riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,711回例会 2012.12.14(金)  No.2,602


司  会 折井俊美SAA
ゲストビジター 該当なし
出席報告 本日79.55% 11名欠席、前回訂正90.91% 6名欠席
ラッキーナンバー No.23 三澤清司君

ニコニコボックス 親睦・クラブ親善委員会 岡村裕司委員長
藤森郁男君
バスハイクの写真ありがとうございます。
三澤清司君
忘年会出席できませんので今日が今年最後の例会です。皆さん良いお年をお迎えください。
尾町毅君
今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。本日はユーザ協会についてご案内させていただきます。
岩波寿亮君、高橋正司君
結婚記念日の素敵なお花をいただきました。ありがとうございました。
山崎晃君、古屋了君、松下正樹君
本日中途退席させていただきます。
三澤清司君
ラッキーナンバーに当って。

会長告知 小口武男会長
 本年も残り少なく、いよいよ2012年も終わりが近づいてまいりました。ロータリーもあと一回クリスマス例会を残すだけとなりました。
 この時期は一年の締め括りと一年の始まりを考えて過ごします。安岡先生も「師と友」の中で「年を送る」を記しています。年の暮れと年の初めは繰り返しますが、芭蕉門下の露川の「来年は、来年はとて暮れにけり」の句をもじると「今年も、今年もまた暮れにけり」=来年は何をしようと思うけれども、また過ぎてしまい、また来年が来るということです。川柳の名句には「使うべき、金は使われ暮れにけり」=使うべき金を貯めておいたが、使われずに何処かに行ってしまい年が暮れた。また,芭蕉の句に「うかうかと、年寄る人や古暦(ふるこよみ)」=本当にうかうかしているとどんどん時は流れて行ってしまうということです。
 安岡先生はうかうかせず充実した日々を送るための指針に「人生の五計」があると言っています。第一は「生計」、第二は「身計」、第三は「家計」、第四は「老計」、第五は「死計」です。
・「生計」は、いかに行くべきかという事で普通は暮らしや経済的な意味で使われますが、本質的な生き方のことです。安岡先生は「朝こそすべて」と言われていますが、中国清朝末期の偉人曾国藩は「黎明即起し、醒後霑恋(せいごてんれん)する勿れ」(夜が明けたならすぐ起きる、目を覚ましたらぐずぐずしない、子供は目を覚ますと跳ね起きるがこれが健康な証拠である)のように大事なのは黎明即起し、醒後に何をするかだと言っています。
・「身計」は、我々の社会生活のあり方をどうするか、何をもって世に立つか、いかなる職業、価値観を持って生きていくかということです。
・「家計」は、家庭というものをどのように営んでいくかです。
・「老計」は、いかに年をとるかですが、世間の人はほとんどこの問題を考えておりません。せいぜい貯蓄や健康維持といった程度です。やはり「老」たるものの価値を生かしていかなければ、ただ寂しく年をとるにすぎないと言っています。
・「死計」は、我、いかに死ぬべきや。死計に対する思索でもっとも発達しているのは仏教です。儒教ではどのように生きるか「生」が本質です。儒教を代表する「易」も「生の道」を説いており、これも深く味わいがあります。
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幹事報告 笠原宏文副幹事
理事会の決定事項についてお話しします。
@IMのタスキ100本を作ることにしました。
A長田幹事へのお見舞いが決定しました。近況はご自宅で元気に過ごされているとのことです。
IRより「作次作戦」ということで地域を越えて会員増強を図ることとなりました。全国の知人を紹介していくシステムです。
バキオ基金より寄付のお願いが来ています。
地区から米山記念奨学生選考委員の委嘱状が来ました。会長より三井章義パストガバナーにお渡し頂きます。
本日の卓話はロータリーについて三井章義会員からお話しいただきます。
本日例会終了後、臨時理事会を開催します。

委員会報告
IM実行員会 増澤洋太郎委員長
 IM実行員会よりお願いを申し上げます。
 12月10日会長に同行いただき岡谷エコーRCにIMのPRを行い諏訪6グループすべて終了しました。2月17日に向け、各副実行委員長を中心に各係の打ち合わせをしていただき落ちのないようにして下さい。2月早々にIMに向けた例会を開催しますのでよろしくお願いします。

