riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,683回例会 2012.05.11(金)  No.2,574


司  会 藤森和敏SAA
ゲストビジター 和田季之日銀松本支店長様(松本RC)
島田恵子ガ―ルスカウト長野県第7団団委員長様
大輪芳宣諏訪市スポーツ少年団本部長様
出席報告 本日61.54% 22名欠席、前回訂正84.44% 8名欠席
ラッキーナンバー No.22 笠原宏文君

ニコニコボックス
 宮坂直孝君、笠原宏文君
  ガ―ルスカウト島田恵子様、スポーツ少年団大輪芳宣様
  ようこそ後ほど卓話よろしくお願いいたします。
 小口武男君
  和田支店長ようこそ度々おいで下さい。
 藤森省作君
  連続欠席深謝、本年は異常気象で今まで生育が遅れてい
  ましたが5月に入り、急激に進んでしまい大変でした。
 小口寿夫君
  連続欠席深謝。
 笠原宏文君、小口秀孝君
  結婚記念のお花をいただいて。
 笠原宏文君
  ラッキーナンバーに当って。
 

会長告知 河西正一会長

 今日は「老舗」についてお話させていただきます。当クラブでも「老舗」と言いますと「竹屋さん」・「真澄さん」・「えびすやさん」などがありますが、「老舗」の定義はあまりはっきりしていないようです。広辞苑によりますと「先祖代々店を守り継ぐこと、先祖代々から続いて繁盛している店」というような定義になっています。誰もが認めるのは江戸時代から続いているようなお店を示すように思います。「こぬか3合あれば婿に行くな」ということわざがあるそうです。多少なりとも食べれれば婿養子に行くなというような言葉であったようですが、これは明治時代に男尊女卑が徹底した中で生まれた言葉で江戸時代はそんなことはなかったようで、むしろ公的に認められたエリートだったというようなことが書かれています。
 「老舗」と言いますと創業者は家訓や遺訓を残して末代まで安泰を願っていました。それだからこそ「馬鹿旦那」が出たら当人は直ちに隠居させるべきだというような家訓を残している人もいるそうです。もっとすごいと「馬鹿旦那」は座敷牢に入れて勘当して追放しろという家訓を残している人もいるそうです。そうまでしたのは町内や同業組合で万が一何かあった時に町内や同業組合に類が及ぶことがあってはいけないと言うことで、大変跡取りを大切にしたそうであります。単に息子だから継がせるというようなことはとてもできなかったそうです。
 ある大阪の方の豪商を調べてみますと、のれん分けをした51店舗の中で実子の男の子が相続をしたのはわずか12件で、残りの73パーセントは養子が占めたということで実子の男性が継ぐというのは少なかったようであります。ある家では当家の相続は養子に限るという家訓を残しているところもあるようです。
 建設会社の大手の鹿島建設は代々婿養子だそうです。前に鹿島の社長さんは「男の子はいらない女子がいればいくらでも優秀な婿さんが来てくれる」ということで会社が大きくなってきているようであります。
 養子を大切にするということの中で、養子を取っても器量を見抜けなかった人がいるということで有名なのは、安田財閥を築いた後の富士銀行ですが安田善次郎は鰹節屋さんが婿養子に取ったそうです。ところがちっとも働かないということで追い出してしまった。そのあと安田善次郎は安田財閥を築いて大きくなったんですが、その追い出した鰹節店は潰れたそうです。
 養子を取れば必ずうまく行くというものではなく、ちゃんと養子の人を見抜かなくてはいけないと思っています。今男の子がいないとさびしがる人もいますが、女の子だけの方が昔は喜ばれていたのではないかと思います。今もそうだと思います。ということで私の家も父親と祖父は養子だったものですから私の代で潰すのかとふと思うところであります。


幹事報告 伊藤武利幹事
 
◇5月21日のアクトの例会にガバナーが訪問されます。5月27日にはアクト
 の地区大会があります。皆さんの参加をお願いします。
◇5月15日に新旧の引継会を予定しています。
◇安川英昭会員にポールハリスフェロー8回ということでバッジがきています。
◇例会終了後理事会開催します。

委員会報告

◇55周年実行委員会八幡一成君
 5月25日(金)に55周年記念式典祝賀会の慰労会を開催しますので皆さんの出席をお願いします。
 

ゲストビジター挨拶 和田季之 日銀松本支店長様(松本RC)

