■会長/伊藤 武利 ■幹事/竹上 幸浩 <例会/金曜日 ぬのはん>

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 2,885回例会 2016年10月14日(金)


司  会 伴在賢時郎 副SAA
出席報告 本日63.41% 18名欠席、前回訂正90.70% 4名欠席
ラッキーナンバー No.29 伴在賢時郎君

ニコニコボックス
平林明君
御柱もすべて終わりました。あと2ケ月で区長の仕事も終了です。
やっと私のゴルフシーズンがやってきました。
小口秀孝君、山本實君
例会欠席が続いてすみません。
伴在賢時郎君
ラッキーナンバーに当たって。

会長告知 伊藤武利会長
 先日、妻と二人で40年ぶりに一泊二日のバスツアーに参加してきました。 最初の日は姫路城で姫路市内に宿泊しました。平成の大修理が終わり、漆喰の色が鮮やかな 姫路城を見学しました。姫路市はお城を中心に人口53万人の観光の街ですが、 観光だけではなく商業も発展していて羨ましいと思いました。 外国人の観光客が街中に溢れていると想像しましたが、以外に少なかったように思います。 写真
 一方で、姫路城一本やりの観光のみに頼る危うさも感じました。そのためか、「人間将棋」や 「シニアファッションショー」など工夫を凝らした珍しいイベントが行われていました。

 次の日は、今話題の天空の城「竹田城」を巡ってきました。山城なので大型バスは途中までで 狭い道をマイクロバスで登りました。そこからは歩いて急な坂道を30分ほど登って石垣が見えて くるというお城です。穴太積みという特別に強固な石垣です。石垣をバックに夫婦の記念写真を 撮ってきました。この石垣のように、私たち夫婦もいつまでも崩れることのないようにと思いを 新たにしたところです。

幹事報告 竹上幸浩幹事
図書贈呈における理科の実験観察の手引きについて、支出に関して後日協議したいと思います。
2600地区ガバナーノミニーの選出について会長から経過報告がありました。
秦野RCから神奈川2780地区のガバナーを輩出しており、地区大会にご招待をいただきましたが、 当地区の地区大会と重なるために出席を辞退し祝電を送りました。
諏訪大社RCから米山奨学生の当クラブ例会での卓話の依頼がありました。
11月18日の例会に卓話を予定しています。
明日から軽井沢で地区大会があります。
本日のクラブフォーラムは米山奨学会の担当例会です。
来週はゴルフ例会です。また、28日はアクトとの合同夜間例会になります。

委員会報告
ロータリー情報委員会:三井章義委員長
 今日は先週の続きをお話しします。「超我の奉仕」と「最もよく奉仕するもの、 最も多く報いられる」という2つの言葉は国際ロータリーの正式標語となっています。 前者が第一標語、後者が第二標語と呼ばれています。

 第一標語は、フランクリン・コリンズによって提唱されたものですが、いつ頃から 使われたかは分からないようです。ロータリーができてからかなり早い時期からだと 言われており、社会奉仕の理念、すなわち「他人のことを思いやり、他人のために 尽くすこと」という人道的奉仕活動の理念を端的に表しています。
 第二標語は、アーサー・フレデリック・シェルドによって提唱されました。 この言葉は、ロータリー運動の本質というべきで職業奉仕の理念を表しています。 この言葉はロータリーが発足して間もなく提唱されました。シェルドは初期のロータリーに 奉仕の考え方を導入したものです。職業を通じて社会に奉仕すること、そのためには 職業の道徳的水準を高め、あらゆる有用な業務は尊重されるべきという認識を深め、 あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理想を生かすことが重要であると説いているのです。 これがロータリーの原則の一つになっています。

 さて、本来ロータリークラブは事業及び専門職務に携わる人の代表として ロータリーの奉仕の哲学を受け入れ、次の4つのことを実行することを目指す 人々の集まりであります。
 第1に奉仕の理論が職業及び人生における成功と幸福の真の基礎であることを 団体で学ぶこと。第2に自分たちの間においても、また地域社会に対しても その実際例を団体で示すこと。第3に各人が個人としてこの理論を職業及び 日常生活において実践に移すこと。第4に個人としてまた団体としても大いに 教えを説き、その実例を示すことによってロータリアンだけでなく、ロータリアン 以外のすべての人々に理論的にも実践的にもこれを受け入れるように励ますこと であります。

 先週お話しした奉仕の哲学をまず受け入れた上で、今申し上げた 4つのことを実践してくださいと述べています。奉仕の哲学を実行する方法を 少し具体的に示しております。まず実際例を団体で示すこと。個人として この理論をそれぞれの職業及び日常生活において実践に移すこと。 ロータリアン以外の人々がこれを受け入れるように励ますこと等を示して います。


クラブフォーラム 米山月間
米山記念奨学会委員会:山崎晃副委員長
 岩波委員長が工業メッセで欠席ですので、本日の例会は米山記念奨学会で
ご尽力されている 三井章義会員にお話をしていただきます。
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三井章義会員
 よく米山記念奨学会は米山梅吉氏が創立者であると勘違いなされている方がいますが、 米山梅吉氏は日本のロータリーの創始者で東京ロータリーを設立しました。
 米山梅吉氏の功績を称えるということから東京RCが「米山記念奨学会」を設立したということです。 実際に文部省から「財団法人ロータリー米山記念奨学会」として設立が認められたのは1967年です。

 現在は制度の改正によって内閣府の管轄となり、「公益財団法人ロータリー米山記念奨学会」 として活動しています。もう少しで50年という長い歴史を持つ奨学会です。その間、非常に 多くのロータリアンが財団に寄付をしていただき、現在基本財産が50億円あり、きちんと 管理されています。その他に約30億円位の運用できる資金があります。

写真  公益財団法人として、毎年、寄付いただいたお金は全額使用しなければならないということです。 今の米山奨学生は大学院生と学部生に奨学金を交付していますが、大学院生の場合は月額14万円 を差し上げています。大学生は毎月10万円です。一時は寄付も減少傾向にあり、奨学生も700名位 まで落ち込みましたが、現在では740名まで回復しています。今年の6月末で約15億円、 前年度は14億円という多額の寄付金を全国のロータリアンからいただいて健全な運営をしています。

 国内においては、米山が最大の奨学会であると言われています。長野県は、34地区のうち 毎年16、17番目で全クラブの平均値より2,000円位不足していますので、2600地区には是非とも 頑張っていただきたいと思っています。
 米山には寄付に対する表彰制度がありまして、個人寄付の場合は、累計額3万円で「準米山功労者」、 10万円で「第1回米山功労者」、以降10万円ごとに「第2回〜第9回」、「米山功労者マルチプル」、 「米山功労者メジャードナー」と金額の累計額により、銅・銀・金の表彰感謝状とピンバッジ、 クリスタルの盾が贈られます。法人でも寄付をしていただくことも可能です。 海外に学友会がいくつもできているそうです。

 現在、台湾・韓国・中国・タイ・ネパール・モンゴル・スリランカの7つの学友会が海外にあります。 日本では全地区に学友会があります。日本に残った留学生たちが会を組織し奉仕活動をしています。 海外の米山奨学生からも寄付金が寄せられています。このことを留学生は「恩返し」でなく 「恩送り」といい、いただいた恩を次の人に送るということだそうです。
 先日も松本でセミナーがあり、中国人の女性の留学生の方が、米山奨学生であったことへの 感謝の気持ちをお話しいただきました。
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