riemblem International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2532回例会 2009.01.30(金)  No.2424


司  会  小松茂SAA
出席報告  本日84.31% 53名中10名欠席 前回訂正82.69% 10名欠席


ニコニコボックス

折井正明君・藤森郁男君
 エプソンミズベへの訪問見学が実現して。
藤森貞雄君
 写真・お花を頂いて。小口武男君 本日の訪問見学会を楽しみにしております。
宮坂直孝君
 先週は親睦委員の欠席が多くご迷惑をおかけしました。

会長告知 藤森省作会長
 寒い日が続いておりインフルエンザも流行しているようで、長野県でもインフルエンザ警報が発令されています。インフルエンザウィルスは粒子一つの大きさが直径100nm(ナノメートル、1ミリの100万分の1)ととても小さなものです。この小さなウィルスが、感染した人が1回くしゃみをすると大量(約194万個)に空中に飛び散ると言われています。それを人は吸い込んだだけで喉、鼻、気管支などに付着し感染してしまいます。インフルエンザにはA型、B型とあるようですが、「A型ソ連」は今までの特効薬タミフルにも抗生を持ってしまいあまり効き目がなく、別の薬を使わなくてはならないとテレビでも報じていました。
 またインフルエンザの流行のピークは1月から2月で、4月には終息するようです。冬の気候はインフルエンザウィルスが活動しやすいことを表しています。空気が湿っている時は6時間でほとんど死んでしまいますが、乾燥している時は6時間経っても約6割が生きています。また低温もウィルスが好む気象条件で長い時間生きているそうです。ウィルスへの予防策としては、外から帰った時は手洗い・うがいをするのが有効です。私は今はお茶でよくうがいをしています。室内を適度は湿度で保ちまめに換気することも大事で、寝る時には加湿機をかけて休みます。また必要な時以外は人ごみの多いところへの外出も控えています。ワクチンの接種も毎年受けています。
 冬は葱やニンニクをよく食べますが、寒い雪の中での剪定が何日か続くと疲れも溜まってきますので、休養をとることを第一にしています。お互いにインフルエンザには気をつけましょう。


社会奉仕委員会 エプソンミズベへの訪問勉強会
◇宇留賀弘代表取締役によるプレゼンテーション
 エプソンミズベ株式会社は、セイコーエプソン株式会社が100%出資する特例子会社で、セイコーエプソングループの社会貢献の柱である障害者雇用を担う会社として1983年に設立しました。2008年度のグループ全体での障害者雇用率は1.94%で法定雇用率である1.8%をクリアーしております。
 グループ全体における障害者雇用の実数は223名であり、内分けは知的障害者29名、精神障害者2名、身体障害者192名となっています。エプソンミズベは現在6拠点・1工房を有しており、社員130名のうち73名が障害者です。
 主な業務内容は、
 @製品部でのインクカートリッジ仕分け・ランプ組立・基盤実装・レンズ加工部品再生・ケース洗浄・シール貼り・機密文書分別・チップトレイ洗浄・カートリッジ組立の各業務
 Aオフィスサービス部での編集/図面作成・データ加工・オフセット印刷・製本・データ出力・大判プリンタ出力・名刺カード作成・BELEC運営の各業務
 BCCL部(松本工場)での一連の防塵衣クリーニング業務(仕分け・洗濯・乾燥・たたみ・包装・出荷)
 C管理グループでのその他諸業務
となっています。
 障害者雇用拡充に向けては、それぞれの障害に合った職種を確保すること、制度上様々な工夫凝らすことが重要です。具体的には、座ってできる仕事、PCを使う仕事、比較的単純な作業を伴う仕事等の確保に努め、制度においては特別早退制度や柔軟性に富んだ休憩時間制度の構築を行うことなどです。また指導やコミュニケーションをとることも大切で、エプソンミズベでは障害者職業生活相談員の有資格者増強に努め、健康指導にも力を入れております。

◇湖畔工場見学
 障害者にとって使い心地の良い様々な工夫がなされた各施設を見学しました。
 食堂には車椅子使用者専用のテーブルがあり、代金はカード決済方式を採用、トレーには滑りにくい樹脂加工が施されたものを利用していました。
 駐車場は、屋根付きで雨に濡れずに会社に入れる工夫がなされており、かつバリアフリー対応。更衣室は入口含め広めに設計、洗面台は低めに設定。また原則全室自動ドア対応。健康管理室も充実しており、看護士・医師も定期に出勤します。
 工場見学では、メガネレンズ加工部品再生工程・金属のエタノール磨き工程・基盤実装/ハンダ付け工程・ダイヤカット工程などで実際に活き活きと働く障害者の方々を目の当たりにしました。いずれの工程も人間の手作業でないと難しいもので、会社にとっても極めて重要な業務を担って頂いているとのことでした。更に各種分別作業工程も見学しました。インクカートリッジのリサイクル業務の核を担っているのは、実はエプソンミズベの障害者従業員の方々であることを理解しました。


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エプソンミズベ工場


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プレゼンテーション


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屋根付き駐車場とバリアフリーの廊下・


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工夫された各種施設


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工場見学・・・目が輝く皆さん


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