International District 2600
諏訪ロータリークラブ週報
2578回例会 2010.01.22(金) No.2469
司 会
小松 茂 前SAA
ゲストビジター
山田勝文諏訪市長
後藤秘書係長
出席報告
本日67.34% 53名中20名欠席 前回訂正 86.53% 52名中8名欠席
ラッキーナンバー
No.38 森幸俊君
ニコニコボックス
藤森和敏君、折井俊美君、河西正一君、八幡一成君藤森省作君、大田啓君
山田市長ようこそ、本日はよろしくお願いします。
細川昭八君、安川英昭君、小口武男君、伴在賢時郎君、笠原宏文君
クリスマス例会の写真いただき感謝。
藤森貞雄君
結婚祝いのケーキに感謝。
塩田哲也君
二回連続欠席深謝。
小松茂君
久しぶりのSAAを務めて。
森幸俊君
ラッキーナンバーに当って。
会長告知
河西正一副会長
今日は藤森会長が欠席ですので、代わりにお話しをさせて頂きます。
今日は1月22日ですが、22日は夫婦の日だそうです。2月2日が「夫婦の日」、11月22日が「いい夫婦の日」だそうです。 また、今日は「カレーの日」だそうです。どうして「カレーの日」かと言いますと、昭和57年に学校給食開始35周年を記念して、全国 学校栄養士協議会で1月22日の給食メニューをカレーにすることが決められ、全国の小中学校で一斉にカレー給食を出したそうです。 30年ほど前の1月22日は、日本全国で子どもたちがカレーを食べていたということだそうです。35年という節目だそうですが、給食は 昭和22年の1月に主要都市において米軍の援助物資をもとに学校給食が始められたと言われています。
ここで、ちょっとカレーについて調べてきましたので紹介します。
日本人がカレーと出合ったのは江戸時代末期だそうです。カレーという言葉を日本に一番最初に紹介したのは福沢諭吉だと言われている そうで、英語の辞書を出した時、「curry」を「コルリ」というようにカタカナで書いて訳しているようです。日本人で最初にカレーを目撃 したのは1863年、幕府の遣欧使節の内の一人だったそうで「飯の上へ唐辛子細味に致し、芋のドロドロしたような物をかけ、これを手 にて掻きまわして手づかみで食す。至って汚き人物の物なり」というようにインド人が船の上で食べているのを見て、日記に書いているよ うです。
また、一番最初にカレーを食べた人は、明治4年に留学生としてアメリカへ行った人が途中、船酔いをして、食べ物が洋食しかな かった中でカレーライスだけがご飯だったので、食べることができたそうです。
それからカレーという名前を一番最初に言った人は「少年よ、大志をいだけ」のクラーク博士だそうです。クラーク博士は札幌にきて、 非常に学生の栄養状態が悪いのを見て、「生徒は米飯を食するべからず、但し、らいすかれいはこの限りにあらず」という言葉を残してい るそうです。この時がライスカレーの最初の言葉であったというように出ています。
その後、ライスカレーが一般的な言葉になったのは、日露戦争が境だそうです。軍隊としては、栄養があって長持ちする食糧ということ で、軍隊で始めたのがカレーライスだそうです。今でも海上自衛隊では、毎週金曜日にカレーを出しているようです。 これは船上の生活の中で、曜日がわかるようにと言うことで出しているそうです。カレーと言うとカレーライスかライスカレーかという 言葉があるようですが、もともとライスカレーという言葉が多かったようですが、デパート等で出すようになって、高級感でカレーライス と言うようになったと言われています。今はどちらかというとカレーライスが多いようで、ライスカレーは死語だというようにも言われて います。そこで話は大きく変わりますが、昔,エノケンがラジオで「カレーライスとライスカレーは同じものですか」と聞いたら、キリス トは「イエス」と答え、お釈迦さまに聞いたら「単なるしゃかさまだ」と答えたというつまらない話もあります。
今日の話は全部インターネットで調べた話です。
幹事報告
八幡一成幹事
◇2006地区のロータリーアクトの海外研修のお土産とお礼。
◇2月のロータリーレート1ドル90円。
