニコボックス
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早出由男君、小口秀孝君
本日は社会奉仕委員会の担当例会です。
森光玲雄様、卓話を宜しくお願い致します。
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伴在賢時郎君
本日は社会奉仕委員会の担当例会で日赤の森光先生にお話しを頂きます。
宜しくお願い致します。
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大和眞史君
本日、当院の森光が社会奉仕委員会の卓話をさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
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小口武男君、古屋了君
前回SAA笠原さんありがとうございました。
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小口秀孝君
先週欠席にて申し訳ありませんでした。皆勤賞ありがとうございました。
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折井俊美君
20回目皆勤賞をありがとうございました。
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藤森和敏君
連続欠席しましたが、皆勤賞を頂いてしまいました。
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藤森省作君
皆勤賞を頂きました。ありがとうございました。
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飯田兼光君
結婚記念日にお花を頂いてありがとうございました。
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大岩慎治君
先週は私の拙い話にお付き合い頂きありがとうございました。
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笠原宏文君
ラッキーナンバーに当たって。
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会長告知 八幡一成副会長
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私が諏訪ロータリークラブに入会させて頂いたのは2002年の7月ですので、
今年で13年目になります。13年の間に私自身肉体的に加齢が進んできていますが、
諏訪クラブの姿も変わって来ています。2002年の会員数は64名、現在は45名ですので
19名の減少、率にして約30%の減少になっています。年間予算規模も約2,000万円から
約1,500万円となり、委員会の数も20から15へと減っています。活動の規模が徐々に
小さくなって来ているのでしょうか。
また、社会情勢も変化してきていて少し数字を拾ってみますと、諏訪市の人口は
2002年10月1日の数値として53,562、今年の9月1日現在の人口は49,829ですので
約7%の減少になっています。諏訪市の土地の価格を見ますと、平均地価は2002年の
1平方メートルあたり95,866円に対して、昨年2014年は45,100円と大きく下落しています。
私の仕事に近い数字ですと、諏訪湖のワカサギ漁獲高は2002年に63トン、今年は9月3日から
秋のワカサギ漁が始まっていますが、どうなるでしょうか。
ちなみに、一昨年の漁獲高は23トンでした。2002年に較べると約1/3になっていますが、
380トンの漁獲高があった1980年と較べると、一昨年の23トンも2002年の63トンも
雀の涙ほどの漁獲高と言えます。
また、出来事も色々ありました。2006年7月の豪雨では諏訪湖周辺で約558ヘクタールが
浸水し、JR中央本線や国道20号線が30時間以上にわたって全面通行止めとなり、
土砂災害も何ヶ所かで発生して中央自動車道や道路が各地で通行止めになるなど
諏訪湖周辺の交通は完全に遮断されてしまいました。リーマン・ショックは、2008年9月15日に
アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻したことに端を発して、世界的
金融危機となり日本国内でも経済の大混乱を引き起こしました。
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記憶に新しい東日本大震災、2年前の大雪やつい最近の諏訪市内の大火事などありましたが、
思い浮かぶ事柄が気が滅入るような事ばかりなのでこの辺で終りにしますが、ロータリーの
目的のひとつに「ロータリアン1人1人が、個人として、また事業および社会生活において、
日々、奉仕の理念を実践すること」とあります。この目的を掲げるロータリーは、
今のような時代にあってこそ存在意義があるのではないかと思います。
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幹事報告 小口秀孝幹事
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今月は基本的教育と識字率向上月間です。
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本日の例会は社会奉仕委員会の担当例会です。
本日卓話を頂きます諏訪赤十字病院の森光先生、ようこそおいで頂きました。
後ほど宜しくお願い致します。
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9月15日の諏訪グループ会長・幹事会の報告を致します。
@2016−2017年度ガバナー補佐候補者として諏訪湖ロータリークラブより
大澤邦彦様が選出。
A諏訪グループIMが岡谷ロータリークラブの担当で2016年2月14日に
ライフプラザマリオで開催。
B新入会員セミナーが11月6日(金)18:30より岡谷市ミーティングルームで
開催されます。
C2600地区職業奉仕委員会から職業奉仕の見える化ということで、
出前講座の実施報告書の様式が変更されました。会員の中で出前講座の学校や
公民館等へ講師として出向くことがあれば事務局へ報告をお願いします。
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週報デザインをリニューアルしましたのでご覧下さい。
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クラブフォーラム 卓話
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諏訪赤十字病院 臨床心理士 森光玲雄先生
本日は、社会貢献という趣旨でお話をさせて頂こうと思います。
赤十字を通じた国際貢献ということで、私自身はまだこの分野で経験が豊富なわけではありませんが、
赤十字という組織の中で心理学の分野をバックボーンとした自然災害の緊急救援ということが主で
ございます。時間も30分と限られておりますので、ネパール地震の緊急救援を中心にお話しできればと
考えています。
国際協力や国際貢献について元々興味を持っていたわけではありませんが、学生時、アメリカに
語学留学をしていた際、9.11に遭遇し自分にできることはないかと目を見開いたような気がします。
赤十字は世界で189のネットワークがあり、世界的にメガ災害と言われる緊急支援が必要な時に利用されます。
今年4月のマグニチュード7.8と言われる大地震がネパール連邦民主共和国で発生しました。スイスの
ジュネーブに司令塔があり、緊急対応ユニットと呼ばれるものが各国に用意され役割も大まかに決まっています。
日本は基礎保健ユニット、スペインは給水衛生ユニット、イギリスは物流ユニット、アメリカは救援物資ユニット
という具合です。自分は初動班という任務で参加しました。カトマンズの北東30キロ、ヒマラヤを見上げる
山岳地帯で診療所をメラムチ村に設置し計6週間おりました。自分は心のケアにあたりました。
日常生活が突然奪われたわけで、文化や言葉の壁もあり日本でやっていることをそのまま持ち込んでもうまくいきません。
大事なことは地元に沿うことです。泣き方、悲しみ方、弔い方、困難な状況での立ち居振る舞い方に気を付けました。
子供たちの学校も倒壊し行き場を失いましたので、キッズスペースを作り、まず、折り紙で遊ぶことからはじめました。
徐々に表情は戻っていきました。歌もネパール語で歌い活気を取り戻していきました。地元でやっていることを
根付かせていくことが大事であり、中学生くらいのリーダーで仕組み作りを行いました。花壇を作り各自の花を育て
させたりすることでも勇気つけていきましたが、悲しいこともありました。
ある日突然ですが変化がおこりました。「チョコレート頂戴、鉛筆頂戴」「自分は何も持っていないんだ」
ということを言ってくるようになり、外国人から何か物をもらえるという子供の意識も生じていたのです。
「ごめんね」と断る態度をとった時に汚い言葉を吐いて去っていくということもありました。他のNPO法人が
ボードゲームやバッド、ボールをあげていることも背景にあったようです。過剰支援、ばらまきということも
難しい点です。
支援者支援ということでは学校の先生を励ましていきました。当地でも80年ぶりの災害で誰も大人が
対応を知らないわけですので、日本の状況や子供の癒し方を伝授しました。ヨガを夕方毎日取り入れたりして
身体を動かしたりして疲れを取り除きました。
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森光玲雄先生を紹介する大和眞史会員
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森光玲雄先生@
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森光玲雄先生A
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スライド
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