2,649回例会 2011.08.05(金) No.2,540
司 会 |
藤森和敏SAA |
出席報告 |
本日86.36% 11名欠席 前回訂正91.49% 5名欠席
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ゲストビジター |
諏訪グループ 小松郁俊ガバナー補佐、眞道洋一幹事 |
ラッキーナンバー |
No.48 竹上幸治君 |
ニコニコボックス
小松郁俊ガバナー補佐 今日が初めてのガバナー補佐訪問です。よろしくお願いします。
河西正一会長、伊藤武利幹事、太田信男君、折井俊美君、岩波寿亮君、玉本広人君
小松ガバナー補佐、眞道幹事さん、最初に諏訪RCご訪問ようこそ。
よろしくお願いします。
安川英昭君、太田信男君、小林恭一君、有賀昭彦君、森幸俊君、細川昭八君、古屋了君
皆勤賞を頂いて。
笠原宏文君 小松ガバナー補佐、事前訪問歓迎。出席表彰感謝。富士見工場竣工です。
山崎壯一君 38年皆勤賞を頂いて。
小松茂君 30年の皆勤賞を頂いて。
山崎晃君 小松ガバナー補佐歓迎。20年皆勤賞を頂いて。
藤森省作君 皆勤賞を頂いて。小松ガバナー補佐ようこそ。
竹上幸治君 ラッキーナンバーに当って。
会長告知 河西正一会長
小松郁俊ガバナー補佐、眞道洋一幹事さんようこそお出で頂き、ありがとうございます。
明日6日は、1945年広島に原爆が落とされた広島平和記念日です。66年後の今は、福島で放射能に大変苦しんでいます。科学は進
歩しても人間の限度はずっと繰り返しで、人間の力とはそんなものかと感じています。
東日本大地震は3月11日14時46分に東北地方から東関東に亘り発生しました。太平洋沖東南130キロ付近が震源で、深さは24
キロ、マグニチュード9.0でチリ、アラスカ、インドネシアに次ぐ、史上4番目の大きさです。諏訪で震度4、下諏訪3、鹿児島1で6
分間に渡り日本中が揺れました。
今回のエネルギーは、阪神淡路大地震の520倍で、加速度は2,933ガルと3.5倍の力がかかっています。私が設計の時使ってい
た加速度は、300とか500ガルですから阪神淡路の818ガルを上回る2,933ガルは創造もしていなかった大きな値です。死者数
は、15,667名、行方不明4,862名でこの人数は毎日変わっています。
地震の性質は、マグニチュード、加速度、どの位の時間が続いたかで被害が違ってきます。今回は直接地震で倒壊した被害は少なかった
ようで、津波の影響と時間が長かったことで液状化での被害が大きかったようです。液状化は40年前の新潟地震で騒がれ知られるように
なりました。原子力発電所については、今後どうなるかわかりませんが、大成建設に入社した時、四国電力伊方発電所の補助建屋の設計に
携わりました。補助建屋は、放射能の影響がないと言うことで、レベルの低い設計で、ちょっと疑問に感じていたことなど思い出していま
す。
幹事報告 伊藤武利幹事
◇ 8月10日諏訪市制70周年に会長が出席します。
◇ 8月19日の納涼例会の出欠表を回覧します。
◇ 10月15〜16日地区大会に大勢の参加をお願いします。
◇ ローターアクトから新作花火大会への招待があります。
◇ 8月のロータリーレートは1$80円です。
◇ 宋寒さんの出席は次回に変更になりました。
◇ 新入会員2名の出席は次回からです。歓迎します。
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昨年の新作花火大会
撮影:諏訪RC会報委員 |
クラブ協議会 諏訪グループ 小松郁俊ガバナー補佐
未熟ですが、諏訪の各クラブと2600地区の連絡係として、役割を果たす事ができれば幸いと思います。
私の諏訪大社RCは、これから20周年を迎えます。諏訪大社RCは、平成4年に諏訪RCの三井ガバナー誕生に当たり、紆余曲折の中
で創立しました。神社の名前が付いたRCです。
私の職業分類は内科医で、診察を通じ地域の人たちと密接に関わっています。また小学校や保育園の嘱託医、中でも蓼科保養学園の嘱託
医を務めています。この学園は蓼科湖のすぐ上に大正12年に設立しました。蓼科はスイスのダボスと同じ気候のようで、健康に良い事が