尾町毅会員
 本日は日本電信電話ユーザ協会の紹介をさせていただきます。
 日本電信電話ユーザ協会は、1976年(昭和51年)に設立され、インターネットの普及に伴い、新しい情報通信サービスに関する最新の動向をお届けするとともに、情報リテラシーの向上とCS経営の推進を図るため人材育成のお手伝いをしています。会員数は全国で74,000社、長野県内では2,473社、諏訪地区では272社でございます。諏訪ロータリーの中では16社の皆様にご加入いただいております。
 さて、皆様のお手元に月刊誌の「テレコム・フォーラム」を配らせていただきました。今月の「経営のヒント」は高島産業さんのご好意により取材をさせていただきました。12頁をご覧ください。小口社長に創業からの歴史や経営の理念などを熱く語っていただきました。
 折込のチラシは今後予定しているセミナーになります。ビジネスマナーについては新入社員向けの初級から中堅・ベテラン社員を対象とした上級コースまで実施しております。参加いただいた皆さんから大変ご好評をいただいています。年会費は僅か3,600円ですので、社員の皆様の研修の場として活用いただければ幸いです。

グラブフォーラム 年次総会
小口武男会長
 いよいよ半分過ぎたなと感慨がありますが、今日は年次総会です。次期役員、理事を発表させていただきたいと思います。本日は平林明副会長に司会をお願いします。

平林明副会長
 2015−2016年度会長、2014−2015年度の幹事を発表します。選考については河西正一選考委員長から経過報告並びにお名前を発表していただき、新役員からご挨拶を頂戴します。

河西正一選考委員長
 去る11月12日(月)に歴代会長による指名委員会が開かれ次期副会長、次期副幹事が決まりましたので発表します。
・次期副会長 早出由男会員
・次期副幹事 玉本広人会員
お二人が指名され先週の理事会において承認されました。
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河西正一選考委員長

早出由男次期副会長
 この度、次期副会長その後の会長を要請されました。これを機会に勉強させていただき、当クラブに貢献できるように頑張っていきたいと思いますのでよろしくご指導のほどお願いいたします。
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早出由男次期副会長

玉本広人次期副幹事
 平林明さんが会長の時の幹事をご指名いただきましたので快く引き受けさせていただきました。来期笠原宏文幹事の下一年間勉強させていただき、その後は平林明会長の手足となって頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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玉本広人次期副幹事

朝倉英仁会長エレクト
2013−2014年度の諏訪ロータリークラブの役員を発表します。
・直 前 会 長  小口武男会員
・会 長エレクト  平林 明会員
・副  会  長  早出由男会員
・会     計  松下正樹会員
・理事:社会奉仕  岩波寿亮会員
・理事:職業奉仕  藤森和敏会員
・理事:国際奉仕  高田稚彦会員
・理事:新世代奉仕 竹上幸浩会員
・副  幹  事  玉本広人会員
・S  A  A  河西正一会員
・副 S A A  伊藤武利会員
・監     事  安川英昭会員
・監     事  藤森吉三会員
最後に幹事の笠原宏文とわたくし朝倉英仁が一年間担当させていただきます。

 C.L.P研究会は来年度4月に地区諮問委員会にて諮問されますが、諏訪ロータリークラブもC.L.P組織に変更していかなくてはいけない中で森幸俊座長の下、委員会で練っていきます。現在の定款や組織が大きく変わると思います。
 私どもの年度では「毎週の例会にまた行きたい、いつも行きたい」というような楽しい例会にしていきたいと思います。ホットニースとして9月23日に秦野RCに招待されましたが、その中で「諏訪湖花火大会」へのご招待の話が出ました。平林会員、森会員にご尽力いただき宿泊が確保できました。そんなことで内に外に頑張ってまいりますのでよろしくお願いします。
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朝倉英仁会長エレクト

