2,647回例会　2011.07.15（金）　　No.2,538

本日は新暦のお盆です。お盆は日本で行われる祖先の霊を祀る一連の行事で一般に仏教の行事と認識されていますが仏教の教義では説明 できない部分も多いそうです。機会があれば法光寺の小口会員にお話し頂ければと思います。諏訪は旧暦というか一月遅れで８月１５日に なりますが旧盆とも言うそうで全国的には多数派のようです。沖縄では現在でも旧暦による盆が主流であるためお盆の日程は毎年変わり時 には９月にずれ込む事もあるそうです。この地方独特の習慣としては「かんば焼き」があります。 　この時期はお中元シーズンでもあります。諏訪ですと８月１５日までがお中元、東京ですと７月１５日位までがお中元シーズンで、お盆 を過ぎますと暑中見舞いとして、立秋を過ぎましたら残暑見舞いとなるそうです。

宋寒さん	最近、よく耳にしたり見かけるのは節電です。実はうちの大学も節電しています。うちの学生は１８歳、１９歳位ですが、日本が電気不 足の状態にあって、みんな素晴らしいと思います。何故なら百人くらいの教室で授業を受けていて物凄く暑いのに一人としてエアコンをつ けて欲しいと言わないからです。そういう状況に感心しながら見ているのですが、彼らのような人達がいれば日本の将来は安心だと思いま す。当たり前のことを言って申し訳ありません。 　これから本当の暑さが来るかと思いますので皆さんもお体にはお気を付け下さい。私も勉強を頑張ります。

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クラブ協議会　新任役員挨拶と事業計画の発表

◇米山奨学会　山崎　晃委員長
　今年は５５周年になっていますので米山奨学の寄付をふるってお願い致します。一人６千円の人数分を一般会計から出す事となっており ます。それから米山奨学生の宋寒さんをお世話させて頂いておりますが、これは私だけでなく皆で分け合って是非頑張って卒業できるよう にお世話してあげたいと思います。
　是非若い人は力があると思うのでよろしくお願い致します。

◇環境・地域問題委員長　岩波寿亮委員長
　美しい環境づくり諏訪地域推進運営会議に出て参りました。
　来年になりまして担当委員会がありますのでそれまでに社会奉仕委員会と相談して参ろうかと思いますが、私も良く分からないのですが 、社会奉仕委員会の中に環境・地域問題委員会があるという事がクラブ計画書の７４ページに書かれておりまして、環境地域問題委員会は ３−２という事になっております。
　そのあたりの事をよくわきまえながらやっていきたいと思います。よろしくお願い致します。

◇５５周年記念事業　中島伸一実行委員長
　皆さんのご協力によりまして５５周年を有意義なものにして参りたいと思います。今までやってきました経過を多少お話しましてご理解 を頂きたいと思います。
　まず歴代会長会議、役員会、副実行委員長、各委員長それから事務局のお二人というメンバーでやっていきますが、その中で大枠が決ま ってきましたのでご理解を頂きたいと思います。今までの周年記念事業では毎年５０万円ずつ積み立て２５０万円位の予算でやってきまし たが、今回は１９０万円位しか積み立てがございません。厳しい財政の中皆さんと相談して何とか５５周年記念事業をやっていこうと意見 を集約し、「手作りの５５周年」という事で進めたいと思っております。
　式典は来年４月２１日の土曜日を「ぬのはん」さんで予定しております。それと記念事業ですが、５０周年の時に市長、教育長とお話し させて頂き、「図書を活用したいがその資金がない」とのことで図書を各学校にお配りした経過がございます。それを引き続き５５周年の 記念事業にしていこうという事で皆さんの合意を頂いております。１９０万円の予算ですのでその予算を１００万円と言う事で考えており ます。記念誌ですが、予算が厳しい状況ですので７０〜８０万円で作成しようと思っております。家族で撮った写真がこれまでの記念誌で も尊いとの話があちこちからございますので、これは入れていきたいと思います。今までのものより予算が半分以下ですのでその辺をご理 解を頂きたいと思います。式典は手作りで内容は充実して、ささやかで有意義な記念式典にしていきたいと思いますのでご意見ありました らお寄せ下さい。
　各委員長さん方は出来るだけ委員会を早くに開催して頂くようお願い致します。皆さんのご協力をよろしくお願いします。


