riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,671回例会 2012.01.27(金)  No.2,562


ピアノ名器を聴く例会
会 場 日本精機工業梶i濱 一社長)様 社屋
司会進行 プログラム委員会 八幡一成委員長
ゲストビジター ピアニスト 久元祐子さん

会長告知 河西正一会長

 本日は「ピアノの名器を聴く例会」と言うことで皆さんお楽しみにしていたのではないかと思います。 諏訪クラブの会員の中には音楽に対して造詣の深い方が多くいると思います。
 心豊かなひと時を過ごしていただければと思います。


幹事報告 伊藤武利幹事

次回の2月3日の例会は小松ガバナー補佐とIMの小笠原実行委員長をお招きしてあります。会員の 出席をよろしくお願いします。



クラブフォーラム プログラム委員会 八幡一成委員長

 今日は有賀会員からご紹介をいただき、この例会を計画させていただきました。
 皆さんのお手元に資料を配布させていただきました。長野日報に掲載されたピアノ購入に関わるエピソードと本日演奏していただく久元 祐子さんのプロフィールが掲載してあります。

<長野日報掲載(2011/7/14)>

「ウィーンの響き諏訪で 諏訪響音楽監督の浜さんがピアノ名器購入」

 諏訪交響楽団音楽監督、常任指揮者を務める浜一(はじめ)さん=諏訪市中洲・日本精密工業且ミ長は、オーストリア・ウィーンのコン ツェルトハウスで活用されていた1939年製のピアノ「ハンブルグのスタインウェイ タイプD」と、マニアの間では注目度の高い04 年製の「ベーゼンドルファー モデル210」を購入した。2台とも「ウィーンの歴史的文化財」と言われる。スタインウェイは同社のサ ロンに置きコンサートなどに無料で貸し出し、「ウィーン文化を諏訪で引き継ぎたい」としている。
 ピアノを買い求めに行くピアニスト・久元祐子さんに同行した。偶然訪れたピアノリペア名門店ライジンガーで、購入した2台とであっ た。「しばらく立ち止ったまま動けなくなり、音楽の神様が授けてくれた縁を強く感じた」という。その場で購入の話を進めた。
 スタインウェイの銀盤は木象牙と黒檀(コクタン)。フリードリッヒ・グルダやアルフレート・ブレンデルなどのピアニストの巨匠が演 奏、メンテナンスは毎日行われ、常に良好の状態が保たれていた。浜さんは「歴史的ピアノは使ってこそ価値がある」と考え、誰でも使 いやすい現在の食堂サロンに置いた。同社がかつて精密機器を置いていた場所で、床が丈夫で西欧の室内会場に近い響きが得られる。設置 に当たり照明や壁面や改装、客席は60余席を確保した。
 久元さんは「名だたるピアニストの黄金期に使われ、演奏者「気」が入っていると演奏を心待ちにしている。
「諏訪の音楽文化の拠点にしたい」とピアノ、会場は無料で貸し出し、調律のみ使用者に負担してもらう予定だ。

久元祐子さんプロフィール

 ・東京芸術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)を経て、同大学大学院修士課程修了
 ・全国各地、海外でリサイタルを開催
 ・現在国立音楽大学音楽部准教授、セレモアコンサートホール武蔵野顧問、日本ラトヴィア
  音楽協会理事、PTNA((社)全日本ピアノ指導者協会)正会員
 ・CD、著書多数出版

例会演奏曲名

 ・エリーゼのために(ベートーベン)
 ・愛の夢(リスト)
 ・なぐさめ(リスト)
 ・別れの曲(ショパン)
 ・革命のエチュード(ショパン)
 ・別れのワルツ(ショパン)
 ・子犬のワルツ(ショパン)

 ※当時のウィーンやパリにおけるサロンでの演奏会の様子や、世界の音楽家を代表する
  ベートーベン・リスト・ショパンなどのエピソードを紹介しながら、名器を演奏をさ
  れました。



ピアノ名器を聴く例会アルバム

<会場:日本精機工業蒲l 社屋>



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河西会長挨拶
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スタインウェイ タイプD


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久元祐子さんご挨拶
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見事な演奏


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真剣に聞き入る会員
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音楽家のエピソード紹介


久元さんの見事な演奏と歴史的な名機の音色に満喫した例会でした。


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