2,765回例会 2014.2.28(金) No.2,656
司 会 |
伊藤武利 副SAA
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出席報告
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本日71.43% 15名欠席、前回訂正90.70% 6名欠席
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ラッキーナンバー
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No.31 伴在賢時郎君
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ニコニコボックス 親睦・クラブ親善委員会 古屋了委員長
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朝倉英仁君、笠原宏文君
ソチオリンピックも終わり、何だか寂しいですが、雨が降り春の匂いがしてきました。風邪をひかないように頑張りましょう。
松田会員、本日の卓話よろしくお願いします。
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松田好功君
3月7日(金)及び3月14日(金)、欠席させていただきます。
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伴在賢時郎君
ラッキーナンバーに当って。
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会長告知 朝倉英仁会長
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本日は3回目の霧ヶ峰温泉掘削のお話です。前回、前々回に続き、今日は掘削についてお話をしたいと思います。
まず、掘るにあたっては諏訪市・長野県の許可が要ります。また、周囲2kmに温泉の源泉がないことが条件となります。霧ヶ峰はそうした許可をいただいた上に、東京の台東区・板橋区の支援にも恵まれ始めることが出来ました。
50mのやぐらを組んで、24時間体制昼夜兼行での作業が続きます。30cmくらいのビットを装着して掘るのですが、これが200時間で交換しなくてはなりません。10トンの重りをつけて垂直に掘っていきます。固い地層だと1日に20cmしか進まないこともあれば、柔らかい地層だと50mも進むこともあります。5m毎に採取した地層のサンプルをお持ちしましたのでご覧ください。掘る際に井戸が崩落しないようにベントナイトという泥を循環させて壁を保護しながら、1000馬力のモーターで掘っていきます。環境への影響も考慮し、途中で鉋屑を調達したりもしました。結局、1,524m掘ってそこから温泉を汲み上げています。最終的に30.7度、毎分107リットルの温泉を引くことが出来ました。アルカリ単純泉、アルカリ度9.7と肌にやさしい美人の湯となっています。
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幹事報告 笠原宏文幹事
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3月の最初の例会は夜間例会に変更になりました。
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秦野のRCからお見舞いのメールが来ましたので披露します。
「諏訪地方は記録的な大雪等のニュースを聞いております。会員の皆様におかれましては、健康に留意され一日も早く正常な生活に戻ることをお祈り申し上げます。」
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後程、松田会員から収支報告がありますが、ぜひ新しい会員をご紹介いただけるようよろしくお願いします。
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委嘱状授与式
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朝倉英仁会長から該当会員に委嘱状が手渡されました。
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三井章義会員:地区諮問委員会委員、米山記念奨学会常務理事
地区規則・手続委員会委員長、米山奨学委員会カウンセラー
川村総一朗会員:青少年奉仕委員会 ローターアクト委員会委員
伊藤武利会員:会員増強委員会委員
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ポール・ハリス・フェロー伝達式
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朝倉英仁会長から対象会員に表彰品が授与されました。
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マルチプル・ポール・ハリス・フェロー
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八幡一成会員(1回目)
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会員連絡 玉本広人次期幹事
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地区研修協議会、4月6日(日)となります。予定をあけておいてください。
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委員会報告
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ロータリー情報委員会 三井章義委員長
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今日は米山奨学会についてお話しします。明後日、地区の米山奨学生の歓送会、即ち卒業式があります。17名の方をお世話し、10名が卒業となります。奨学金の受取り方ですが、「最終学年またはその1年前」に受取るという規定があります。修士課程や博士課程の学生もいることからこういうルールとなっているわけです。奨学生の出身国については2010年から制限が撤廃され、今は700名の奨学生がいますが、中国人が多いのが特徴です。私たちが身近で出来る奉仕なので、皆さん寄付をよろしくお願いします。
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三井章義委員長
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クラブ協議会 会計
上半期会計報告
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松田好功会員
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《2013−2014年度 諏訪ロータリークラブ半期会計報告》
・収入の部:
前期繰越金、会費、入会金、ビジター会費、諏訪グループ協力金他について。
・支出の部:
RI分担金、地区関係分担金、全国関係、クラブ活動費他について。
《2013〜2014年度 諏訪ロータリークラブ奉仕活動会計報告》
・収入の部:
ニコボックスについて。
・支出の部:
新世代・ローターアクト他について。
各科目ともほぼ巡航で推移しています。
(卓話)
本日は私が30代後半に経験した海外研修のお話をさせていただきます。PACIFIC RIM BANKERS PROGRAMと言いまして、シアトルにあるワシントン大学が環太平洋諸国の金融マン・銀行マンを集めて3か月程の研修を行うというもので、17か国から約80名の受講生が集まりました。日本からは八十二銀行、東京三菱銀行、日銀、全銀協、オリックスからの5名が参加しました。
シアトルは、ボーイング、マイクロソフト、スターバックスといった世界的な企業の発祥の地です。マリナーズもシアトルの球団です。緯度は北海道よりも高いため夏は涼しく冬も暖流の影響で緯度の割に寒くなく快適で過ごしやすい都市です。
ワシントン大学は1861年設立の名門大学で、ノーベル賞受賞者を多数輩出しており、日本人の卒業生としては宮内義彦氏や丸山和也氏が有名です。研修のテーマは国際金融市場の動向や環太平洋諸国の経済情勢といった内容でしたが、授業の形式はグループディスカッションを中心とした大変刺激的なものでした。毎晩遅くまで翌日の予習を余儀なくされるハードな毎日でしたが、日本のメンバーで当番制をとることにより、ダウンタウンへ飲みに出かけることも出来るようになりました。この時に沢山の友人を作ることが出来、後に八十二銀行がタイのカシコン銀行と業務提携を行う際や、私が香港赴任時代、東亜銀行と取引深耕する上でその時の人脈に助けられました。
1997年はアジアにとって大変な時期でしたが、参加メンバーの一番の関心事は意外なことに日本のバブル崩壊と銀行の不良債権問題でした。彼らが本気で心配していることがわかってきて、特に東南アジア諸国にとって日本の動向は切実な問題であり、日本にリーダーシップを発揮してアジアを引っ張っていってほしいと期待していることがわかりました。翻って、その後の日本はアジア諸国に対してどのくらい貢献しリーダーシップを発揮出来てきたでしょうか。ちょうど今TPPが議論になっているので気になるところです。この研修は今行われていないようで残念です。グローバル人材の必要性が叫ばれている中、今後は日本発で発信していってもいいのではないかと感じております。
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松田好功会員
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