riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,665回例会 2011.12.02(金)  No.2,556


司  会 藤森和敏SAA
ゲストビジター 米山奨学生 宋寒さん
誕生日 河西正一君、古屋了君、松下正樹君
結婚記念日 宮坂直孝君、小口寿夫君、岩波寿亮君、折井俊美君
出席報告 本日80.95% 15名欠席 前回訂正91.49% 6名欠席
ラッキーナンバー No.24 森幸俊君

ニコニコボックス

 古屋了君・折井俊美君・藤森和敏君
  12月に入り寒くなりました。
 古屋了君
  河西会長おめでとうございます。お嬢様の花嫁姿拝見して。
 藤森省作君
  連続欠席深謝。りんごの収穫が11月末に完了。本年は春先の凍霜害・開花中3日連続
  降雨・台風等大変な年でしたが、品評会ではサンふじで特等賞を頂き感謝。
 八幡一成君・伴在賢時郎君
  本日はプログラム委員会担当例会です。
 森幸俊君
  ラッキーナンバーに当たって。


会長告知 河西正一会長

 皆さんこんにちは。本日雪が降るなど12月に入り急に寒くなりました。私も冬タイヤへの交換やインフルエンザ予防接種を行いまし た。
 本日は私の本業であります「羊羹(ようかん)」についてお話します。羊羹は、一般に小豆を主体とした餡を型に流し込み寒天で固めた 和菓子です。寒天の添加量が多くしっかりとした固さの煉(ねり)羊羹と、寒天が少なく柔らかい水羊羹の二種類があり、単に「羊羹」と 称した場合は煉羊羹を指すことが多いです。寒天で固めるのではなく、小麦粉や葛で固めたものは蒸羊羹と呼ばれます。もともと中国料理 で、羊の羹(あつもの)と書き、これは羊の肉を煮たスープ状のもので、煮凝り的に固まったものが羊羹のはじまりです。日本には鎌倉時 代から室町時代に禅僧によって伝えられましたが、禅宗では肉を食べることができないので代わりに小豆等を入れて固めたものが羊羹の原 型です。
 最初に羊羹ができた時代には2つの説があり、江戸時代の前1589年に和歌山の駿河屋岡本善右衛門が煉羊羹を作ったというものと、 18世紀後半に江戸で菓子職人の喜太郎という人物が初めて作ったというものです。ただ、寒天はいつの時代に作られたかというと、 1615年頃にところてんを外に出して偶然固まってできたという説がありますので、羊羹は後者の説である江戸時代に作られたというの が有力です。羊羹については、江戸時代の書物に羊羹を実際に販売していた人の記述があり、そのころ煉羊羹は蒸羊羹の2倍ほどの値段で 非常に高価なものだったそうです。その店では3cm×18cm×厚さ3cmの煉羊羹が1日に800〜1,000棹(さお)売れたそうで、高く とも人気があったようです。 素材
 羊羹を棹の単位で呼ぶのは、昔は固める型が舟と呼ばれたためで、当時は18cm×36cm×厚さ3cmのものを 12等分に切り分け、それを1棹としたそうです。ちなみに私のところでは、15cm×50cm×厚さ3cmのものを木の舟に流し込み、それ を10等分に切り分けて15cm×5cm×厚さ3cmとしています。他では羊羹を真空パックに入れている店がほとんどですが、うちの場合は 舟に流して作っていますので真空パックは使っていません。その分、日持ちがしないため皆さんにはちょっとご不便をかけます。
 羊羹の材料は、小豆のほかに砂糖・寒天などがありますが、その辺の話はまた別の機会に。


幹事報告 伊藤武利幹事

宋寒さんお久しぶりです。
安川会員にロータリー財団および米山奨学会より感謝状が届いています。本日会長より手渡しいただ きます。
諏訪地域献血推進協議会よりティッシュペーパーが沢山届いています。
岡谷ロータリー他からウィークリーが届いていますので回覧します。
先般の諏訪グループ会長・幹事会での報告漏れが1件あります。岡谷クラブより、ガバナー補佐の担 当順番が山崎晃会員の翌年にあたっていますが、次期ノミニーが岡谷から選出された関係で、一度外してほしいとの申し出があり、了承さ れていますので報告します。