会員セミナー 
ロータリー情報委員会 三井章義委員長
 ただいま総会で素晴らしいメンバーが承認され誠におめでとうございます。おそらく来年は素晴らしいロータリー活動ができると思いますが、地区を見ると古いクラブほど実際の奉仕活動が少ないような印象です。新しいクラブは非常に活発です。近くでは諏訪湖RC、大社RCが頑張っています。当クラブは新しいメンバーが多く若い人が多いので来年は期待できると思います。
 当クラブは3年未満の会員が30%を超えているということで、ロータリーの基本について話をしてほしいとの要望がありました。今日は「ロータリーの友」の4頁に「ロータリーとは」の記事がありますので触れたいと思います。
《ロータリーの誕生》
 20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。
 ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に耐えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名づけられたものです。
 こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。
 これがロータリーの原点と言われています。
 ポール・ハリスは昭和の初め一度日本に来ています。その時ある日本人が質問しました。「ロータリークラブをどんな考えで作ったのか?」ポール・ハリスは「友達がほしかったのです」と答えたそうです。原点はそこにあります。ポール・ハリスが少年時代育った田舎町は、大人も子供も皆顔見知りで大変仲の良い村でした。それを荒れたシカゴの街の中に作りたいというのがハリスの理想でした。私はやはり友達を作ることが原点だと思います。
 私は1993−1994年のガバナーをさせていただきましたが、翌年の1994−1995年の国際ロータリーの標語が「Be a Friend(友達になろう)」でした。私は正にBe a Friendがロータリーの原点だと思います。この諏訪クラブはいろいろな職業の方がおられますから、皆が友達になろうという気持ちが一番大事だと思います。私は入会して45年目になりますが、諏訪クラブは和気あいあいとしていますし品位もあると自負しています。諏訪クラブの良さは、日本中のクラブに胸を張ってもいいと思います。「皆が友達になろうという気持ち」をこれからもずっと重点を置いてほしいと思います。
《ロータリーの綱領》
 ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹、育成することにある。として4項目ありますので皆さん読んでほしいと思います。以前は4大奉仕でしたが、現在は新世代が加わって5大奉仕になりました。ここ数年研究していることは、英語を日本語に訳した時、かなり難しい訳し方をしています。綱領も標語も和訳の仕方でずいぶんニュアンスが違ってきます。いろいろな意見が出ていますが「ロータリーの友」をご覧いただくとお解りいただけると思います。
 綱領の下に四つのテストがあり「言行はこれに照らしてから」とあります。1.真実かどうか、2.みんなに公平か、3.好意と友情を深めるか、4.みんなのためになるか をいつも思いながら行動してほしいと思います。ロータリアンの行動理念にはこの四つのテストが規範として使われています。
《ロータリーの標語》
 第一標語と第二標語があります。ひとつの団体が結成されるためには理念と目的がなければまとまりません。これをロータリーでは哲学と実践倫理と呼んでいます。
第一標語は「Service Above Self(超我の奉仕)」です。
第二標語は「He Profits Most Who Serves Best(最もよく奉仕する者、最も多く報いられる)」です。
 奉仕は報酬、見返りを要求するものではありませんから「報いられる」は適当でない。訳し方の問題です。最近発見したのですが大変よく訳してある文書を見つけました。これは「大連宣言」というもので、1928年(昭和3年)7月、日本、満州、朝鮮、樺太、千島、台湾をテリトリーとして、第70地区が初めて設置されました。米山梅吉スペシャルコミッショナーが初代ガバナーに就任し、その年の12月に大連ロータリークラブが誕生しました。その時に作られた大連宣言は、クラブの理念と目的を明らかにするために5条から成っています。その中の第2に大変素晴らしい和訳があります。「成否を日うに先立ち退いて義務を尽さむことを思い進んで奉仕を完うせんことを念う。自ら利するに先立ちて他を益せむことを願う。最も能く奉仕する者、最も多く満たされるべきことを吾人は疑わず」=自分が人のために奉仕をすれば、自身が満たされると言っています。
私はこれが大変良い和訳だと思います。
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三井章義委員長


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