<週報:
No.2,751
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2,860回例会 2016年3月11日(金)
司 会 |
古屋了副SAA
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出席報告
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本日69.05% 15名欠席、前回訂正90.70% 5名欠席
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ラッキーナンバー
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No.34 加藤明博君
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ニコニコボックス
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早出由男君
春の雪でした。でも、もうすぐ梅の花も咲くでしょう。
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笠原宏文君
宮坂先生、本日の卓話よろしくお願いします。
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大和眞史君
昨日、看護学生41名、研修医7名が、無事、卒業・修了しました。
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古屋了君
岩波家、ご子息、皆様のご結婚が整ったことにお祝いの気持ちで。
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飯田兼光君
例会休んでしまい、申し訳ありません。
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大岩慎治君
東日本大震災から5年。損害保険会社として、今後も、いざという
時にお役に立つべく、安心をお届けいたします。
P.S.下の娘が無事大学合格しました。
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宮坂美保子君
卒業の季節、関係者の皆様おめでとうございます。
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北川和彦君
誕生日のお祝いありがとうございました。64才です。
糖質制限に挑戦しようかと思います。
日本酒以外ですが。
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親睦委員会 宮坂美保子会員より ニコニコボックスの報告 |
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伴在賢時郎君
結婚記念日のお花をいただいてありがとうござい ました。
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加藤明博君
ラッキーナンバーに当たって。
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会長告知 早出由男会長
今日は、「パワハラ」についてお話しをさせていただきます。
「パワハラ」とは、パワーハラスメントの略語として使われていますが、一般的には
「不愉快もしくは威嚇的な態度をとる」「しつこく不快なことをする」
「繰り返し嫌がることをする」などという相手にとって「不快」と感じる行為や態度を意味
しています。
日本国内における職場のパワハラは、各種統計や調査によると近年増加の一途をたどっており、
今や労働相談のトップを占める深刻な事態となっていると言われています。職場のいじめ・パワハラは、
社会学的には同一集団内で、力関係において優位にある者が、自分より劣位にある者に対して、
主観的・客観的にかかわりなく、一方的に、一時的・継続的に、身体的・精神的・社会的苦痛を与える
ことを意味しています。
職場において何らかのいじめやパワハラが行なわれた場合、さまざまなレベルの
責任が発生することになり、使用者には職場秩序を維持し、従業員を良好な状態で職務に遂行させる
経営責任があり、しかもその多くが法的責任とされています。
すなわち、職場において何らかのいじめやパワハラ等のハラスメントが行なわれ、社会的にみて
非難に値するとされる場合、当初個人や企業が経営責任を負うとともに、刑事、民事等の法的責任が問
題とされることになります。
職場のいじめ・パワハラの防止及び予防の取り組みが必要とされていますが、少なくとも
次の3点について検討する必要があると思います。
@職場モラルの向上
職場における適切でオープンなコミュニケーション、意思決定への従業員の参加、組織内での対立の
発生を未然に防止すること。
Aコミュニケーションの豊かな職場
コミュニケーションが不十分であると、同僚や上司との意見の相違がきっかけとなって、いじめ・パワハラ
へと発展していく。
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B職場における「ディーセント・ワーク」を
労働の人間化をめざしたマネジメントが必要であり、公正な職務評価処置、適切な教育訓練等により、
いじめ・パワハラのない職場環境をめざすことが必要です。
各企業や職場によって、いじめ・パワハラの実態は異なりますが、職場いじめが広範かつ深刻な事態に
至っていることを認識し、企業は何をなすべきかを考え、パワハラを防止するよう努力されてはいかが
でしょうか。
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幹事報告 竹上幸浩副幹事
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本日の報告はありません。
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金は天下の回り物とか、お足とも言われています。私は商売柄海外出張が多いです。特に
台湾は有力な企業があり、2000年頃には3ヵ月間毎週、台北を中心に通いました。
それはともかく、昼の経済と夜の経済は正比例しています。昼が元気の良いところは、夜も
元気です。台北には林森北路(リン・シェン・ペイ・ルー)という繁華街があり、かつて元気
だった諏訪の大手町の様なところです。格好良く言えば、定時、定点観測をして世界経済の
行方の一端が分るようにしています。
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山崎晃会員
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2000年頃、日本の電子産業が元気だった頃は、日本語名の飲み屋の看板が並んで
いました。その後、日本経済がおかしくなり、欧米系の名前の看板に変わりました。
リーマンショックの後は、中国名が多くなり、安倍政権に成ってからは、また
日本名が増えて来ました。
しかし、1ヵ月前にも台北に行きましたが、ここ半年間名前はあまり変わりません。
これは何を意味しているのか?よく考えると、世界経済が低迷期に入ったのではないかと
推測しています。また再来週、現状を把握してきます。
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◇
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平成2年くらいに老人保健施設の施設長をやっていた頃、リハビリをして自宅に帰ってもらっても、
皆また、寝たきりになって戻ってきてしまう。厚生労働省に直訴して家庭復帰支援事業などもやりました。
しかしその頃、今のようなデイサービス等もありませんでしたので、やはり寝たきりになって戻ってきて
しまうんです。これは開業するしかないと思い開業しました。
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宮坂圭一会員
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平成3、4年くらいは、まだ介護保険制度がありませんでしたから、私と看護士でお風呂に入れたり、
温泉に連れて行ったりしました。その後数年して、皆さんが手伝ってくれるようになり、今の介護保険
制度ができ、障害者への意識が変わってきたのではないかと思います。
寝たきりの一番多い理由は、脳梗塞になった人、整形外科で骨折して手術ができない人でしたが、
今は認知症の人が増えてきています。
在宅医療には往診と在宅療養があり、寝たきりのお年寄りの人達で、比較的病状は安定しているが、
月に一度は診に行く形態が在宅療養に当たります。
「元気な高齢者の調査」によると、元気なお年寄りは、近所づきあいもあいさつ程度の人が多いです。
元気なお年寄りの治療中の病気は、高血圧が42.1%、目の病気が20.0%といった割合です。
高血圧の割合は多いですが、元気に暮らしている人が多いです。
身近な方に認知症の疑いがあるときの相談は、かかりつけ医が56.2%、家族・親戚が53.4%となっています。
現在は、諏訪日赤さんと認知症に関する連携がシステムとして出来上がっており、開業医の先生が認知症
の疑いがある人たちを日赤の連携室に紹介すると、日赤で精神科と神経科に分けて対応してくれています。
また、介護が必用になった時に受けたい場所は自宅が多いのですが、今では90%以上が病院で亡くなって
いるのが現実です。
次に、「要介護・支援認定者の調査」によると、地域的に介護を受けていても意外と近所づきあいも
多い状況です。また、介護が必用になるのは、高齢による衰弱が27.0%と一番多いが、認知症が21.7%と
認知症の人が非常に多くなってきています。要介護・支援認定者の相談相手は、ケアマネが54.1%と
なります。皆さん自宅で介護を受けたいんですが、それがなかなか難しいのが現実です。
今私たちは、10名の開業医の先生でシステムを作って、在宅医療を実施しています。これにより
諏訪市のデータが集約されます。今、私たちが診ている寝たきりの人が、諏訪市で577名になります。
年間で6,000件近くの往診に対応して、この地域で支えあっています。
医療・福祉・生活を地域で支えあえる体制を作ることが必要だと考えています。
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