 最近の経済の情勢についてお話をさせていただきます。
おととい記者会見をやりまして長野県の経済状況について公表いたしました。総括判断としては「足踏み状態」ということで評価しています。昨年の12月以来半年「足踏み状態」という判断を据え置きました。しかし、先行きに向けては明るい方向の変化が少しずつ広がってきています。何故長野県の経済が今足踏みをしているかと言えば外部環境的には欧州の債務問題が再燃したおかげでヨーロッパの景気が悪化してきた、その余波を受けて中国の需要も減速し、一方金融市場では円高と株安が進んでいるというよろしくない状況になったということです。
 産業別にみると長野県では特に製造業のIT関連の低迷、半導体の在庫の積み上がりといったIT関連の生産が弱い状況です。これが景気全体の足を引っ張っている要因になっています。ここ数ケ月、半導体関連はようやく在庫調整が終わって生産が下げ止まってきたとの声が聞かれます。
 一方自動車関連はエコカー補助金が当りまして今絶好調の状況で、フル操業が続いています。もう数ケ月たてばIT関連の中での生産下げ止まり持ち直しに向う動きがもう少し広がって景気全体としても回復色がはっきりしてくるものと思っています。この6,7月頃から製造業の生産が持ち直して長野県の景気も回復傾向に戻ってくるだろうと思っています。
 ただゴールデンウイーク期間中にギリシャとフランスで選挙があり何れも財政緊縮路線や財政再建路線を進めてきた大統領や連立与党にとって厳しい結果が出ました。これを以って、金融市場ではユーロ圏の財政赤字削減の動きに水がさされるのではないか、ギリシャはユーロから離脱するのではないかというような憶測が働いてユーロが売られ、株が売られということになっている。これは裏を返すと円高要因となりますのでこれらが県内の企業や家計のマインドに悪影響を及ぼすことへの心配となる項目であります。この辺に注目しながら様子を見ていきたいと考えます。


クラブフォーラム卓話

新世代活動・ローターアクト委員会担当例会:笠原宏文委員長あいさつ

 本日は島田恵子ガ―ルスカウト長野県第7団団委員長様、大輪芳宣諏訪市スポーツ少年団本部長様にお越しいただきました。諏訪市スポーツ少年団では東北地方の大震災に伴って、被災された石巻の少年野球チームにいらなくなったバットやグローブを贈る活動をされたり、国際協力機構のプログラムに則って海外に子供たちに品物贈るなどの活動されているようです。それからガールスカウトでは今までは社団法人でしたが今後は一般法人になり、活動としては公益性を問われているということで非常に活動が難しい立場になってきている中でしっかり活動されています。残念ながらボーイスカウトの団については現在休会中です。最初に助成金を両団体に会長からお渡します。

◇大輪芳宣諏訪市スポーツ少年団本部長

 24年度の諏訪市スポーツ少年団の現況は、現在24団14種目の中で活動しています。団員数637名、指導者187名で4月に結団式が行われ活動しています。
 これからの事業として、軟式野球全国大会の南信地区大会に4チームが出場、南信地区交流会の開催、剣道、バレーボールなどの各種目における北信越及び長野県の交流会大会への参加により全国大会出場を目指して頑張っています。
 そのほか諏訪市のスポーツ少年団交流会を高遠少年自然の家で毎年開催し、昨年度は104名の参加がありました。またリーダー研修、シニアリ―ダー研修会への参加、日独スポーツ少年団の同時交流事業に参加、スポーツ少年団指導者認定育成講習会、指導者の資格の必要性、公認体力テスト判定員の育成、保護者指導者研修充実、安全救急法の講習会、今後の課題として少年団団員の減少、学校ごとのチーム編成難しい。少子化時代への対応が課題となっています。

◇島田恵子ガ―ルスカウト長野県第7団団委員長

 法律の規制が強化されガールスカウトも法人化に向かえということで、社団法人から公益社団法人となり長野県支部は一般社団法人ガールスカウト長野県連盟となりました。
 今年の登録人数は57名で昨年は54名でした。この少子化の中で少しずつ子供が増えたのはありがたいことですが、長野県連盟としては3年ほど前2,000人ほどで、昨年は1,500名となり、今年は1,315人しか登録されていません。
 その中で諏訪市の7団が少し増えたということは有り難いことです。長野県第7団では今年は50周年事業を企画しています。式典は今年11月23日です。
 活動の内容を映像により紹介します。フラワーアレンジメントの講習会などを実施し、女の子としてお花とお茶を学び、国際化の社会に向けて日本の伝統的なものを披露できる機会があると思います。フライアップで進級式を毎年3月に実施。ダメゼッタイ薬物防止のための募金活動、赤い羽根募金活動への参加。キャンプを自然の中での生活訓練、自炊生活、キャンプファイヤーを通じて訓練をします。茶道の本格的な学習やお茶のふるまい。県全体の集いに参加、新入団されたスカウトの入門コースを八ヶ岳少年自然の家で勉強会の開催。子供新規入団7名大人が5名入団式の実施。ガールスカウトのサイン3本の指を出してあいさつをします。一つが人との交わり、もう一つが自然と共に、三つ目が自己開発を意味するものです。
 今後も大震災など募金活動も毎年忘れることなく実施致します。


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