riemblem International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2570回例会 2009.11.20(金)  No.2461


司  会      古屋 了副幹事
出席報告      本日65.9% 22名欠席 前回訂正78.8% 12名欠席
ラッキーナンバー  NО.59 藤森吉三君

ニコニコボックス
藤森和敏君、八幡一成君
 バスハイクご参加の皆様お疲れ様でした。写真をありがとうございました。
藤森郁男君
 本日早退させて頂きます。
塩田徹也君
 3週連続欠席申し訳ありません。
小口秀孝君
 まつたけ料理参加できず残念。本日早退致します。
藤森貞雄君
 連続欠席してしまいました。
宮坂直孝君
 10月5日に始まった本年の酒造りは順調に進み新酒あらばしりは本日瓶詰め、明日11月21日より販売開始。 美味い酒が出来ました。今年も宜しくお願いします。
笠原宏文君
 バスハイク欠席すみません。松茸残念。
原敏雄君
 例会連続欠席深謝します。
宮島康君
 結婚記念日に美味しいケーキありがとうござました。連続欠席申し訳ありません。
武田道仁君、関口良一君、古屋了君
 本日卓話宜しくお願いします。バスハイクお世話様でした。 藤森吉三君
 ラッキーナンバーに当って

会長告知 藤森和敏会長
 バスハイク御礼。
 親睦委員会の皆様ありがとうございました。好天に恵まれ絶好の行楽日和で歴史にふれ、深まりゆく秋のなかで松茸三昧、もちろん 適度なお酒を頂き、楽しゅうございました。美味しゅうございました。参加出来なかった方々ごめんなさい。
 ところで、話は暗転、、、ひとつ苦言を。今回の参加者、会員、家族24名。会員だけですと15名。私が記憶している過去をひも 解いても最小参加者ではなかったかな、、。諸般の事情はあろうかと思いますが年度当初からの計画です。積極的に参加してほしいもの です。特に入会の新しい会員の皆さんにお願いします。やっぱり”楽しくなければロータリーじゃないと思いますが、、、。 時は過ぎ会長としての緊張感もやや中だるみの感になっています。本日の会長告知も特に用意出来ないままの例会出席です。 次回より再度エンジンを掛け直し緊張感を持ってまいります。

「?」シリーズ(その12)クジラとイルカ
 大型のものがクジラで小型のものがイルカ?
 イルカはクジラの仲間です。クジラはナガスクジラ、イワシクジラなどのヒゲクジラとマッコウクジラなどのハクジラに大別され イルカはこのハクジラの仲間に分類されます。クジラとイルカとの間の区別は、だいたい4m以上のものをクジラ、それ以下のものを イルカと呼んでいるようです。水族館で芸をしているイルカはマイルカで体長2〜3mくらいです。マイルカ科はハクジラ類のなかでも 最大で、20属約40種に分類されています。このなかでもマゴンドウやオキゴンドウはゴンドウクジラとも呼ばれ、クジラ扱いされて います。英語でイルカはドルフィンと呼ばれ、その中のゴンドウやシャチなどの大型のものはホエールと呼ばれています。 この区別は曖昧で、どの種までがイルカで、どの種からクジラかははっきり決めることは出来ません。イルカは大変脳が大きく、脳の しわも多いため、人間に近い知能を持っているのではないかと思われていますが、飼育観察によると、イルカの知能は犬とチンパンジー の中間くらいだということです。因みに私は、、、?


幹事報告 八幡一成幹事
◇11月8日岡谷RC50周年記念式典ホテル岡谷で開催。河西副会長と八幡幹事で出席。 諏訪RCは親クラブとして感謝状、記念品(点鐘用小型鐘)を頂いた。
◇11月14日諏訪湖RC25周年記念式典うらかめやで開催。藤森会長と八幡幹事で出席。
◇理事会報告(1)ロータアクトの海外研修補助金例年どおり補助する。(2)米山奨学生ホームカミング制度、今年度は推薦しない。 来年度あれば推薦したい。(3)諏訪市奨学生審議委員会委員選出。藤森和敏会員が6年間、委員であったが八幡一成会員へ交代。 任期2年。
◇本日例会後、指名委員会開催、参加願う。
◇次回例会は夜間例会、18時30分からホテル浜の湯で開催。

卓話
◇武田道仁会員

 仕事と趣味についてお話しします。
 私は諏訪地方の観光産業の活性化のためにJTBより長野日報子会社の長野日報ツーリストへ出向しています。 最近は台湾、上海の誘客商談会に行ってきた。来年2月の旧正月に沢山の中国観光客が来ると聞いている。自転車で巡れる街づくりとして 電動アシスト付自転車の導入や信州温泉博覧会ZURAの支援、商品化を行っています。また、御柱祭プロモーションや上社木落し観覧席を 宿泊に結びつける活動、小宮祭の入客プロモーションなどを行っています。まだまだ道半ばなのでこれからも皆様の支援を頂きたいと思い ます。
 これから趣味の手品でのマジックショーをお楽しみ頂きます。父が趣味で手品をしておりその影響で大会に出たり、最近では老人ホーム の慰問や警察の幼稚園への交通安全の指導に同行して和ませたり、ロータリーの活動に通じるものがあると考えています。