◇IM 2/7(日)ライフプラザマリオにて開催されますので、本日まで出欠確認をお願いします。当日、足の用意はしませんので 各自対応をお願いします。
卓話 年頭所感
山田勝文諏訪市長
明けましておめでとうございます。今年一年、非常に厳しい年になるかと思いますがよろしくお願いします。
大分景気の方も上向きになってきているかと思います。価格はまだのようですが量的には動いているようです。市の予算である税金関係 は前年度の所得に対して課税していただくということですから、非常に厳しい年でありましたので、来年度は当然歳入が厳しくなることが 予想されます。ここで来年度予算関係の作業が終わってきましたが、どうにか例年並みの予算には持っていきたいと思います。
これからの諏訪市の方向ですが、いくつか話をさせていただきます。
山田市長による卓話
初めにリニア中央新幹線のBルートについてですが、長野県では平成元年にBルートを採択し意志の統一をしました。そして、JR東海 の啓発パンフレットにはBルートでのリニア中央新幹線の計画が掲載されていました。しかし、最近のパンフレットからはBルートが消え てしまいました。全体はBルートで進んできましたが、そこに直線的にCルートが可能であるというJR東海から話が出て、にわかにBル ートからCルートへ変更の話が浮上しました。これに対して、普通考えると真直ぐに通るCルートより大きく曲がった遠回りをするような Bルートの方が分が悪いわけで、どうして諏訪が反対しているかと言う疑問や意見が当然出てくるわけです。
そうではなくて、今までの長い経過の中でのいきさつがある訳であります。計画ルートの名古屋までの試算を見ますと、Cルートの方が 距離は短くなりますので、その差はCルートの方が建設費で約1,600億円安くて済み、到着時間の差が約7分となります。 この1,600億円の差をどうとらえるかということになりますが、長い年月の中の国家予算規模からすれば大きな差異はないものと思い ます。リニア新幹線の役割を見ますと、災害時のリスク回避や今の東海道新幹線の老朽化に伴う代替と言うこともその一つであります。 私どもの主張は地方都市の均衡ある発展であります。現在の費用の試算は東京から名古屋までをJRが全額支出をしてもよいですよという 話ですが、法律的には国・地方・JRの負担区分が決まっています。これらの調整も課題であります。日本全体を見た時に、国家プロジェ クトとして、大都市間を結ぶだけでなく、地方都市も一緒に入れていってもらいたいというのが諏訪地域の願いであり、今後もBルートの 実現に向けて運動を進めていきたいと考えています。
諏訪の観光についてですが、日本中の都市が非常に落ち込んでいる中で、各都市では観光で活路を開こうということで取り組んでいます。 諏訪市におきましては、国内ではいよいよ御柱ということで、ズーラ(着地型観光)を目指しています。インバウンド関係では上海・杭州 ・台湾からの観光誘客を進めようというものです。特に昨年は大連のアカシア祭に招待されまして、チャーター便で約100名の市民の皆 さんが訪れました。大連の市長さんに歓迎いただきました。ちなみに人口は諏訪市5万3千人、大連は600万人です。 大連市とは2002年に産業交流が始まり、03年には大連市技術開発区展示場に諏訪ブースが設置され、工業関係を中心とした交流を主 に、工業メッセには毎年大連から来ていただいています。06年には諏訪市観光協会と大連市旅遊局が観光協定を締結しました。06年と 09年にはチャーター便を飛ばして大連を訪問し、観光や経済技術開発区を見学しました。大連の諏訪ブースは開発区の中の5階にあるわ けですが、人がほとんど行かない場所にあるので、今後は街の中へ移すよう考えていく必要があります。 諏訪は部品製造が得意でありますが、世界中どこへ持っていっても売れる時代は終わりましたし、どこへ行っても買ってくれないのが 現況であります。これからお願いしていきたいのは何社かで組んでいただき、一つの製品を開発、完成していただけないかという話をさせ ていただきたい。何社かで組んで一つの商品としていただく方が発展の可能性があるのではないかと思います。また、折角のブースであり ますので観光面として、たとえばリンゴを売ったらどうか、いろいろ含めて大連で諏訪をPRしていきたいと思います。
