2,727回例会 2013.04.26(金) No.2,618
司 会 |
折井俊美SAA
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ゲストビジター
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該当なし
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出席報告
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本日75.61% 14名欠席
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ラッキーナンバー
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No.33 松下正樹君
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ニコニコボックス 親睦・クラブ親善委員会 藤森省作副委員長
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先週の花見例会には大勢の会員、ご家族の皆様の御出席を頂きありがとうございました。おかげ様で盛大に開催でき、御礼申し上げます。
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小口寿夫君
おかげさまで、無事定年を迎えることができました。ありがとうございました。長期欠席申し訳ありませんでした。
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笠原宏文君
親睦委員の皆様、花見例会楽しませていただきました。有難うございました。又IMの写真有難うございました。
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藤森和敏君
環境・地域問題委員会の担当例会です。三宅会員に丸投げしました。
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有賀昭彦君
写真を頂いて有難うございました。
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山崎晃君
写真をいただいて。
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玉本広人君
IMパネルディスカッションの文字起しが皆様の御協力のおかげで無事終わりました。6月には報告書完成できると思います。
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古屋了君
IMの写真をいただいて。
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松下正樹君
本日都合により早退させていただきます。
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藤森省作君
結婚記念日にお花をいただいて。おかげ様で結婚50周年を迎え金婚式になりました。ありがとうございました。
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榎田誠一郎君
連続欠席申し訳ありません。
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松下正樹君
ラッキーナンバーに当って。
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会長告知 小口武男会長
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先週は家族例会でしたが、商工会議所の観桜会と重なり私も随分酔っており失礼しました。
さて、花も散り夏が近くなってきたという気がします。先日はボストンで事件があり驚きました。ボストン・マラソンのゴール付近で爆発があり、これはアルカイダが動き出したのかと心配しましたが、犯人はチェチェン人の兄弟でした。そのような事故が起きるとすぐテロだと頭をよぎるように、アメリカとイスラムの争いは根深いものがあると思います。そういう意味で宗教というものは大きな対立を生みます。
世界の三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教です。キリストの生まれは紀元前4年で信者は20億人います。イスラム教は2番目に多く13億人の信者がいます。570年頃モハメッドにより始まりました。仏教は3.6億人で紀元前5〜4世紀に仏陀が始めました。その他にもいろいろな宗教があり、一番古い宗教とされているのがユダヤ教です。これは紀元前20世紀頃始まっていますが、開祖はモーゼがイエスであったり、モハメッドがイエスであったりします。信者の数で3番目に多いのはヒンズー教で9億人おり、インド人の実に80%がヒンズー教徒です。
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面白いのはキリスト教ではプロテスタントとカトリックがあり、イスラム教でもスンニ派とシーア派が2大派閥です。仏教では大乗仏教と小乗仏教があり、それぞれ宗教は2つに分かれているということです。私の工場があるベトナムは大乗仏教です。大乗仏教は世界の中で日本とベトナムくらいしかないそうで、狂信的ではなく、日本で言えば八百万神を包含するような穏健な精神を持っています。そういう意味でベトナムは安心して仕事ができると思った所以です。
安岡先生は仏教について「われわれの経験するこの世界は複雑極まりない因果の世界である。因といっても無限の因があり、それが縁によって結ばれて、無限の果を生んでいく。この因果の法を悟って仏道を成せんとするのが小乗仏教である。小乗とは直接的で実践的なものである。それに対して理論的、哲学的に発達したものが大乗仏教である。大乗も小乗に基づかなければ空理空論。また、大乗を含まない小乗も発達がない」と言っています。
日本の仏教の始まりは、飛鳥時代の聖徳太子からとされています。聖徳太子は主に「妙法蓮華経」の『法華経』、禅宗が重きを置いている『維摩経(ゆいまきょう)』、婦人を対象にした『勝鬘経(しょうまんきょう)』の三つの経典を重んじたそうです。
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幹事報告 笠原宏文副幹事
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新入会員として太陽工業(株)の小平直史さんが4月19日の臨時理事会で承認されました。異議のある方は1週間以内に書面でお申し出ください。
