2,778回例会　2014.6.13（金）　　No.2,669

近隣の国々と問題を起こしている島々の領有権について何回かに分けてお話をさせていただきましたが、１１日にも東シナ海の公海上を飛行している自衛隊機に対して、中国軍の戦闘機が約３０〜４５ｍの距離まで異常接近したと防衛省が発表しました。日本の抗議に対して、すぐに中国側は反応しましたが異常接近がどのような状況であったかは、はっきりわかる時代であり、どうしてあのようなことを言われるのかなと思います。 　異常接近をした空域は米国が第二次世界大戦後に線引きをして以来、今日まで日本の防空識別圏として近隣諸国も認識する空域でした。近年になって、中国が新たに設定した防空識別圏と重なる空域で起きたことです。今後、大変な事態も起こりかねないかと心配しています。 　最近の中国の出方や行動を見ていると、中国は「本気」で自分たちの権利を主張し始めています。両国とも自国の領空を主張していますので、もし何か事故が起きた場合はどうするのか対応が心配です。今後、日本が集団的自衛権を国会で閣議決定される前に何らかの行動に出ようとする中国の戦略が見えてくるように思われます。 　このような時期であるにもかかわらず、日本の若者はサッカーのワールドカップで大騒ぎをし、メディアもワールドカップをはじめ、はしゃぐことには力を注ぎますが、こういう大事な問題への対応には、あまり積極的ではないように思います。

新入会員の藤井晴康さん

委員会報告

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ロータリー情報委員会 三井章義委員長

先日、地区委員長の役職等ロータリーを長く経験された方から、「ロータリーはポール・ハリスが初めから奉仕をしようという目的で集まった会なのです」というようなことを言われました。また「“ロータリーの友”には、『荒廃したシカゴで皆さんと一緒にちゃんとした公正取引をして、仕事上の付き合いがそのまま友情関係に発展するような仲間を増やしたい』と書いてあるでしょう」とも言われましたが、実はこれは違っています。 　ポール・ハリスはウォリングフォードという田舎町で育ちましたが、そこでは親戚や知人が大勢いて非常に良い関係で生活をしていました。シカゴの荒廃した地でも同じような生活ができれば良いと思い１９０５年の２月にロータリークラブを創立するわけですが、その年にドナルド・カーターという弁理士にロータリーへの入会を勧めたところ、彼から「自分達の仲間だけでいいことをして他の人のことなんか考えないようなグループはやがて消滅する」と言われ入会を断られました。そこでポール・ハリスは、やっぱり自分以外の人のために活動することが大事だと、はっと気がついて社会奉仕というような概念をロータリーに持ち込んだということです。そして翌年にはドナルド・カーターもその考えに共鳴をしてロータリアンになりました。 　このように長くロータリーを経験された方でもロータリーの原点のまた原点をご存じない方が意外に多いと感じました。一番先に行った社会奉仕活動は公衆便所がなかったシカゴで市役所にそれを設置したことですが、これが具体的な奉仕活動の第一号でありました。

三井章義委員長

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創立記念例会　創立５７周年

◇	会報・雑誌・広報委員会 小口秀孝委員長
	今日は創立記念例会です。会報・雑誌・広報委員会が担当させていただきます。「創立５７周年２０１３〜２０１４年朝倉・笠原年度の一年を振り返って」というテーマで、当委員会の加藤茂樹委員にスライドにまとめていただきましたので、これからご覧いただき１年間を振り返ってほしいと思います。

小口秀孝委員長

◇	「２０１３−２０１４年度を振り返って」　加藤茂樹会員
	２０１３年７月５日の初例会から２０１４年６月６日の直前例会まで、期中の行事も含めてスライド化し振り返りを行いました。詳しくは以下リンクを開いてご覧ください。

《クリックするとスライドを表示します》

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