インバウンド関係ですが昨年は6月に茅野市長が台湾へ、10月に私が上海に行ってきました。上海では全長200kmの道路を同時に 着工して一度に完成しようと、ものすごい勢いで高速道路の建設が進んでいます。また、日本では中国の旅行業者関係の皆さんを対象に観 光のセミナー等も開設しています。また、チャイナウイークを設けて、諏訪へ来られた方々には2月15日〜20日の間で皆さんを歓迎し ます。約1,300名が諏訪へ来てくれるということで、その方々には霧ヶ峰で花火大会の計画を立てています。
観光面では、いよいよ今年は御柱祭でありますが特に、曳行の時間を厳守する方向で進めていきたいと思います。前回は木落としが夜の 7時というような遅い時間になってしまいました。今年は5時〜5時30分の間に落としたいと思います。一般の皆さんにも御柱を楽しん でもらおうと、東バル跡地広場で若い人たちが約1,000名の方にご協力いただき、実際に見てふれて乗っていただくために上社と下社 スタイルの御柱と曳行御柱を用意いたしました。県外PRということで、赤坂サカスや横浜開港博覧会で御柱イベントを行い、多くの皆さ んに楽しんでいただき、誘客のきっかけになりました。
下社木落し
出展:諏訪地方観光連盟HP
また、ズーラの関係で別府の温泉博覧会がありまして、多くの観光客を呼び、有名になっていることから、この温泉博覧会を諏訪の中に も教えていただこうということで、別府では昔からやっている88ケ所温泉巡りスタンプラリーを実施し、これを全部めぐると「温泉名人」 という称号がもらえるそうです。すでに100名位いるそうです。その中で温泉が好きの人の中に、諏訪の温泉もあるということですから、 諏訪も可能性があると思います。諏訪ではズーラというイベントを実施していますが、昨年は10月24日〜11月15日まで、「アロマ でストレッチ」や「ノルディクウオークを楽しむ」、「大吟醸を楽しむ会」、「秋のスウィーツグルメツアー」、「晩秋の霧ヶ峰夕暮れ 散歩」などいろんなメニューで1,164名の皆さんの参加をいただきました。着地型観光の試みで、観光客の方々にもいろいろなコース を用意していろいろ体験していただこうというものです。
水陸両用バス
出展:諏訪市HP
水陸両用バスも昨年の5月から運航が始まり7月1日から諏訪湖バージョンということで原田泰司氏のデザインによるバスが運行 しています。10月には1万人が突破しました。今年は3月から運航します。そのほか霧ヶ峰の活性化ということで、スキー場が落ち込ん でいる中で、昨年からスノーエアーボードの導入により子供から大人まで楽しんでいただこうと試みています。
次に豪雨災害等の災害対策についてですが、昨年の8月8日には局地的豪雨災害発生がありました。ゲリラ豪雨というもの諏訪の中で起 こるということは予想もしていませんでした。1時間雨量が102ミリ、108ミリと、後山では118ミリの豪雨でありました。 諏訪市の中の過去最高の雨量が68.5ミリという昭和30年の記録で、それをはるかにしのぐ大雨が一気に降り、諏訪湖に流れ込む4河 川が全部溢れるという状況でした。後山から守屋山を囲むように降り、湖南、大熊の方に来たということです。今後、県とともに災害復旧 工事や河川工事を進めます。伝達方法と言うことで、特に地震の場合は防災無線に直結した消防庁からの情報をリアルタイムでお伝えして います。防災ラジオや防災メールでの伝達、そのほか、ホームページや13チャンネルから情報を伝達する仕組みをとっています。 また、大災害となる危険性のある場合、避難勧告を出すわけですが、名古屋の場合、避難勧告により外へ出た方が亡くなったという事例が あります。今回の諏訪市の場合、避難勧告を出したわけですが、避難所に行けない人が出てきました。このような場合は個人個人が日頃か ら避難経路の確認をしておく必要があると思います。
