riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,748回例会 2013.10.11(金)  No.2,639


司  会 河西正一 SAA
ゲストビジター 米山奨学生 王玉洪さん
誕生日 有賀昭彦君、伊藤武利君、小平直史君、榎田誠一郎君
結婚記念日 太田信男君、有賀昭彦君、増澤洋太郎君、伊藤武利君、小林恭一君、三澤清司君、河西正一君、長田司君、朝倉英仁君、小口武男君、小出裕之君
出席報告 本日72.09% 15名欠席、前回訂正88.89% 6名欠席、前々回訂正88.37% 8名欠席、前々々回訂正88.89% 6名欠席
ラッキーナンバー No.5 藤森省作君

ニコニコボックス 親睦・クラブ親善委員会 古屋了委員長
朝倉英仁君、笠原宏文君
南北100キロに及ぶ南アルプスを一望し露天風呂・おいしい料理いかがでしたか。
好天に恵まれたゴルフコンペ楽しみました。
10月20日(日)地区大会よろしくお願い致します。
岡村裕司君
先日は父の葬儀にお忙しい中大勢の方かけつけて頂き誠に有難うございました。
小口武男君
ものづくり大賞のグランプリを受賞する事ができました。これからもものづくり頑張ります。
早出由男君
久しぶりにロータリークラブのゴルフ例会に参加させて頂きました。ゴルフを楽しませて頂きながら、初めての優勝の栄を賜り誠に有難うございました。思いもよらぬ優勝で大変嬉しく、また驚いています。
折井俊美君
先月末長男が結婚しました。可愛い娘ができて嬉しいです。
古屋さんのフェリスクレールで感動的な式をしていただきました。古屋さん有難うございました。
古屋了君
好天に恵まれ折井さんのご長男の晴れの日をお手伝いできました。過分なお言葉を頂戴致しまして有難うございました。
加藤茂樹君
結婚記念日のお花をいただき有難うございました。
増澤洋太郎君
今月は米山月間です。例会を担当させていただきます。講師の三井さんよろしくお願いします。
藤森省作君
ラッキーナンバーに当って。

会長告知 朝倉英仁会長
 先週10月4日はゴルフ例会で皆様楽しく回ってこられたようでございます。優勝者は早出会員、初優勝でとても嬉しいお顔をされておられました。また来年、多くの皆さんの参加をお願い致します。
 さて先々週、駒ヶ根の二人静で近年なかったお泊り例会を行いました。
 会員セミナーには多くの新入会員の皆さんがお集まりいただき、RLI方式の会議を行いました。三井会員によるご指導のもと、いろいろ活発なご意見が伺えられ、日頃疑問に思われていることやライオンズとロータリーの違いについてのご質問もあって有意義なセミナーであったと思います。
 懇親会では美味しいお食事とともにお酒も入って盛り上がり、久しぶりに会員の皆さんのカラオケもお聞きしました。二次会は大きなお部屋で行い、全員の皆さんが一部屋に集まって、ロータリーの話やRC歴の長い年配の皆さんのロータリーに対する貴重なご意見も伺うことができました。
 皆様のご参加、本当に有難うございました。

幹事報告 笠原宏文幹事
王さんようこそいらっしゃいました。
10月4日のゴルフ、好天に恵まれ良い例会でした。
今月のレートは100円です。
例会終了後、理事会を開催します。
10月20日の地区大会、車で来られる方は柿木観光さんの駐車場へお止め下さい。柿木観光さん7時20分の出発、ぬのはんさんへ来られる方は7時40分の出発です。よろしくお願いします。

委員会報告
ロータリー財団委員会 三澤清司委員長
 財団は地区から補助金をいただいており、事業活動に向けて委員会を重ねてきております。
 後日詳細が決まりましたら皆さんにご案内致しますが、新しく豊田小学校が完成ということでその図書館を使った読書会の事業に参加させていただくスケジュールを今組んでおります。日程的には11月14日でほぼ決まって参りましたので、皆さんのご参加をお願い致します。
 詳細はFAX等で出欠含めご案内させていただきます。
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三澤清司委員長

米山奨学金贈呈
朝倉英仁会長から王玉洪さんに奨学金をお渡ししました。
米山奨学生 王玉洪さん近況報告
 先日RYLAに行ってきました。
 最初に東京大学准教授・山田先生の基調講演を聞き、分科会を行って最後に腕時計の組立てまで行いました。
 自分にとって本当に良い経験でした。

クラブフォーラム 米山月間
米山奨学会委員会 増澤洋太郎委員長
 10月は米山月間でございます。
 今日は米山記念奨学会常務理事・執行役員の三井章義さんに講師をお願い申し上げましたので、最後までご静聴をお願い致します。
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増澤洋太郎委員長

