riemblem  International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2,661回例会 2011.11.04(金)  No.2,552


司  会 藤森和敏SAA
ゲストビジター 塩尻ロータリークラブ 堀川浩パストガバナー、
諏訪東京理科大学 奥原正夫教授、米山奨学生 宋寒さん
誕生日 関口良一君、平林明君、安川英昭君、高田雅彦君、岩波寿亮君、
藤森吉三君
結婚記念日 山崎壯一君、藤原吉彦君、宮島康君、高橋正司君、安川英昭君、
細川昭八君
出席報告 本日74.47% 14名欠席 前回訂正82.98% 10名欠席  
ラッキーナンバー No.12 小松茂君

ニコニコボックス

 堀川浩パストガバナー
  本日は貴重なお時間頂戴致します。
 三澤清司君
  財団月間にちなんで堀川パストガバナーにおいで頂きました。お忙しい中ありがとうござ
  います。
 安川英昭君
  堀川パストガバナーをお迎えして。
 河西正一君・伊藤武利君
  堀川パストガバナーようこそ。
 小口武男君
  奥原先生ようこそ。
 笠原宏文君・宮坂直孝君・玉本広人君
  アクターミーティングに多数のメンバーのご参加を頂き誠にありがとうございました。
 増澤洋太郎君
  結婚記念日にお花を頂き感謝。連続欠席申し訳ありません。エコトイレットよろしく。
 朝倉英仁君・有賀昭彦君・小口武男君・小林恭一君
  結婚記念日にお花を頂き感謝。
 小松茂君
  ラッキーナンバーに当たって。


会長告知 河西正一会長

  皆さんこんにちは。堀川パストガバナーようこそおいで下さいました。後ほど財団の話を伺えるということでよろしくお願いします。 また本日は、米山奨学生の宋寒さんと、指導されている奥原先生にもお越し頂きました。ありがとうございます。
 先月30日にアクターミーティングがありまして、クラブからは7名と宋寒さんが参加しました。諏訪のローターアクトは5名しかいま せんがとても良いミーティングをしてくれました。講演は「てんつくマン」という元お笑いの方でしたが、内容はお笑いとは関係なく、「 どうやって生きるか」、「どういう想いで生きるか」といった話で、みなさん感動して聴いていました。てんつくマンさんには全国各地に ファンがおり、今回その方々もゲストとして多く参加してくださいました。グループディスカッションでは年配の方も参加され、自身のボ ランティア活動の紹介などもあり、大変良いアクターミーティングだったと思います。
 本日は皇女和宮(こうじょかずのみや)様についてお話させて頂きます。150年前の1861年11月5日に下諏訪にお泊りにな りました。和宮様は徳川家の徳川家茂と結婚。最も代表的な政略結婚というか公武合体の結婚で、お互い15歳だったようです。和宮様は 当時、有栖川宮家の熾仁(たるひと)親王と婚約していたのですが、それを破棄して徳川家に嫁いだということですが、残っている史料で は徳川家で一番仲の良かった夫婦だったと書かれているようです。
 下諏訪観光協会ではそれを記念して、特別展「皇女和宮降嫁150周年記念 浮世絵と写真でたどる中山道展」をやっています。中山道 の浮世絵と現在の姿を対比したパネルを並べていますので是非ご覧ください。ちなみに写真は長野日報さんが全部現地で撮影して頂き、大 変興味深い写真です。
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 またそこでは、「中村勝五郎日記」も展示しています。87年間毎日日記をつけていたという方で、さらには何10冊もある日記のダイ ジェスト版まで自分で作って見やすくしていたということです。それらの日記から和宮様のご宿泊の様子がわかるということです。日記に よりますと和宮様は11月5日に下諏訪へお泊りになったということですが、行列の先頭の到着から最後尾の出発まで6日間かかったこと 、宿泊の準備から片付けまでの7ヶ月間で延べ約4万人が関わったことなどが記されています。行列を迎えるにあたり下諏訪宿が指示され たことは、人足15,000人、馬1,500頭を用意するようにということで、高島藩では集めきれず山梨の甲州まで行って集めたよう です。行列の宿泊は下諏訪の40軒だけでは足りず、周辺にも仮設の小屋を人用に18棟、馬用に9棟建てたということで大変なお金をか けて整備したようです。今でいうと東京オリンピックでインフラが整備され街が良くなったのと同じような効果があったのではないかと思 います。
 下諏訪ではそれを記念して、「三角八丁」というイベントを行っており、皇女和宮様を記念して久々に「姫コンテスト」を予定していま す。姫を3人選んで親善大使にと考えています。また、和宮様がお泊りになった聴泉閣かめやさんの上段の間も見れます。かつて私が親睦 委員長の時にお茶を召し上がって頂いた場所です。