写真
武田会員による
マジックショー
◇河西正一会員
 万治の石仏について観光に結びつけた話しを致します。
 万治の石仏をご存知ですか?春宮から歩いて3〜5分、砥川の横にある石仏。高さ2m60cm、横幅3m80cm、奥行き3m70cm と言われている。昔、春宮の横に大きな石があり諏訪大社下社春宮の鳥居を作る際に石工がこの石を材料にしようとノミを打ち入れた際に 血が流れたように見えたため慌てて仕事を止め、この石に阿弥陀如来を彫った。これが350年前。その夜、石工は夢枕で良い石材の場所 を告げられ、今の春宮の鳥居が出来たと言われています。
 以来、地域の周りの住民が守ってきた石仏。この石仏は地域ではみんな知っていたが、今から35年前に画家の岡本太郎氏が「世界中で こんな面白いものはない。」と絶賛し有名になりました。その後、新田次郎氏が万治の石仏物語の小説を書いたり、永六輔さん、田辺聖子 さん、谷内六郎さん、緒方拳さん、やなせたかしさんなどいろいろな方々が石仏の横で写真を撮っていた。岡本太郎氏は下諏訪を良く訪れ ましたが、いろいろ面白いことを話しており、「万治の石仏は世界に例のない神聖な石であり永遠の人生を象徴する石である。世界中歩い てみたがこんな面白いものはない。」と言っています。永六輔氏も下諏訪に良く来たが「みなと屋という旅館で岡本太郎氏とお会いした際 に『ご無沙汰してます。』と言ったら岡本氏に『俺には過去はない。』と言われた。」という話しも残っています。
 このように一時期騒がれたがその後静かになり、万治の石仏は20年ほど前に首が落ちたりいろいろなことがありましたが、当時は子供 達は砥川で遊んで石仏の上で甲羅干しをしたり、ひどい子供はおしっこをひっかけたり、周りの人たちには好かれていたがあまり有名では ありませんでした。
写真 河西会員による卓話  下諏訪町で一昨年より町の活性化をしようしており、秋宮の前で観光客にアンケートを取り調査したが、観光客が来るのは10時から 11時、滞在時間は30分未満という状況。ほとんどの観光客は秋宮に来てすっと帰っていくだけ。 一昨年からもっと滞在時間を延ばしたいと考え、秋宮だけではなく面として捉えて頂きたいと考えていたところ、写真家が万治の石仏の 首が5cm程伸びていることを発見。地元の新聞に出たが、TBSの「みのもんたの朝ズバ」で取り上げて頂き、首が伸びたことが有名に なり、今までほとんど人が来なかった石仏に来るようになった。この機会に万治の石仏を売り出そうと考え、いろいろな方に相談してみた が、長野出身のTV放送作家のカセヒロシ氏にコンサルを仰ぎ、下諏訪商工会議所内にカセプロジェクトというのを作り始めた。
最初はマスコミの注目を集めるには食べ物が良いのでお菓子を6種類作った。「万治の石仏」の商標を持っていた方が廃業され商標を 商工会議所に譲って頂いていたことは幸運だった。酒饅頭、パンなど6種類をテレビ局で放送して頂いた。商工会議所60周年事業の1つ として万治の石仏の周辺整備を行った。野仏なので周りの状況を壊さない様にしながら、商工会議所から砂利を頂きぬかるんだ土地を整備 した。昨年11月にお披露目を行い、お参りの仕方も、石仏の前で一礼して「よろずおさまりますように」と念じて時計回りに願い事を しながら3周周り、正面に戻ってよろずおさめました、と祈ることを提案した。 これも滞在時間を増やすため。観光客みんな回って頂いている。昨年、原田泰治氏に絵を描いて頂くよう依頼したが、忙しいので3年くらいかかると言われた。その後、NHK生放送30分番組で 下諏訪の特集があり10分間、万治の石仏の紹介をしてくれ、お参り方法やお菓子を取り上げてくれた。更に地方自治法60周年記念切手 が出て長野の各観光地の中に万治の石仏を入れてくれた。今年10月には原田泰治氏から絵が描けたと連絡があった。写真に撮って絵に している方法に関心した。ほのぼのした良い絵を描いて頂きこれもマスコミで取り上げて頂いた。 JRと長野県のディスティネーション観光キャンペーンのポスターでも万治の石仏を使って頂き「待っていました300年。首を長くして お待ちしていましたよ。」と長野以外のエリアの掲示やテレビで長野県知事の記者会見の後ろでも見ることが出来る。
 万治の石仏は万治3年(1660年)11月1日に完成しており、今年が350年目。今年11月1日に建立350年祭を行った。 春宮で正式参拝し、提案した3周参りをした。そこで万治の石仏のイメージソング「万治の風」という歌を発表。近々CD化をして発売し たい。朝ズバでも350年祭を再度取り上げて頂いた。やること全てが上手くいっており万治の石仏の350年のエネルギーが出てきた ようだ。万治の石仏は野仏なのであまり騒ぐと昔の方が良かったという批判も出てくる。今後どうしていくかだが、知れ渡ればそれで十分だと 思う。昨日読売新聞でも取り上げていただいたり、商工会議所としての当初の目的は達成したのではないかと思う。


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