米山奨学金授与 

◇米山奨学生 宋寒さん
 奨学金ありがとうございました。
 昨日大学で初雪を見ました。本格的な冬に入ったと思いました。これからクリスマス・お正月と楽しみが続きますが、皆さまにとっては お忙しい年末ということで、お身体に気をつけていただきたいと思います。
 11月8日に折井さんに付き添いいただき伊那中央ロータリークラブを訪問・卓話をしました。本のプレゼントもいただき大変感謝して います。今年一番の贈り物は諏訪ロータリークラブの皆さまとの出会いです。
 来年もよろしくお願いいたします。

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     安川会員に感謝贈呈             宋寒さん挨拶

委員会報告 

◇親睦・クラブ親善委員会 玉本広人委員長
 今月16日の忘年例会は現在30名ほど参加予定です。未連絡の方はお願いします。

◇55周年記念事業実行委員会 朝倉英仁委員長
 記念誌原稿について5名の方から提出いただきました。まだの方も12月末までにはお願いします。「55年の歩み」という形で作る 予定です。家族写真についても、横長のものを2〜3言のコメント添えて来年1月末までに提出ください。


クラブフォーラム 卓話

 プログラム委員会 伴在賢時郎副委員長 「2011年を振り返って」

 今年はまさに「激動の年」。災害が多発し、政治・経済、社会のあらゆる面で注目される出来事が目白押しで、県内や諏訪地区の動きは かすんでしまったという感じがします。項目ごとに振り返ってみたいと思います。

災害に始まり災害に振り回された1年で、社会不安も増幅された年でした。
まずは地震。3.11の東北大震災。巨大津波による沿岸の町の壊滅的な被害。何よりも東電福島第1原発の全電源喪失によるチェルノ ブイリ級「レベル7」放射線事故。その影響の大きさは皆さんご存知のとおりです。国内では長野北部や松本での直下型地震、海外ではニ ュージーランドやトルコ東部で大地震が発生し、日本人を含む多数の犠牲者が出ました。
次に今年は水害の年でもありました。タイ全土で過去50年間で最悪の洪水発生、日経企業320社に大打撃。国内では7月に福島・新 潟で記録的豪雨、9月には台風が2度日本を直撃し大きな被害が出ました。海外ではタイのほか、ラニーニャ現象でオーストラリア・ブラ ジル・スリランカなど南半球の多数の国々で被害が出ました。
その他、国内では年明け早々の記録的な大雪で、漁船沈没や大停電など各地に様々な被害が出ました。
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伴在副委員長による卓話
次は、印象的だった日本国内の政治経済の混迷ぶりです。菅首相の粘り腰というか、往生際の悪さ・したたかさが目立ちました。
また今年は選挙の年でもありました。2月の名古屋市長選・愛知県知事選、11月の大阪都構想をめぐる大阪市長選・大阪府知事選での橋 本氏側の圧勝。諏訪地区では山田諏訪市長の4選、柳平茅野市長の再選などがありました。
円高も進行し、政府日銀の大規模な市場介入もありますが日本企業の苦境も続いています。世界的な株の乱高下、日本国債の格下げ、ガソ リン高騰、TPP参加表明など、不透明感が続きそうです。
次は海外の話題。
アラブの春到来。政権崩壊カスケード現象が起こりました。チュニジアに始まった中東・北アフリカ反政府デモがエジプト・イエメン・リ ビアなど各地に拡大。次々と現政権が崩壊しました。また、テロも続発しており、特にイラクでの連続自爆テロは目を覆いたくなるほどで 相次ぐ自爆テロにより200人以上が死亡しました。他にもモスクワ・ベラルーシ・ノルウェー等でのテロ発生、米軍によるアルカイダ指 導者ウサマ・ビンラーディン容疑者殺害もありました。
次にスポーツの話題を。
大相撲では八百長問題により春場所が56年ぶり2度目の中止や力士23人を処分。
女子サッカー「なでしこジャパン」がW杯で初優勝し、国民栄誉賞を受賞。五輪切符も獲得しました。
プロ野球では読売巨人軍に「清武の乱」発生。ソフトバンクの日本一、横浜ベイスターズがDeNAに身売り。セ・パ両リーグの4球団が 監督交代などがありました。
社会面の話題としては、昨年末からのタイガーマスク名義による匿名寄付から始まり、鳥インフルエンザ発生、ソニーでの7,700万件以 上の個人情報流出、サイバーテロ攻撃、立川市の警備会社6億円強盗事件、国産スパコン「京」が演算速度世界一を奪回、ソユーズ打ち上 げ成功し古川宇宙飛行士が5か月半の長期滞在、オリンパス粉飾決算発覚等々、多岐にわたる出来事がありました。
今年はヨーロッパ経済危機など多くの問題がありましたが、来年は是非良い年になればと願っています。


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