実証され、高山保養地として国に認められました。昭和27年諏訪市立になり、5年生の児童40名を三ヶ月間預かります。集団生活で、
規則正しい生活と適切な運動を行います。たった三ヶ月で、子供達は、引き締まった身体になり、精神的にも発達が見られます。この秘
訣は、親から離れて一人で暮らすことで、子供達は初めて等身大の自分を知ることができるからです。
小松郁俊ガバナー補佐 |
親から離れて健康になれると言うことで、考えさせられたのは「親子とは何か。家族とは何か」と言うことです。家族とは誰かと問われ
たら、お父さん、お母さん、子供たちが家族の基本です。そして、白い家、緑の芝生、窓にはレースのカーテン、ガレージの車、冷蔵庫、
可愛い男の子と女の子がいて、お父さんが仕事に出かける時、お母さんがにこやかに手を振り見送る。幸せな家族像です。これは1939
年ニューヨーク万博で物を売るために作られたコピーでした。会場にモデルハウスを造り、幸せな家族像をテレビ、映画で全世界に流しま
した。私たちはそれを見て、冷蔵庫を買い、車、家を買いました。そして半世紀、私たちは幸せになったでしょうか。若い夫婦に「あなた
の大切な人は誰ですか?」と聞いたところ、子供、奥さん、夫、自分、友人の順で、両親は |
3%、舅・姑は0%でした。新しい家族像の中では、お爺ちゃん・お婆ちゃんは家族ではなかった、だから法的に面倒を見なければいけま
せん。
諏訪6市町村で年間に100億円かけて、高齢者の面倒を見ています。20年後の2030年、年間に160万人が亡くなります。89
万人が病院で、19万人が家で、9万人が施設で、残りの47万人は亡くなる場所がありません。病院も施設も数に限りが設定されていま
す。在宅で看取る開業医も減っています。長野県は医療後進県です。首都圏の大学病院と諏訪の医療では20数年の技術格差があります。
胃・大腸の検査は内視鏡は使わず、CTでわかります。首都圏では、救急車は救急センターの部屋に車ごと入ります。最先端の医療機器が
無い所に一流の医療スタッフは来ません。病気になっても治療にギャップがあるのです。今何とかしないと格差は広がるばかりです。
ロータリーの世界を知った時、仕事を通じて社会に貢献できる、サービスできることが素晴らしさと思いました。皆で力を合わせて、家
族に隣人に地域に世界に働きかけることができます。カルヤン・バネルジーRI会長は「心の中を見つめよう。博愛を拡げるために」をテ
ーマに、家族、継続、変化を強調事項に挙げて、家族と家庭を活動の核に地域社会に会員に家族のような労りを求め、人類全体に手を差し
伸べる大切さを語っています。
2600地区の都筑ガバナーは「博愛は心の中に、あなたがロータリーです」と20歳〜40歳代の会員増強を最初に挙げています。
2600地区は57から56クラブに、会員数は33名減り2,055名です。会員増強をきちんとしていかないと私たちの力、考えを地
域に訴えかけて行く事ができないのではと思います。諏訪グループでは、家族例会を積極的に活用し、多くの参加を求め、入会を勧めてい
くことを話し合いました。
東日本大震災支援に2600地区から2,770万円、全国から9億9,500万円の義援金が集まりました。今年度も東日本災害復興
基金の募集継続についてガバナーからお話があると思います。ポール・ハリスが日本訪問の時、ロータリー設立の理由を問われたら「淋し
かったから」と答えています。今日の日本ほど、人々が一緒に生きていく仲間を求めている時はありません。私はこうして多くの仲間を得
たことを一生の宝だと思っています。
皆さんのクラブ計画書「諏訪RCの血筋」を読み、素晴らしいクラブだと実感しました。地域を支えてきたRCだけのことはあると嬉し
くなりました。諏訪RCが益々発展し、諏訪7クラブが力を合せることができたら本当に素晴らしいことだと思います。
一年間、よろしくお願いします。
<例会後に行われたクラブ協議会>
河西会長挨拶 小松ガバナー補佐挨拶
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