2,664回例会 2011.11.25(金) No.2,555
司 会 |
高橋正司副SAA |
ゲストビジター |
やつがね歯科医院 院長 中村達弥様 |
出席報告 |
本日80.43% 12名欠席 前回訂正82.61% 11名欠席
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ラッキーナンバー |
No.11 関口良一君 |
ニコニコボックス
平林明君・藤森貞雄君 中村先生ようこそ。卓話よろしくお願いします。
山崎壯一君 結婚記念日の花束感謝。信濃毎日新聞社賞をサンメディカルが受賞しました。
中島伸一君 55周年記念事業図書贈呈式に感謝。式典に向けよろしくお願いします。
河西正一君 娘が結婚し肩の荷が一つおりました。引き続きアロー設計で働かせていただきます。
藤原吉彦君・宮島康君・太田信男君・三澤清司君・高橋正司君・長田司君 結婚記念日の花束感謝。
折井俊美君・玉本広人君 関口会員より写真感謝。
小口武男君 連続欠席深謝。関口会員より写真感謝。
小口秀孝君 長期連続欠席深謝。
増澤洋太郎君 2週連続欠席深謝。
小口寿夫君 本日早退深謝。
関口良一君 本日早退深謝。ラッキーナンバーに当たって。
会長告知 河西正一会長
皆さんこんにちは。やつがね歯科医院の中村先生、ようこそお越しいただきました。
一昨日の「勤労感謝の日」は新嘗祭(にいなめい)の日でもあり、諏訪大社秋宮に行ってきました。宮司さんを先頭にして伊勢神宮に
お参りに行く形を作り、お参りと拝殿での儀式を執り行いました。宮司さんからは、本来は皇室行事ではあるけれども収穫に感謝すると
いう気持ちが無くなってきて嘆かわしので、皆さん感謝する気持ちを起こしましょうというお話がありました。
本日は緊急地震速報についてお話します。緊急地震速報とは、地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析し、震源
地域や規模をただちに想定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせるものです。
地震には縦波・横波があり、その伝搬速度差を利用して、後から到達する大きな揺れの横波の到達時刻
を推定するというものです。一般的に警報と予報があり、テレビでいう警報は、何か所もの地震計のデータを解析したもので、震度5以上
が予想される時に警報を出すというものです。松本地震の場合、地震発生から3.6秒後にコンピュータへの第一報が観測され、テレビで
の警報は発生後36.8秒後でしたが、もうこの時には横波は既に諏訪を通り越して千葉や滋賀県まで到達していたことになり、速報は震
源から離れた地域でのみ有効なようです。 |
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速報の課題としては、時間的に間に合わない場合があること、ノイズによる誤報があることです
。気象庁の見解として、警報を見聞きしてから揺れが来なくても1分間程度は身を守る行動をとるようにとのことです。ちなみに私は10
数えています。
地震に遭遇した場合は是非対処をお願いします。
幹事報告 伊藤武利幹事
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中村先生ようこそ。よろしくお願い致します。 |
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私事ですが得意先との間の話題として、先般バスハイクで行った「高橋まゆみ人形館」の話がでまし
た。老夫婦のにこやかな表情の人形がありましたが、ふと足元を見るとおばあさんが靴とサンダルを片方づつ履いており、認知症を表現し
ていることに気づかされ少し涙ぐんでしまいました。私にも94歳の母がおり、人形館で思わず写真集を買ってきました。ご覧になりたい
方はどうぞお知らせください。 |
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地区事務所より長田会員に対し、米山奨学生選考委員への委嘱状が届いています。本日会長より手渡
しいただきます。 |
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タイ洪水に関する寄付依頼について、一挙に24,000円集まりました。 |
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日赤の小口会員より、新棟建設工事竣工の内覧会案内をいただいています。
12月26日15時からセレモニーです。出席いただける方はFAXにて連絡をお願いします。 |
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諏訪商工会議所より新年会案内が来ました。会長に出席いただく予定です。 |
クラブフォーラム
◇社会奉仕委員会 平林明委員長
皆さんこんにちは。本日は社会奉仕委員会担当例会として、東日本大震災で検視歯科活動に従事された「やつがね歯科」医院長の中村先
生にお越しいただきました。中村先生は茅野ロータリークラブに1ヶ月前に入会されました。お手元に配布した歯ブラシは、中村先生より
義援金活動の一環として提供いただいたものですので義援金のお気持ちをお願いします。
「東日本大震災における検視歯科活動」ということで卓話をよろしくお願いします。
卓話
やつがね歯科医院長 中村達弥様
皆さんこんにちは。茅野で歯科医院を開業しています。震災直後に石巻へ遺体の身元確認作業に行ってきました。目の前に広がる被災地
の悲惨な光景に声も出ないほどの大変なショックを受けました。さらに検視を行う遺体安置所では、目にしたものをはるかに凌ぐ切ない光
景がありました。そこで見てきたものや感じたことを少しでも皆さんにお伝えできればと思います。
中村さんによる卓話 |
最新の被害状況で死者約16,000名、行方不明者3,600名もみえます。諏訪の地域に当てはめると3人に1人の割合で亡くなっ
たことになりますが、数字には表れないところで深い傷を負った人がたくさんいるのも事実です。被災地ではご遺体が発見されたことが
「よかった」ことになってしまう複雑な状況にあります。
今回は身元不明のご遺体の歯を調べるため、長野からは4名が現地へ派遣されました。3月19日に召集連絡がありましたが、場所・期
間ともはっきりしない状態であり、現地での生活もサバイバルになること覚悟の派遣でした。 |
歯科検視の必要性としては、残された人々が次の一歩を踏み出せるようご遺体を帰してあげることと、何よりも、亡くなった方が何処の
誰かも分からない状態で荼毘に臥されることは絶対あってはならないという想いからです。それが歯科医の務めでもあると思います。現地
では石巻市で1週間活動しましたが、寒さや余震で眠ることもままならない状態での活動でした。本日は、身元不明のご遺体が集められた
市場跡での身元確認作業状況の一端を写真で紹介しましたが、お見せできないほど悲痛な状況が沢山ありました。
今回の体験から学ぶことは、自然にはかなわないため危機管理体制を整えること、人の命は儚く、いつ何が起こるか分からないため、日
々の何気ないことに幸せを感じ、感謝の気持ちを忘れずに生きていくことが大切だということです。
皆さんには、この災害を絶対忘れないようにしていただきたいと思います。
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