　　 　　
　　　　　山崎委員長　　　　　　　　　岩波委員長　　　　　　　　中島実行委員長

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クラブフォーラム・卓話　三井章義会員

　皆さんこんにちは。ＲＩ関係ですが基本的には変わった事はございません。もうひとつ日本から理事が二人出ていたのですが、今年は近 藤正臣さんが一人理事になると云う事で本人も頑張りますと言ってました。日本のロータリーは特に変わった事はございません。ロータリ ーの友を読んでいただけましたら様々な様子が分って頂けるんじゃないかと思います。
　まず、東日本大震災にかかわるロータリーの状況をお伝えしたいと思います。２５２０地区と申しますと岩手、宮城の県が一つの地区を 構成しているのですが、ここでは２６のロータリークラブが壊滅的な被害を受けたという報告がございました。おそらくこの２６のクラブ に所属する会員の事業所が壊滅的な被害を受けたと思われます。それから１３名の会員が亡くなっているとの報告がございました。ガバナ ー会議に問い合わせをしましたがガバナー会議では調査を行っておりませんので把握されていません。そのうちにいろんな所で出てくるか と思いますが現在そのような状況です。

そのような中で義捐金がずいぶんあちこちから送られてきております。その中で米山についてご報告させて頂きます。米山の卒業生の皆 さんが心配をしてくれておりまして韓国の米山学友会からは１６３万円、中国学友会は１３５万８千円、台湾学友会から２５７万６千円の 義捐金を頂戴しました。そういう皆さんから頂戴したお金が４月２０日現在で７０５万５千円ございまして、岩手・宮城２５２０地区に ３５０万円、２５３０地区１８０万円、２８２０地区に７０万円を米山奨学会から被災地の方に送っております。それから支援物資も頂い てましてキョコクブンさんという徳島大学に留学されていた台湾の方がマスクを６千枚送って来て下さったそうです。

三井会員による卓話

　かつて１９２３年に関東大震災があり、その３年前に日本で初めて東京ロータリークラブが出来ましたが、その震災に対しまし て８万９千ドル（３億３千万円）という大金がアメリカを中心に世界中から日本に対して贈られ、日本のロータリアンはもちろんですが日 本国民も大変驚いた事実があります。阪神淡路大震災では８億円が、中越地震では１億３千万円の義捐金がロータリーから集まりました。 今、東日本大震災ではまだまだ義捐金が送られてきておりますので総額は発表されておりませんが、世界中のロータリークラブから義捐金 が贈られてきているという事をご報告します。
　実際に被災している地区は７地区あります。これらの地区に義捐金をお送りしており、詳細の報告はまだありませんが、一つこういう考 え方があります。「頂戴したお金を全部被災地に送って良いのか」「それが果たしてロータリーらしい使い方だろうか」という話が持ち 上がり、「災害孤児の教育関係支援として被災した孤児に授業料として送るのはどうか」との考えが出てきており、一つの提案として十 分検討がなされています。６月３０日までに日本中各地から９億９千４９０万円のお金が集まりました。この中から見舞金として先に申し 上げた様々な地区に差し上げたお金が１億３千万円あります。今現在残額が８億７千１９０万円ほどあり、これをガバナー会議で管理して おります。このお金を今後災害孤児の教育のために使っていくという事を検討しているという事をご報告致します。
　最後になりますが、先ほど会長から質問を受けました「効果的なロータリークラブ」ですが、とても分かりにくいと思います。原文を読 みますと effective Rotary Club と書いてあります。辞書を見ますと最初にあるのは「効果的」という言葉が一番先に出てきます。その他 に「有力な」とか「力強い」という言葉があるようですが、これは何時ごろから出てきたかと言いますとＣ.Ｌ.Ｐが議題になってきた頃か らこの言葉が出てきています。私も独断ではいけませんので他のパストガバナーの皆さんに電話で問い合わせてみましたがそれは事実のよ うです。そこには「会員基盤を維持拡大する」、つまり会員増強です。それから２番目に「地元地域並びに他の地域において奉仕プロジェ クトを実施し成果をもたらす」、３番目ですが「資金面プログラムの参加を通じてロータリー財団を支持する」、これは財団協力を呼び掛 けてます。４番目に「クラブレベルを超えてロータリーにおいて奉仕できる指導者を育成する」、これらがＣ.Ｌ.Ｐの主な柱と言われてい るのですが、このころから「効果的なロータリークラブ」という言葉が出てきています。
　これらから「効果的な」という言葉を私なりに解釈しますと「活発なロータリークラブ」と単純に考えて頂ければよいのじゃないかと考 えております。「元気のあるクラブ、活発なクラブを作る」という風に考えてもらえればと思います。

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