riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,774回例会 2014.5.16(金)  No.2,665


司  会 伊藤武利 副SAA
ゲストビジター 長野県諏訪地方事務所 所長 寺澤信行様
出席報告 本日75.00% 13名欠席、前回訂正92.86% 4名欠席
ラッキーナンバー No.29 森幸俊君

ニコニコボックス 親睦・クラブ親善委員会 三宅正人委員
朝倉英仁君、笠原宏文君
諏訪地方事務所長 寺澤信行様、本日は当クラブ訪問ありがとうございます。後ほど卓話をお願いいたします。
先日は新旧役員引継会に大勢の皆様ありがとうございました。平林明会長・玉本広人幹事年度のご活躍を期待しております。
岩波寿亮君
寺澤所長、本日はお忙しいところありがとうございます。よろしくお願いいたします。
小口武男君
寺澤所長様ようこそ。本日はよろしくお願いいたします。
森幸俊君
ラッキーナンバーに当って。

会長告知 朝倉英仁会長
 昨年のクリスマス例会の頃、地区米山奨学会常務理事の三井章義さんと次年度国際奉仕委員長の藤森省作さんのテーブルにて、米山奨学生の王さんの故郷を訪問してみようという提案が私になされました。
 この件について王さんのカウンセラーの増澤洋太郎さんと模索して参りましたが、先日5月9日の新旧役員会にて、次年度の事業として王さんの故郷・丹東を訪問しようということになりました。
 丹東は北朝鮮との国境に面している、人口241万人の大きな街です。ホテルの部屋から北朝鮮を見ることができ、王さんのご家族も歓迎して下さるとのことです。6月末までに20名程度の参加者を取りまとめ、8月23日(土)出発、8月27日(水)帰着の日程で計画しております。奮ってご参加下さい。
 なお、この計画は次年度事業になりますので、団長は平林次年度会長、副団長は次年度国際奉仕委員長の藤森省作さんとカウンセラーの増澤洋太郎さんになる予定です。
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幹事報告 笠原宏文幹事
新入会員の藤井晴康君は本日付の入会となります。
寺澤所長様、本日はようこそ当クラブへお越し下さいました。後ほど卓話をよろしくお願いいたします。
当ロータリークラブは5月よりクールビズということでお願いいたします。
米山功労クラブとして第29回目の感謝状が届いております。
丹東への訪問はご夫妻での参加、大歓迎です。

ポール・ハリス・フェロー伝達式
朝倉英仁会長から対象会員に表彰品が授与されました。
マルチプル・ポール・ハリス・フェロー
 森幸俊会員(2回目)

委員会報告
ロータリー情報委員会 三井章義委員長
 昨年の規定審議会で、「副ガバナー」を設置する制度に変更になりました。
 「副ガバナー」とは、手続要覧によれば「ガバナーが一時的あるいは恒久的にガバナーとしての任務の続行が不可能となった場合に、ガバナーの後任となることである」とされています。
 従来は、ガバナーが病気等になってしまった場合は「アクティング・ガバナー」が任命される制度でした。
 従って今後は、ガバナーが不在となった場合はまず「副ガバナー」が後任となり、副ガバナーも不在の場合はRI会長が「アクティング・ガバナー」を任命するということになります。これにより、突如ガバナー不在という事態に陥ってしまった場合の後任者の任命が、明確かつ合理的になりました。
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三井章義委員長


クラブフォーラム 社会奉仕委員会
 「諏訪地域の環境行政について」
長野県諏訪地方事務所 所長 寺澤信行様
 私の県職員生活は今年で37年目になりますが、一番長かったのは「財政(査定)」です。平成7年からの3年間は、長野オリンピック組織委員会に所属し、情報・通信・システム関係の査定を担当いたしましたが、これは大変勉強になりました。当時は円高で財政難。79円まで円高が進んだことから財政計画の大幅な見直しを行いました。オリンピックのスポンサーには国際スポンサーと国内スポンサーの2種類があり、当時はマーケティング班がスポンサーの開拓を行う仕組みでした。スポンサーとの交渉はかなりハードで、IOC総会などに出向いて直接交渉することもありました。大変苦労いたしましたが、長野オリンピックは最終的には黒字となり、皆様のおかげと思っています。
 さて、環境の話に移ります。一口に環境と言っても非常に範囲が広く、人によって開発に対する許容レベルが異なり、その時々の時代によって重点も変わります。例えば自然保護については、ビーナスラインの先線、ゴルフ場開発、ごみ焼却施設のダイオキシンといった問題がそれぞれの時代にありました。こうした社会情勢の変化を受けて、現在の「第三次長野県環境基本計画」には地球温暖化、自然エネルギー、放射線、生物多様性、PM2.5等の項目が盛り込まれています。そしてこの基本計画をベースに「県総合5か年計画(しあわせ信州創造プラン)」には、「低炭素で循環型の地域社会づくり」と「豊かな自然環境の保全」という2つの項目が盛り込まれました。
 本日は諏訪地域における特色ある環境行政として、3つの事業を紹介いたします。まず1つ目は「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」で、クリーンレイク諏訪にて県内第一号の事業がスタートしました。2つ目は「諏訪湖の環境改善に向けた取り組み」です。現在の諏訪湖はヒシの大量繁茂、湖底の貧酸素化という新たな課題を抱えています。今年も引き続き水質と植生の研究を続けていく予定です。3つ目は「霧ヶ峰の自然環境保全」です。ニホンジカによる植生被害は深刻ですが、今年は駆除だけでなく鹿肉と鹿皮の利用についてのフィージビリティスタディを行いたいと考えています。
 さて、2年程前よりグリーン経済について議論され始めています。古典的な経済発展の理論(シュンペーター)によれば、経済発展を牽引するのがイノベーションの役割とされていますが、環境政策がこの技術革新を引き起こす誘因となりうるのか議論の分かれるところです。産業界では否定的な意見が強いようですが、一方で規制によって引き起こされる技術革新がもたらす利益は規制順守費用を上回るという意見もあります。例えば電力の固定価格買取制度(FIT)についても、このような政策誘導が本当に良いのかどうか、私たちは今一度考えてみる必要があるのではないかと思っています。
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寺澤信行様


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