次に環境関係ですが、燃やすゴミの排出量の削減の問題ですが、ゴミの排出量は年々伸びてきています。平成5年から指定のごみ袋の 統一によりゴミの排出量が削減されてきています。またゴミの分別やリサイクルが進んできています。諏訪市のごみの量は事業系のゴミが 多いのが特色で、家庭系のゴミは他の都市とはほとんど変わりませんが事業系のゴミが多いので全体として多くなるのが特徴です。 今は15.8%まで減量してきていますが、これをどうしても30%まで減らしたいと思っています。「エコプロジェクト諏訪」という 組織を立ち上げています。市民と事業者と処理業者が一緒にプロジェクトに参加していただき、ゴミ減量化に取り組んでいただいています。 さざ波の家にある「生ごみ堆肥化装置」の取り組みがあります。今後、ある地区に徐々に導入を考えています。それから、諏訪湖のヒシ取 り大作戦の実施ということで、7月、10月に実施しました。地引網方式により手作業で実施しました。本来は県の事業ですが市民の皆さ んに集まっていただき大分取ることができました。諏訪湖の汚染の軽減と湖底の無酸素状態により生物に悪影響を及ぼし、魚介類等の死滅 を防ぎ諏訪湖を再生するためにも、この事業を推進していきたいと思います。
行政と市民との協働の取り組みと言うことですが、資材提供により地域の皆さんに橋梁の塗装や側溝等の修繕をしていただいています。 側溝も大分傷んできている中で、側溝を入れ替えると大きな費用がかかるということで、パイプ利用による側溝改修など地域住民が工夫し て改修が行われています。
政権交代による影響ですが、「地域活性化きめ細かな臨時交付金」というものが各市町村に交付されました。諏訪市には約8,000万 円位のお金が交付されました。主にインフラに使いなさいと言うことです。事業仕訳によりわからない部分がわかってきましたが全体的に 分かっている人がやっていないというのが気にかかります。子ども手当は来年度から中学生まで一人13,000円支給され、翌年になる と月26,000円が支給されます。高校生の授業料の無料化も始まります。
広域連合で実施しています夜間救急センターの事業ですが、非常にうまく運営がされています。夜7時から9時までの間は診療が行われ ていますのでご利用ください。また、市長になりまして、11年来の懸案でありました諏訪警察署が完成し、景観的にもよい環境だと思い ます。サンロードの改修整備工事は平成23年3月完成予定、駅からの動線整備も進めています。湖畔武津線もタッチをしていきます。 角上から下の所も県に依頼して、出来るだけ早く着工を、インターの奥Jマートの所、飯島地区土地区画事業として平成26年3月完成、 諏訪西中学校の特別教室棟は今年度取り壊し来年度着工、豊田小学校建て替え工事は来年度まで基本設計実施設計、地質調査の実施、新し いし尿処理施設の建設はヘリポートの部分に工事が始まっています。隣に憩いの森を造成し、多目的広場として市民に開放していきます。 気になる子どもたちサポート事業ですが保育園、学校などで一か所に落ち着いていられない、友達に手を出す、奇声を発する、やたらに 動き回る子どもたちが急激に増えている、これらを一連の中でサポートしていこうということで取り組んでいます。精神的な面でも非常に 相談が多くなってきている地域として守っていく、これから大きなテーマになっていくと思います。
技能五輪が平成24年の10/26〜10/29に開催されます。諏訪ではエプソン、東バルの跡地を会場で行うということで、諏訪では 29日に1,000日前のプレイベントが実施されます。
辻と小道の街づくり事業ですが、ガードパイプや駐車場の柵の工夫、掲示板の改修等で、街の景観が整備される地元の協力が必要です。 今年はアートな街づくりの推進をします。今までの街づくりをアートで結び付ける表示の工夫や、おしゃれな街づくり向かって今後進んで いきたいと思います。
長野大会 公式ロゴマーク
出展:WAZACAN HP
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