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プログラム委員会より5月の例会予定を配布しました。
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新旧役員の引継ぎ会を5月10日(金)18:30から行いますので、新旧の各委員長、役員の皆様の参加をお願いします。委員長欠席の場合は副委員長の出席をお願いします。
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諏訪赤十字病院の90周年記念誌を回覧します。
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被災地義援金に対する感謝状が届きましたので回覧します。
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委嘱状授与
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2600地区から委嘱状が届きましたので、小口武男会長から安川英昭会員に授与いたします。
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・2600地区2013−2014年度地区指名委員会副委員長に委嘱
・2600地区2013−2014年度国際奉仕委員会カウンセラーに委嘱
・2600地区2013−2014年度地区諮問委員会委員に委嘱
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グラブフォーラム 環境・地域問題委員会
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藤森和敏 環境・地域問題委員長
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前段でご報告いたします。「やわらぎの像」と「空への像」は環境・地域問題委員会が担当ですが、4月20日(土)に水洗いして参りました。久しぶりに曲線美に触れ感激いたしました。
今日は環境・地域問題委員会の担当例会です。本日は中部電力諏訪営業所長の三宅会員に「再生エネルギーについて」お話しいただきますので、それぞれ勉強いただきたいと思います。
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卓話「再生可能エネルギーについて」
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中部電力(株)諏訪営業所長 三宅正人会員
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本日は少々電力会社からの立場でお話し申し上げます。
テーマ1:再生可能エネルギーの現状と将来性
《再生可能エネルギーの導入ポテンシャル》
太陽光、陸上風力、中小水力、地熱のポテンシャル数値について説明。この夏中部電力が用意している発電能力は2,800万kWです。規模感では太陽光、陸上風力が桁違いのポテンシャルに見えます。
《太陽光発電のポテンシャル(日本)》
中部内陸と太平洋に面した地域が条件の良い所です。
《風力発電のポテンシャル(日本)》
北緯40度以北の東北北部から北海道が年平均風速6.5m/sの地域として適地とされます。
《風力発電の現状》
狭小国土において、平野部の適地は少なく山岳部はアクセスコストの増加や公園指定地域が多い。環境影響として低周波騒音、バードストライク、景観、シャドーフリッカーが発生しています。
《洋上風力の現状》
欧米では個別漁業権がない遠浅海域に導入が進んでいます。日本では適地が少なく、漁業権の調整や台風、地震対策など自然条件が厳しい。
《地熱発電の現状》
ポテンシャルは高く、資源量は世界第3位。設備容量は53万kWで世界第8位。
《バイオマス発電の特徴》
廃棄物系等は発熱量が低い、水分が多い、収集コストが高い等の課題が多い。
《各電源の発電コスト》
1kWあたりの発電コスト比較では、LNG火力は11円で低い。風力と太陽光は現状コスト高ですが高効率化、設備コストの低化により改善が期待できます。
《新エネルギーのエネルギー密度》
100万kW級原子力発電所の年間電力量を賄う太陽光発電の規模は山手線内の面積(67Km2)に匹敵します。風力発電では山手線内の面積の3.5倍が必要です。
《新エネルギーの出力安定性》
気象条件により変動が大きいので大型の蓄電池設置が必要です。
《周波数変動の課題》
周波数の安定確保には日々利用量の変動に合わせ、水力・火力の出力量を調整しています。自然エネルギーではより変動幅が増すため調整用電力の確保が課題です。
《新エネルギー導入課題のまとめ》
経済性、出力安定性、利用効率等の課題解決が求められています。
《太陽光発電の大量普及時の課題》
《配電線電圧の上昇》
太陽光発電が電力系に逆潮流して電圧が上昇します。適正電圧範囲101±6V(95V〜107V)の確保が課題です。
《余剰電力の発生》
需要時間帯により余剰電力が発生。周波数、電圧上昇の要因となります。
《電圧上昇などへの対策》
蓄電池の活用、パワーエレクトロニクス機器の開発が進んでいます。
《出力変動・余剰電力対策》
蓄電池を活用して充電と放電をコントロールします。
テーマ2:エネルギーの現状と課題
《日本のエネルギー事情》
日本のエネルギー自給率は4%。中国、アメリカ、ロシアの自給率が高い。
《日本が抱えるエネルギーリスク》
資源に乏しく、入手するエネルギーが中東など特定地域に偏っています。
《日本の化石燃料輸入における中東依存》
中東等の政治情勢、紛争、原油価格変動などのリスクがあります。石油はホルムズ海峡依存度が83%。中部電力のLNGはホルムズ海峡依存度が40%。
《日本の発電電力量構成比の推移》
オイルショックの反省を踏まえ、LNG、原子力のベストミックスを進めてきました。
《原油価格の推移》
政治情勢、マーケットの好不況により価格は大きく変動してきました。
《世界のエネルギー消費の見通し》
新興国はエネルギー消費が拡大しています。
《まとめ》
電力供給の安全+安定性・経済性・環境性を目指しています。電力供給に関する基本スタンスはS(安全)+3E(安定性・経済性・環境性)の同時達成です。これからもお客様からの厳しい声に真摯に対応して参ります。
ソチ冬季オリンピックを目指しているカーリング「チーム長野」へのご声援をよろしくお願いします。
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三宅正人会員
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再生可能エネルギーについて
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