riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,729回例会 2013.5.17(金)  No.2,620


司  会 岩波寿亮副SAA
ゲストビジター 米山奨学生 王玉洪(おう・ぎょくこう)さん
出席報告 本日73.17% 15名欠席、前回訂正91.11% 4名欠席
ラッキーナンバー No.31 高橋正司君

ニコニコボックス 親睦・クラブ親善委員会 岡村裕司委員長
5月24日はゴルフ例会です。諏訪湖カントリークラブで11:00点鐘です。
小口武男君、長田司君、朝倉英仁君、笠原宏文君
王玉洪さんようこそ2年間よろしくお願いします。
増澤洋太郎君
王玉洪さんのカウンセラーを努めます。よろしく。
笠原宏文君
5月10日の引き継ぎ会お疲れ様でした。ありがとうございました。
竹上幸浩君
結婚記念のお花を頂いて。
高橋正司君
ラッキーナンバーに当って。

会長告知 小口武男会長
 夏も近づく八十八夜と言いますが、茶摘みは立春から八十八夜。本年は5月2日ですので今は正に新茶の季節であります。安岡先生は「茶飲み友達」について話しておりますので、本日はその話を勉強したいと思います。
 そもそもお茶というのは、一面では哲学であると同時に科学でありまして、「茶飲み友達」というのは深い意味があり、深い味わいのある言葉であると先生は言っております。我々が今楽しんでいる茶道、薄茶とか濃茶というのは後に発達したもので、それ以前の茶は「薬茶」でありました。その茶を点てる、茶を出すというときに、まず注意するのは湯加減と良い茶を選ぶという事であります。
 そのお茶を煎じるときには3つの段階があるそうです。まず、第1煎でお茶の中に含まれる糖分すなわち甘みを味わう。第2煎で茶の中に含まれるカフェインの苦みを味わう。最後の第3煎で茶の中の渋みを味わう。つまり、甘み、苦み、渋みと言うように味わい分けていくそうです。
 しかし甘味や苦みと言っても、普通の人が考えるような別々のものでは決してありません。そこで昔から茶人は「苦みの中に甘みがある。甘みのある苦みでなければ本当の苦みではない。」と言ってきたのですが、これは科学的分析で甘味カテキンが抽出されて証明されたようです。
 本当の甘みは苦みの中にあり、本当の苦みは甘みを持ったものであります。よく「苦言を呈す」と言いますが、その苦言の中に実は本当の甘さがなければなりません。甘さがなければ真の苦言、苦みではないのです。そして、その苦言を喜ぶようになるのは相当人間が発達してからである。と先生は言っております。そして、その人間をもっと突き詰めていくと今度は渋くならないといけません。人間はいい年をして、いつまでも甘いだけではダメでありまして、苦みがわかり、さらに渋みが出てこないといけません。これが本当の茶道だ、と先生は言っております。
 さらにこれを突き詰めると「無の味」になります。これを詳しく説いているのが老荘だそうです。この味の至れるものを「無味」と言いまして、その無味とは「水」だそうです。水を「淡」と申しまして(これは火にかけて極めるという意味だそうです。)甘いとも、苦いとも、渋いとも何とも言えない味が無味、淡であります。論語の「君子の交わりは淡として水の如し」というのはそういう至れる交わりのことです。そこで、人間がお互いに人生の至れる味をしみじみと話し合う。というのが「茶飲み話」の本義であります。
 夫婦が長い間一緒に苦労をして、ようやく人生の醍醐味、世の中のことや人間の至極の話をしんみりと話し合えるのだそうです。お茶が美味いのまずいのという前に、お茶を味わえる人間になることが必要なようであります。
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幹事報告 長田司幹事
5月12日に米山奨学会2600地区のオリエンテーションがあり、王玉洪さんを奨学生としてお迎えすることになりました。諏訪クラブで2013年4月から2015年3月までの2年間、継続生としてバックアップして参ります。本日は4月と5月分の奨学金をお渡しします。
LCV(株)の河口さんの入会についてはご異議がありませんでしたので入会していただきます。
太陽工業(株)の小平さんは入会していただくこととなりました。
5月24日はゴルフ例会です。以降はクールビズスタイルでお願いします。
米山奨学会メジャー・ドナーに三井章義会員が任命されました。今回で13回目の任命になります。