幹事報告 伊藤武利幹事

堀川パストガバナー、宋寒さん、指導教官の奥原先生、ようこそおいで頂きました。
次回例会は11月13日の日曜日ですのでお間違えなく。
来週、宋寒さんが伊那中央ロータリークラブを訪問されます。親代わりとして直前会長の折井さんに 同行していただきます。
14日は諏訪グループの会長・幹事会です。

米山奨学金授与 

◇米山奨学生 宋寒さん
 ありがとうございました。

◇諏訪東京理科大学 奥原正夫教授
 こんにちは。お招きいただきありがとうございます。大学では経営情報学部の学部長を務めており、 宋寒さんの指導教員です。
 宋寒さんは見たままの非常に朗らかでよく頑張る学生です。宋寒さんは近い将来に高島産業さんでお世話になる予定ですが、高島産業さ んのみならず、諏訪の産業の発展に役立つ人物になると思ってご指導いただければと思います。
 諏訪東京理科大学も設立から20年が経過し、そろそろ考え方を変える時期かと思っています。どんどん外に出る、あるいは外のものを 内に入れるということを考えていて、また皆さんのお力をお借りすることになるかと思いますがよろしくお願いします。逆に大学にできる ことがあれば是非お手伝いしたいと思います。
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奥原教授挨拶

委員会報告 
◇親睦・クラブ親善委員会 玉本広人委員長
 来週13日のバスハイクについて、現在15名の参加ということで人数が少ないため、今からでも予定のつく方は是非参加お願いします。

◇55周年記念事業実行委員会 藤森和敏SAA(代理)
 55周年記念事業の図書贈呈式について、今日明日中にFAXで流します。出席される方は私まで連絡をお願いします。当日11月15 日は午後3時から3時45分予定ですが、参加される方は10〜15分前には諏訪西中学校にお集まりください。


クラブフォーラム  ロータリー財団委員会 三澤清司委員長

 皆さんこんにちは。今月はロータリー財団月間ということで堀川パストガバナーにおいでいただきました。財団は変革期を迎えるという ことで、良い機会ですのでお教えを頂きたいと思います。
 「未来の夢計画」ということで、堀川パストガバナーよろしくお願いします。


