riemblem International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2513回例会 2008.08.29(金)  No.2405


司   会     小松茂SAA
ゲストビジター   諏訪湖魚業協同組合 藤森貫治組合長 岐阜城RC 澤田善吉君
出席報告      本日73.3% 17名欠席 前回訂正 83.7% 9名欠席
          前々回訂正 81.25% 11名欠席
ラッキーナンバー  No.10 中島伸一君


ニコニコボックス
岐阜城RC澤田善吉君
藤森省作会長・平林明幹事
 藤森組合長様ようこそ!本日は宜しくお願いします。
小口武男君
 高3の次男がボートでインターハイに出場しました。結果は初戦3位にて準々決勝には進めませんでしたがやっと暑い夏が終わりました。
折井正明君
 親睦委員の皆さんいつも有難うございます。納涼例会に出席できずに残念でした。
西沢修一君
 9月6(土)7(日)日に光体験フェアを清水町ビルで開催しますので体験しませんか?
親睦委員会(宮坂・河西・朝倉・矢島・小泉)
 納涼例会へ大勢の皆様にご出席頂き、ありがとうございました
 10/17(金)はゴルフ例会  10/26(日)はバスハイクです
中島伸一君
 ラッキ−ナンバーに当って


会長告知 藤森省作会長
 皆さんこんにちわ、二十四節気の処暑も過ぎ朝夕はだいぶ涼しくなって参りました。
 本日は、本年度のRIテーマは水保全と言う事で諏訪湖漁業組合長の藤森貫冶さんにお忙しい中お越しいただき卓話を頂戴することになっております。よろしくお願いします。
 信州の農産物について考えて見たいと思います。長野県は、山に囲まれた国で、小さな山や峠一つ越えただけで違った文化や作物があり、米やソバ等の穀物、果物や野菜・茸も信州の厳しい自然に正面から向かい合い、ありがたい・もったいないと言いながら律儀に土を耕して得た天の恵みです。その中でも全国1位のシェアーを誇るのは、次のようになります。(長野県の資料によりますと)
・あんず998t(H16年)2位青森県・3位埼玉県、主な産地は長野市・須坂市
・かりん310t 2位秋田県・3位山形県、主な産地は飯田市・下諏訪町・箕輪町
・くるみ200t 2位青森県・3位新潟県、主な産地は東御市・長野市・茅野市
・ネクタリン2120t2位山梨県・3位青森県、主な産地は長野市・須坂市・中野市
・巨峰25100t 2位山梨県・3位福岡県、主な産地は中野市・須坂市・長野市
・プルーン1950t 2位青森県・3位北海道、主な産地は長野市・佐久市・須坂市
・ブルーベリー280t 2位群馬県・3位茨城県、主な産地は信濃町・大町市・白馬村
・天然寒天191t  2位岐阜県・3位兵庫県、主な産地は茅野市・諏訪市
 野菜では、
・パセリ 2位千葉県・3位茨城県、主な産地は茅野市・塩尻市・原村
・白菜・漬け菜(野沢菜)・レタス・アスパラガス・加工用トマト・セロリ13600t2位静岡県・3位福岡県、主な産地は原村・茅野市・松本市
 花では、
・アルストロメリヤ・トルコギキョウ 2位熊本県・3位福岡県、主な産地は千曲市・伊那市・茅野市
・カーネーション 2位愛知県・3位兵庫県、主な産地は富士見町・茅野市・佐久市
・シャクヤク
 魚では、いわな・ますの卵
 きのこでは、 えのき・ぶなしめじ
 これだけのものが全国1位のシェアーを占め、しかも全国シェアーの50%以上を占めるのは、・くるみ82.2% ・プルーン64.7% ・ネクタリン62.7% ・エノキ56.4% ・天然寒天54.1%、長野県はいかに農業王国であるかが分かります。
 ですから地産地消の意味からも長野県産の農作物を沢山食べて頂きたいと思います。


幹事報告 平林明幹事
 夜間例会有難うございました。明日ライラが開催されます。
 上川清掃は9月20日(土)早朝です。大勢のご参加を宜しくお願いします。


委員会報告
◇中島伸一プログラム委員長
 例会日程について。11月はガバナーの公式訪問です。
◇藤森和彦環境・地域問題委員長、玉本広人新世代活動・ローターアクト委員長
 9月20日はローターアクトとの合同・早朝例会で、朝6時から上川清掃を実施しますので多数の参加をお願いします。(雨天決行)
◇岐阜城RCとバナー交換
◇ポール・ハリス・フェロー感謝状授与
 折井正明君へ


クラブフォーラム 藤森貫治諏訪湖魚業協同組合長
 諏訪湖は、非常に厳しい状態の時があり、30〜40年前は死んだ状態でした。今はアオコの発生もなく、透明度は1.5m〜2mです。これは、下水道の完備と住民の努力です。
 昔はシジミ、カラス貝など貝が豊富で、5〜6年前までは何とか獲れていました。今年、20人ほどでカラス貝を探しましたが見つからず、シジミがひとつ、イシ貝を40〜50拾っただけでした。水はきれいになりました。CODも4.8〜5.5と良くなり、湖沼基準はクリアしてきています。表面に近い水は良いけれど湖底は良くありません。漁協で溶存酸素(DO)の量を調べました。湖の中心の水深7mでは、水面から2〜3mでDOが減ってきます。5mから下はDOが0です。酸素のない所に生物は住めません。2m位の浅い所では、1mから下はDOが全くありません。湖底には泥があり、湖底に住める生物はいなく、魚にとって良い状況とは言えません。
 諏訪湖は、浚渫を止めていますが、諏訪湖をトータルで考え、どのように管理するかを考えなければなりません。諏訪湖の湖底の状態が非常に悪いことを頭に入れておいて下さい。
 諏訪湖では、わかさぎ漁が8月25日から始まりました。琵琶湖では、年間1億2千万かけて外来魚の駆除をしています。日本に来る5000羽のうち3000〜4000羽のカワイアイサが諏訪湖に飛来します。(諏訪湖は害鳥駆除不可)カワイアイサは、1日に400gのわかさぎを食べます。わかさぎの漁獲量は、昭和35年に142tありましたが、昨年は13tだけでした。これには、野鳥、外来魚、水の変化があります。
 国は、災害に強い川、湖を最優先に考え、護岸工事をしてきました。降った雨は直ぐに諏訪湖に流入します。消毒、化学肥料も諏訪湖に流れ込みます。見た目にはきれいな水が本当に良いのか、魚が沢山住み、プランクトンがいて、貝が住める状態になってきた時が、本当に良い水になってきたと思います。


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