富士見RC設立40周年記念式典出席報告
平林明副会長
 5月12日富士見RC設立40周年記念式典に小口会長の名代として出席して参りました。当日は37年のお付き合いのある台湾の東光RCから19人のメンバーがお見えになりました。
 富士見高校農業クラブ研究部の養蜂部、環境科学部、グリーンデザイン部、バイテク部の記念講演がありました。養蜂部の活動では日本ミツバチを通じて富士見の街づくりを行っているとの大変すばらしい発表がありました。また、山崎晃さんも出席していただきました。

米山奨学生紹介
増澤洋太郎カウンセラー
 この度王玉洪さんのカウンセラーを務めさせて頂くことになりました。5月12日のオリエンテーションでお会いしました。2年間になりますが、早く皆様に知っていただくことが大事だと考え、本日紹介させていただくこととなりました。日本での立派な父親になれるよう努力して参りたいと思っていますので、皆様の御指導をよろしくお願いします。

米山奨学生 王玉洪さん
 皆さんこんにちは、自己紹介をさせていただきます。諏訪東京理科大学経営情報3年の王玉洪と申します。宜しくお願い致します。これから2年間諏訪ロータリークラブにお世話になることになりました。
 私は中国北部の遼寧省の丹東市から参りました。日本に来て4年になります。最初は長野文化学院で2年間日本語を勉強しました。そこを卒業してこの大学に入学しました。今3年生になり奥原先生の統計的品質管理のゼミに入りました。宋寒さんと同じ先生です。
 私は日本に来る前は大変不安でした。諏訪は全く知りませんでしたし、どういう生活をするのか、どんな人たちなのかわからないまま日本に来ました。日本に来てから勉強しこのような機会があることを大変うれしく思います。こちらに来てから日本人に対するイメージは大きく変わりました。こちらの方は大変やさしくて、想像していたよりも親しく接していただき、とても良かったと思います。今の日中関係はあまり上手くいっていないので、私の家族は危険な事が起こらないか心配していました。こちらの生活を家族に伝えると、家族は感激しどうぞよろしくお願いしますと言っておりました。皆様2年間どうぞよろしくお願い致します。
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米山奨学生 王玉洪さん