米山記念奨学会 三井章義常務理事
 今月は職業奉仕月間と同時に米山月間ということになっていますが、ご存じのように米山は日本だけのものであります。米山奨学会というのは、海外から日本へ留学してきている方のお世話をする制度であります。世話クラブをやったことがないクラブはよくわからないと思います。そのため2600地区では交流クラブというものを創りました。今、2600地区は米山の学生さんとの交流を盛んに行っており、そのおかげで寄付も段々増えてきています。
 ところでこの制度、1953年に東京RCが米山基金というものを創って募金を始めました。翌年には第一号の学生をタイからお迎えしお世話した訳ですが、1960年にロータリー米山記念奨学会となりました。1967年には文部省から財団法人の許可をいただき、財団法人ロータリー米山記念奨学会が正式に設立されました。そして去年の1月、公益財団法人の許可を文部科学省よりいただき、正式名称は公益財団法人ロータリー米山記念奨学会となったものであります。国際ロータリーからも2007年から多地区合同奉仕活動として認められる大変立派なロータリーの国際奉仕活動の一部となっています。日本のロータリアンの中には知らない人が多いのですが、実は皆様が入会され会費を払いますとその会費の中からクラブを通じて米山に寄付がいっています。クラブにより目標額は違いますが、一人当たり一年間、一番安いクラブで2千円、当クラブは9千円です。ところで会員の中には日本のロータリーの創始者である米山さんが創った会と思っている人が結構いますが、そうではありません。そのため米山さんを記念して創った奨学金制度ということで、必ず”記念”という言葉が入っています。
 それでは一体、米山さんとはどんな人だったのか。大まかにご紹介をさせていただきますが、慶応4年、東京の芝・田村町で生まれました。12歳の時、三島の旧家・米山家の養子となり、16歳の時に沼津中学校を中退し、東京に出て働きながら東京英和学校、今の青山学院大学で勉強したという人であります。21歳の時渡米、オハイオ州などの大学で政治学や法学を学びました。28歳で帰国し30歳の時に三井銀行に入ります。大正9年、53歳の時にRCを日本に導入、東京RCを創設し初代会長になりました。大正12年、56歳で三井信託株式会社を設立して社長となり、67歳で三井信託の社長を辞めて三井報恩会の理事長となり、ここから米山さんが社会事業や文化事業への大規模な援助に力を入れていくことになります。昭和12年、70歳で現在の青山学院初等部を創って校長になり、同時にこの年に貴族院議員に任命されます。そして昭和21年、満78歳でこの世を去っています。金融のスペシャリストであると同時に社会奉仕に人生を捧げた青山学院屈指の後援者、と伝記に書いてありました。私財を投じて現青山学院初等部と幼稚園を創ったことで、青山学院とは切っても切れない大変深い関係にある方であります。
 では、どうして米山さんが日本にRCを創る気になったか。米山さんが渡米中、年末年始の休暇にダラスのRC例会へゲストで参加したそうです。そのことがRCに米山さんが関心を持つ契機になったと言われています。米山さんは信念の人ですが、非常に行動力に富んだ人、ということがわかるのであります。
 次に米山記念奨学会の目的は何だろうかと考えますと、日本にいる外国人留学生に対し奨学金を支給して留学の目的を支援すると共にロータリーの理想とする国際理解と親善に寄与すること、であります。言い換えますと、将来日本と世界を結ぶ懸け橋となって国際社会で活躍し、更にはロータリー運動のよき理解者となる人材を育成すること、であります。米山基金が設立されて今年で61年、大変な成果が上がっており、最近5か年では13〜14億円、当地区3千万円前後になっています。実際の支援費用は約14億円かかるので13億円台では800人のお世話は難しい、と前々回の理事会で議論となり、最終的には100人減らし今年の採用から700人にさせていただきました。当地区では1月に選考し12名を新規に採用しました。継続5名と併せ17名のお世話をしているのが実情であります。
 この成果についても少しお話しますと、卒業生の皆様方が異口同音におっしゃるのは、日本のロータリーに対する感謝の言葉と、日本と母国の懸け橋になりたいということです。そして国際親善にも寄与したいと。その実例が東日本大震災の際に海外の留学生の皆様からいただいたご厚意であります。震災直後に中国・台湾・韓国などから多額の義援金が米山奨学会に送られてきました。学友の皆さんが日本や海外でロータリーの精神を発揮して下さっているということであります。
 最後に私が各クラブにお願いしていることを申し上げます。個人で特別寄付をしていただきたい、10万円になると第一回目の米山功労者になります。税制上の優遇措置もあります。その他各クラブには、世話クラブあるいは交流クラブになって下さい、奨学生を活用して下さい、DVDを見て下さい、ということもお願いしています。
 皆様、今後ともよろしく米山をご支援下さい。
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三井章義常務理事


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