riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,663回例会 2011.11.18(金)  No.2,554


司  会 藤森和敏SAA
ゲストビジター 2005-06ロータリー財団奨学生 渡邉太郎様
出席報告 本日63.41% 23名欠席 前回訂正71.74% 16名欠席
ラッキーナンバー No.24 平林明君

ニコニコボックス

 八幡一成君・伴在賢時郎君
  プログラム委員会担当例会です。渡邉様ようこそ。卓話よろしくお願いします。
 笠原宏文君
  親睦委員会の皆さん、バスハイク感謝。また楽しい企画お願いします。
 小口寿夫君
  連続欠席深謝。
 細川昭八君
  結婚記念日(金婚式)の花束感謝。
 安川英昭君
  結婚記念日の花束感謝。
 親睦委員会一同
  バスハイクへの参加感謝。
 平林明君
  ラッキーナンバーに当たって。


会長告知 河西正一会長

 皆さんこんにちは。元財団奨学生の渡邉さん、お越しいただきありがとうございます。
 11月13日(日)はバスハイクに行ってきました。参加人数が16名と少し寂しかったのですが、飯山・戸隠へ行き、「高橋まゆみ人 形館」を見てきました。人形館をまだご覧になっていない方には是非お勧めします。親睦委員会の皆さんありがとうございした。また、 15日(火)に55周年記念事業として図書贈呈式を諏訪西中学にて行いました。多数参加いただきありがとうございました。
 昨日がボージョレーヌーボーの解禁日でした。ボージョレーヌーボーは、ボージョレー地区で収穫したブドウをその年に使って作った ワインのことで、元々はその年の収穫に感謝し、作柄を確かめるために作ったものです。
 通常のワインが房から実を採るのと異なり、直接 房のままタンクに入れその重みで発酵させたもので、タンニンが少なく綺麗な色が出て新酒の状態でも飲めます。
 白は認められず、赤かロゼがほとんどです。解禁日については、昔フランスでは軍隊供給のため12月15日まで販売禁止の政令が出て いました。ボージョレーの生産者が当地区だけでも早く解禁するよう請願した結果、一時は11月13日解禁となりましたが、その時期に 色々な休日があり13日に飲めない年もあったことから、最終的には11月の第三木曜日と決まったようです。
素材
 日本では世界で一番早く飲めるということで話題になっています。かつてマスコミが「ボジョレー」と呼んでいましたが、最近は正式名 「ボージョレー」が一般的です。冷やして飲むとおいしく、開封後は味が落ちるため、早めに飲みましょう。


幹事報告 伊藤武利幹事

渡邉さんようこそ。よろしくお願い致します。
14日に諏訪グループの会長・幹事会がありました。メインは来年3月のIMの件でした。参加は もとより各場所での一芸披露の依頼もあり内容は今後会長と相談しますが、その折には山崎次期補佐のデビューもあります。1月27日 に実行委員長と小松ガバナー補佐がお願いに来られます。
次期ノミニーは岡谷クラブの宮坂宥洪さんに決定したとの連絡がありました。

委員会報告 
◇親睦・クラブ親善委員会 玉本広人委員長
 忘年例会を12月16日(金)18時30分から「浜の湯」にて開催します。ご家族揃ってご参加お願いします。

◇55周年記念事業実行委員会 藤森和敏SAA(代理)
 11月15日に55周年記念事業の図書贈呈式を行いました。多くの会員の皆さんに参加頂きありがとうございました。生徒の皆さ んも図書贈呈を喜んで頂き、その席で読書活動の紹介や群読発表などの披露も受け、とても感動しました。


クラブフォーラム

◇プログラム委員会 八幡一成委員長

 皆さんこんにちは。ロータリー財団月間にちなんだプログラムとして、2005-06ロータリー財団奨学生として諏訪クラブが推薦した渡邉 太郎さんにおいで頂きました。
 「ロータリー財団奨学生の経験を振り返って」ということで卓話をよろしくお願いします。

卓話  2005-06ロータリー財団奨学生 渡邉太郎様

 こんにちは。皆さんとお会いするのは2006年以来です。その節は大変お世話になりました。本日は留学中や現在の仕事に関して紹介 させていただきます。
 2001年に諏訪清陵高校を卒業、2005年に慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、諏訪ロータリークラブご推薦により2006年に 英国ヨーク大学院に留学、2007年から東京海上日動リスクコンサルティング鰍ノて研究員として働いた後、本年4月より外務省の外務 報道官組織報道課にて勤務しております。元々、政治・社会に興味がありましたが、高校時代に見たボスニア紛争関連のTV番組が一番の 契機です。大学では紛争解決や社会文化政策などを勉強し、ヨーク大学院でも「戦後復興期における元兵士の雇用問題」などを研究しまし た。英国ではヨークから車で1時間程離れた緑豊かな地区の「ナズブラロータリークラブ」にホストクラブとしてお世話になりました。現 地ではクラブでのスピーチや地元ロータリアンとの交流はもとより、各国から来ている奨学生同士でマラリアウォーク等イベントも活発に 行い、とても有意義な留学生活を送ることができました。
写真
渡邉さんによる卓話
 英国は長い歴史や豊かな自然、少し「ひねくれた」ユーモアと言語を使う、穏やかで優しいが「分かりにくい」人々という印象がありま す。また、新しいもの好きな日本人と違い、古いもの好きで、料理への頓着の無さも印象的でした。初めに就職した会社では、事業継続 マネジメント(BCM)のコンサル業務に従事していました。当初は企業の防災や事業継続に関するコンサル業務が中心でしたが、後半 は官公庁関連の調査研究業務でBCMの海外比較等に従事し、それを通じて政策に関する興味がより強くなりました。BCMに関して感 じることは、皆さんにとって当たり前のことでしょうが、リスクは企業経営に多大な影響を及ぼすことであり、リスク管理はまさに経営 判断であり非常に難しいということです。
 さて、本年4月に外務省に入省し、現在の配属は国内報道対応です。記者会見をメインとして報道発表や取材調整などに従事していま す。その他、先般ハワイで開催されたAPECにも取材同行しました。3日間徹夜するほどのハードワークですが大変面白くやりがいの ある仕事だと感じています。また、サブの仕事として、外務省HPで東北大震災関連の「がんばれ日本!世界は日本と共にある」という ページを担当しています。一度ご覧ください。現所属は外務省を広く浅く知ることのできる部署で、最初の配属先として非常に恵まれて いると感じます。併せて、日本政府と海外を結ぶ非常に緊張感を持った仕事でやりがいを感じます。日本外交に関する個人的な見解とし てですが、海外から日本のイメージが非常に良い一方で政治的なプレゼンスは高くないと感じます。危機管理広報・復興広報についても 批判があり考えねばならない部分かもしれません。国民の内向き志向も気になるところです。海外の情報を正確で分かりやすく伝えてい くことが、これからの外務省には望まれると考えています。今後の取り組みとして必要なことは、日本の平和・繁栄だけでなく他国との 共栄を目指すことです。さらには、途上国の経済発展と日本の地位向上を同時に可能にする国際協力・ODAの政策運営、ASEAN諸 国との協力推進も欠かすことはできません。
 最後に、今後ともロータリーの皆さんとの繋がりを大切にして仕事に頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。


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