卓話  塩尻ロータリークラブ 堀川浩パストガバナー

 みなさんこんにちは。その節は大変お世話になりました。特に三井、安川両バストガバナーには、日頃何かとご指導頂き本当にありがと うございます。今日お話しさせていただく財団の「未来の夢計画」は、色々と使い難い所もありますが、2013年からは全地区導入する ことに変わりありません。すでに名古屋と沖縄の2地区ではパイロット的に新しい制度が入っています。「未来の夢計画」と言いますが、 元々はFuture Visionであり、夢という語句は入っていません。これはこの計画案を纏めるについて大きく関与した田中作次RI会長エレク トの個人的な思いが込められていると思われますが、「夢」と入れた事が分かり難くしている感じがあります。「夢」という言葉を抜いて、 ロータリー財団が基金にしろプロクラムにしろ本当に世界で10の指に入るような財団になるための改革だとご理解ください。どうかご不 満のあることは別として、新しい制度が本当に世界のために役立ってロータリー財団としての存在価値が大きく上がり高い評価を得られる よう、新しいシステムに慣れて頂きたいと思います。
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堀川パストガバナー
 財団のお金を使って行う人道的プロジェクトで一番多く利用されているのはマッチンググラントです。金額が大きいといえば3Hプログ ラムです。これらを5〜10年のスパンでみると、事務手続きが追いつかない程やたらと多くなったり、何の為だか分からないほど目的が ぼやけたり、ある意味で収拾がつかなくなる危険性が出てきましたので、大きく2つのものに絞り込んだというものです。
 そこで、小額なプロジェクトについては地区の自主性に任せ、焦点を絞った大きなプロジェクトを継続的に展開するため計画されたのが 「未来計画」です。
 年次プログラム基金のシェアについてですが、この地区では年間約2,000万円ほどが集まり財団に寄付されます。そのうち地区活動 資金として50%、残り50%は国際活動資金としてシェアされるシステムは変わりませんが、新システムではDDFの20%しか使えな かった地区補助金が50%に拡大されます。ただし、残り50%はこのあとご説明する6つの重点項目に合致するプロジェクトにしか使え ません。今までのように国際親善奨学生というプログラムには使えなくなります。ですから当地区のように教育的プログラムしか行ってい なかった地区は経験不足ですから使い方の研究を早く始めないといけません。これは否応なしでも2013年からは新しい仕組みに全地区 がなります。これは決定されたものですから、新しい仕組みに順応して上手に活動を展開するしかないのです。
 補助金が地区補助金とグローバル補助金の2種類に分かれます。例えば今まで200万円程度しか使えなかった地区補助金が500万円 程使えるようになります。しかもそれについては一括して地区に振り込まれ自由裁量で使えます。一方、グローバル補助金については 800万円程使えた国際親善奨学生事業には1銭も使えません。従って、マッチンググラントを組んで大型の人道的なプロジェクトを展開 するか、VTTという新しい職業訓練事業とか、6つの重点項目に合致する奨学生を支援するしかありません。
 重点項目とは、@平和と紛争予防・紛争解決、A疾病予防と治療、B水と衛生設備、C母子の健康、D基本的教育と識字率向上、E経済 と地域社会の発展、の6項目です。まずこれらのアイコンを覚えていただき、暗記して下さい。今後ロータリー財団の全てのプログラムは この6項目に合致するものでないと資金は授与されません。なお、Eは恵まれない地域のために使うといものです。
 マッチンググラントについてですが、元々万が一にという考えでDDF地区補助金を使い残してきました。これは私達が拠出した財団へ の寄付金が単なるタンス預金になっているのと同じです。ですから是非今すぐにでもグローバル補助金の使い方を勉強していただきたいと 思います。特に今回の場合の特徴は、地区に絶対的な裁量権が与えられます。その代わり、申請手続やお金の管理等がしっかりできる体制 を作ることが必要です。それが資格取得であり、地区とクラブとの間でも同じ事がいえます。研修は来年度私達ゾーンの委員が計画実施し ます。
 本地区では都筑年度と島田年度においては実質的に何も変化はありませんので、今までどおりの財団のプロジェクトの展開と、一方にお いては新システムの準備とを同時に進めて下さい。どうか、グローバル補助金を使って長期的に活動できるプログラムの準備を早めに計画 して頂き、財団委員会のみならずクラブ全員が国際的な人道的プロジェクトのニーズを何処に求めるか、何所にあるか本気になって考えて 頂かないとグローバル補助金の使い道が見つかりません。使い方を工夫するのはクラブ自身です。そこに達成感があります。クラブの計画 を支援するのが地区です。地区からは指示や命令は一切致しません。本当に良い機会ですから真剣にグローバル補助金の使い方を考えて下 さい。
 DDF地区補助金の使い残しは罪悪です。有効に使って効果をだして頂きたい。使ってこそ価値があります。ご理解のほどお願いします。


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