riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

weeklyrogo

2,792回例会 2014.9.26(金)  No.2,683


会員研修会(宿泊) 会場:上田市別所温泉 「玉屋旅館」

会長告知 平林明会長
 今日は宿泊研修の形式で例会を行います。昨年、朝倉年度に開催され大変有意義な研修になったということで、本年度も引き続き行いました。
 突然ですが、あなたはなぜロータリアンなのでしょうか。
 先輩ロータリアンの奉仕活動をみて是非私もということで入会された方が多ければそれは大変素晴らしいことだと思います。しかし、多くの方々は多分先輩に誘われた、得意先の社長に言われて仕方なく、とか色々な「しがらみ」で入会された方ではないでしょうか。きっかけはどうあれ、ロータリー入会後が自分にとってどうなのかが大切でしょう。
 最初は知らない人ばかりで嫌になってしまう方、そして何もロータリーの素晴らしさを知らずに退会してしまう方もいて残念です。1年2年と出席していると、沢山の知り合いが出来て、仲間意識が生まれ、そして例会において話も弾むようになり出席が楽しくなってくると思います。そしてもう一つロータリーが楽しくなるための大切なことは、ロータリーをよく知ることです。
 私も会長になってロータリーについて私なりにいま勉強をし、100年以上の歴史は揺るぎない理念の上に立っているのだとこの頃感じるようになりました。会長になってからでは遅いと言われるかもしれませんが、これからも皆さんと一緒に勉強をして、ロータリークラブの素晴らしさ、特に諏訪ロータリークラブに入会してよかったと思えるような、ロータリーメモリーをつくりたいと思います。
写真


会員セミナー 司会:玉本広人幹事
ロータリー情報委員会 三井章義委員長
 国際ロータリーではRLI(Rotary Leadership Institute)方式で行くことが去年の規定審議会で正式に決まりました。これは皆さんから発言してもらって、上から目線でなく、皆さんの話を聞いて、ということです。
 情報委員会はロータリーに関するあらゆる情報を伝えるべきで、このセミナーにも責任があります。平林会長が毎回ロータリーの歴史を話してくれていて素晴らしいと思います。3年ごとに世界中の代議員が集まってルールの再検討をします。その結果が「手続要覧」として本になります。最近は簡略化されてきて薄くなって、これに掲載されていないルールなどすべては「ロータリー章典」に書かれています。ロータリーには哲学・思想と組織としての運営との2面があり、いずれも疎かにしてはなりません。ロータリーには国際的なプログラムであるものと、米山のように日本独自のものがあります。米山は多地区合同奉仕活動とされ、国際的に認定されて大変評価の高いものです。
平林明会長
 米山奨学会の成立経緯を皆さん知っていますか?
三井章義委員長
 米山奨学会、「豆辞典」ですべてがわかります。1952年に東京RCで古沢丈作氏らを中心に立案、1953年から募金を開始しました。名前の由来の米山梅吉氏は三井銀行の方で、青山学院へ寄付し個人的にも留学生のお世話をし、米国でロータリーをみてぜひ日本にもと考え1920年日本のRCを創始した、など功績のあった方で、東京RCの先輩です。
なぜ外国人留学生支援なのか?
 それは二度と戦争の悲劇を繰り返さないという決意から、平和日本を理解してもらいたいという意思からです。最初の方はタイからで、当初アジアからの留学生を対象としたのは戦争の時に日本がアジアに進出して迷惑をかけたからとの考えです。
 奨学金には大学・大学院を対象とした「学部(YU)/修士(YM)/博士(YD)」、短大・高専を対象とした「地区奨励」、また現役奨学生の期間延長制度「クラブ支援」、来日前留学生向けの「海外応募者対象」、さらに「海外学友会推薦」もあります。
どうやって対象者が決められているか?
 指定校から推薦された候補者を面接選考して決定しています。
中国人留学生が多い点に関しては?
 米山の700人の奨学生の44%が中国からの方で、多い原因としては、日本にいる留学生13万人の64%が中国人であること、面接選考時に中国人は成績が良いこと、日本のことをよく知る中国人の活躍(弁護士の姫軍氏)などがあります。中国人は金持ちなのに、どうして奨学金を出すのかという意見もありますが、それは事実ではありません。多くの国から採用する努力をしています。米山の趣旨からは国による差異をつけない原則です。米山というのは、寄付の中でも目の前にその対象がいて分かり易いと思います。
三井章義委員長
 最後にCLPや組織のことですが、ロータリーの会員減少やガバナーを引き受ける人が出ない等を踏まえて変化してきています。ガバナー補佐をつくり、ガバナーは仕事をしやすくなり、そこからガバナーが選ばれるようになりました。
写真
セミナー風景@
写真
セミナー風景A


懇親会アルバム

<会場:玉屋旅館>

写真
三井章義会員 乾杯の発声
写真
懇親風景@
写真
懇親風景A
写真
懇親風景B
写真
全員で記念撮影
写真
二次会も盛り上がって
写真
翌日は朝食後散会

参加の皆様、大変お疲れさまでした。


←前週報へ   週報ホームに戻る   次週報へ→
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り3−2−9 ぬのはん 8:00〜18:00(月・金) <ぬのはんMAP>
TEL:0266-52-5500 FAX:0266-52-5636  E-Mail:suwarc@nunohan.co.jp
Copyright:(C)2014 Suwa Rotary Club. All Rights Reserved.