グラブ・フォーラム 次年度に向けて
朝倉英仁次年度会長
 このところ大変良い天気が続いています。諏訪地方の5月は1年の内で一番乾燥しており、雲が出来難く快晴が多い時季です。天気予報を見ると23日までは良い天気が続くと思います。仕事をする中で天気は欠かせない事柄です。良い天気の原因は朝鮮半島に大きな高気圧が張り出しているからですが、南には梅雨前線が既に停滞しています。この梅雨前線が日本に上がってくると「梅雨」になります。天気図で高気圧が張り出していると天気、低気圧・前線が通過すると天気が悪くなります。17日から23日までは高気圧が張り出していますが、その間に気圧の谷が通り過ぎます。高気圧は丸か楕円に近い形ですが、高気圧の丸の中に凹んだ場所があります。それが気圧の谷です。そこでは低気圧の上昇風袋が徐々に発達して天気が悪くなります。高気圧が張り出していても天気が悪ければ、そこは気圧の谷であるということです。天気は西から東に移動します。そんなことを参考にしていただき会社運営にも役立てていただければと思います。
 この気持ちの良い時期に次年度がスタートとなりました。3月22日にPETSの勉強会を済ませ、4月7日には地区協議会が開かれました。そこでRI会長の本年度の方針や第2600地区ガバナーの方針等が私どもに伝えられました。本年のRIテーマは「Engage Rotary Change Lives」で、直訳すると「ロータリーに従事し、暮らしを変えていく」になります。これを「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」と上手く和訳され、ロータリーのバッチを付けているだけではいけない、毎週例会に出席するだけがロータリアンではないという内容を含んでいます。RIテーマや地区方針の詳しい内容は次年度7月からお話ししていきます。2600地区のガバナーは岡谷ロータリークラブから選出された照光寺の宮坂宥洪さんです。
 次年度の諏訪RCの活動についてお話しさせていただきます。一昨年は55周年で記念誌を作りましたが、その中で座談会を開きいろいろな方々にお集まりいただきご意見を頂きました。その中で有賀明彦さんから「この頃諏訪ロータリーは思いやりの心が昔に比べてどうかなあ」とお話がありました。また「諏訪ロータリーのメンバーは腹を割って話すことを創立当時から大事にしてきた」とのお話もありました。来年度は58年目になり次の周年の中間点となります。メンバーが変わったり、新しいメンバーも入って参りますので、次のステージに向かい諏訪ロータリーはどんなことをしていくのか、どんな立場なのかを考えていく時だと思います。先ずは諏訪ロータリーの「絆」「友情」「親睦」を今一度掘り起こし、歴史ある諏訪ロータリーの誇りを持ち合わせながら1年間を過ごしていきたいと思っています。
 どんな例会をやっていくかですが、会員の皆様が多くの会員と語り合えたり、話が出来たり、ロータリーの例会でその機会を得たりすることが必要だと思います。卓話では外部の講師をお招きして行うことも良いのですが、諏訪ロータリーには人生経験豊富な先輩が大勢いらっしゃいますので、皆様からお話を伺う例会も良いと思っています。何年か前もあの方はこんな人生を送ったのだなあと感動したことがございましたので、そのような卓話を考えていきたいと思います。
 また、来年度は宿泊での例会を計画したいと思います。なかなか日帰りの懇親会では得られない懇親や親睦を泊まりで深めていきたいと考えています。諏訪の地を離れ駒ヶ根の「二人静」を予約しています。駒ヶ根には中央アルプス駒ヶ岳の千畳敷があり、たいへん静かな処で温泉も豊富です。
 年末のクリスマス例会は親睦委員会の皆さんに工夫頂き楽しい例会にしたいと思います。
 関係者ほか各方面の方々のご協力により8月15には秦野RCの皆様を諏訪湖花火大会にご招待することになりました。その日は例会扱いではありませんが、ご協力頂けるメンバーと共に秦野RCメンバーと懇親を深めたいと思います。
 来年はIMが富士見です。IMへの参加も計画しております。
 3月には私事ですが還暦を迎えますが、その年に会長をやらせていただくことは大きな節目と考えています。工夫をした例会を積み重ね「毎週参加をしたい、そこに行けば何か(得るもの)がある」と思える1年にしたいと思います。微力ではありますが来年は一所懸命やらせていただきます。
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朝倉英仁次年度会長
笠原宏文次年度幹事
 計画を立てている中で気になったのが、過去5年間のトータルの出席率を見ると、昨年が86.99%、3年前が90%くらい、4年前が94%くらいで、全体的に出席率が下がっています。ロータリークラブ全体でも同じことが起きていてRLIの会議でも問題視されています。このようなテーマで皆様と例会の仕組み等を話し合い、クラブの活性化や上手に楽しめるものにしていきたいと思います。
 当クラブは58年を迎えますが、諸先輩の思いの丈があると思いますので例会でその思いを聞かせていただく機会を多く持っていきたいと思います。
 奨学生を迎えるに当たり米山奨学会委員長である増澤さんにお願いしたわけですが、非常に良いカウンセラーでいらっしゃいます。2年間になりますが宜しくお願い致します。
 ロータリー財団の関係では三澤先生に大変ご苦労いただいていますが、3年間やっていただき地区の補助金も申請し、いよいよ補助金での事業をすることになりました。財団は委員長、副委員長、その次と3年間くらい携わって頂かないとなかなかルールが理解出来ないところと、地区とのコネクションが上手く持てないということで複数年の委員長になると思います。
 新しいシステムでC.L.PはD.L.Pに沿った組織にしていきます。今年1年間皆さんでご検討いただきクラブ組織も変更していきたいと思っています。
 クラブを楽しむ意味で他クラブでは色々な同好会があります。同好会があるとクラブ活動も活性化されるようですので、今年は同好会の立ち上げを考えて参ります。
 お願いばかりになってしまいましたが、1年間よろしくお願いします。
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笠原宏文次年度幹事


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