riemblem International District 2600 諏訪ロータリークラブ週報

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2585回例会 2010.03.19(金)  No.2476


司  会 小松 茂前SAA
出席報告 本日80.4% 51名中14名欠席 前回訂正 94.0% 51名中4名欠席
ラッキーナンバー No.27 有賀明彦君

ニコニコボックス
小松茂君
 結婚記念のお菓子ありがとうございました。本日、ピンチヒッターでSAAを務めさせて頂きます。
早出由男君
 卓話の機会を与えて頂いてありがとうございます。
伴在賢時郎君
 書き損じ葉書の回収にご協力して頂き、ありがとうございました。295枚集まりました。
八幡一成君
 諏訪湖のワカサギが産卵のため川を昇り始めました。川の水温が上がる4月中旬が漁のピークです。豊漁を期待しています。
上原富夫君
 娘が高校合格しました。
太田啓君
 3月17日にお店をリニューアルしました。是非一度遊びにお越し下さい。
宮島康君
 新入会員卓話をします。よろしくお願いします。
古屋了君
 本日早退します。
上原富夫君、塩田徹也君、小口英孝君
 宮島さんの卓話楽しみにしています。
原敏雄君
 ケーキが届きました。今日、自宅に帰ってご馳走になる予定です。ありがとうございました。
有賀昭彦君
 ラッキーナンバーに当って。

会長告知 藤森和敏会長
 大分天気が良くなりましたが、良くなったり雨が降ったり、このまま暖かさが続いていくと思います が、願わくは御柱の時は雨が降らないで頂きたいと思います。
 今日は地震の話ということで、自信はありませんが、地震の話をします。
 このところ、世界各地で巨大地震が起き、大きな被害をもたらしています。2001年にチベット北部でM8.1、2004年にスマト ラ沖ではM9.1、2005年にM8.5、2007年にもM8.5と続いています。2008年には中国四川でM8.0、そして今年に 入りハイチでM7.0、先日チリではM8.8の巨大地震が発生し、日本では津波予報をめぐって“けんけんがくがく”。人的被害が無か ったものの、カキ、ホタテ、ワカメなどの養殖に被害をもたらしました。 最近では、3/4に台湾でM6.4、同じく3/4に南太平洋でM6.4、3/8にはトルコでM6.0、日本でも3/14 に福島・宮城沖でM6.7の地震がありました。日本も当然のことながら地震の国。各地で大なり小なりの地震が発生しています。 いつ来るのか東海地震、東南海地震。地震の被災地を見るにつけ自分の身に置換えた時の不安や恐怖が増幅してきます。しかし、地震が来 たら来た時のことと開き直りつつも、せめて防災グッズを用意したり家具の安定を図ったりのささやかな対策だけでもしておきましょう。
 若干視点を変えて、チリのM8.8という地震は、規模としては関東大震災のM7.9の約30倍というエネルギーということですから 驚きです。1900年以降では5、6番目の規模でスマトラ沖のM9.1は最も大きな規模だったということです。このマグニチュードで すが、Mが1大きくなると約30倍強、2大きくなると約1,000倍の大きさという事ですから一概に小さい大きいとは言えません。 また、NASAの試算によると、この巨大地震のエネルギーにより地球の軸が約8センチずれ、自転速度が速まり、1日の長さが100万 分の1.26秒短くなるそうです。スマトラ沖地震では実際に1日の長さが100万分の6.8秒短くなり、北極点が数センチずれたと 発表しています。NASAの科学者によると「地球の自転の変化を知ることは重要」で、宇宙探査機の位置を計測したり、探査機を火星や 月などの正確な場所に着地させたりするのに役立つということです。

「?」シリーズその25。「小豆汁に餅」は、ぜんざい?しるこ?
 関東では、あんを湯でのばし、餅か白玉を入れたものを「しるこ」と呼び、こしあんを使ったものを「御膳じるこ」、つぶしあんを使っ たものを「田舎じるこ」と言うようです。一方「ぜんざい」とは、あんを温めて餅や栗をそえたもので、汁気はありません。関西では、 関東の「御膳じるこ」を指して単に「しるこ」といい、「田舎じるこ」を「ぜんざい」といいます。 つまり関西では「しるこ」も「ぜんざい」も、ともに汁気があり、小豆の粒のあるなしで分けているようです。関東でいう「ぜんざい」 は「きんとき」と呼んでいます。こしあんを使った「御膳じるこ」のほうが上品な食べ物のように思われているようですが、歴史的には 「田舎じるこ」は室町時代の中頃から食され、こしあんを使った「御膳じるこ」の登場は、江戸時代末期の頃と言われています。
 

幹事報告 八幡一成幹事
◇4月のロータリーレートは1ドル90円ということでガバナー事務所から連絡がきています。
◇3月7日に、伊那ロータリークラブの50周年記念式典ということで、会長が出席してきました。伊那RCは諏訪RCが親クラブという ことで招待がありました。
◇本日は諏訪RCのバナーを紹介します。
 諏訪RCのバナーは、クラブ創設時に下諏訪在住の芸術家の松沢宥(ゆたか)氏にデザインを依頼して作成したものです。
 作者の意図は、全体を覆う緑は諏訪の自然を表し、中心の円は諏訪湖をイメージしたものでありますが、見る人によってどのように考え て頂いても結構とのことです。銀色にしたのは冬の諏訪、氷の張った諏訪湖を表現しています。諏訪という文字を赤色にしたのは温泉の 温かさや諏訪人の情熱を表し、JAPANの緑青の色は清らかな水や澄んだ空気を表しています。全体として東洋的な雰囲気を持った作品であり ます。
 バナー交換で頂いてきた他クラブのバナーは会場に掲示しているので目にしますが、渡してしまうバナーは見る機会が少ないので、是非 この機会にお見知りおきを頂きたいと思います。
素材
諏訪RCバナー
八幡幹事

委員会報告
◇社会奉仕委員会 伴在賢時郎委員長

 2月末まで書き損じ葉書の回収運動をしてきましたが、295枚集まりましたので報告させて頂きます。皆様のご協力に感謝します。 唐沢ガバナー事務所に報告書を提出し、書き損じ葉書は直接送らせて頂きました。皆様方の協力、ありがとうございました。

卓話 早出由男君
 私が諏訪RCに入会したのは平成6年10月7日でした。しかし、平成6年の12月までは、時々出席させて頂きましたが、平成7年からは 昨年の12月頃まで、欠席のままで10数年経ってしまいました。その間、皆様方に大変ご迷惑をお掛けしましたことを、この席をお借り してお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。これからは何とか出席できるよう努力させて頂きます。私にとっては新人会員と 同様の状況でございますので、私の自己紹介をしながら卓話をさせて頂きます。
写真 早出会員による卓話  私は長地村の出身でございます。今は合併して岡谷市長地となりましたが、長地村の貧しい農家の生まれでございまして、父親は支那 事変で戦傷し、傷をうけて寝たきりになり私が中学に入学する7月にあの世にいってしまいました。私は貧乏な家に育てられた訳ですが、 小学生の頃から小さな畑や田んぼを手伝いながらやってきました。中学卒業と同時に岡谷市に今もあるマリヤス産業という会社に入社し、 旋盤工になりました。同時に諏訪実業高校定時制の下諏訪分校に入学し、先ほど諏訪RCのバナーをデザインして頂いた、松沢宥先生が 私の主任の先生でありました。松沢先生、それから下諏訪の青木先生が私の恩師として尊敬していた先生ですが、お二人とも既に亡くなっ てしまい残念です。
 実業高校の定時制は4年通学しないといけない訳ですが、最後の1年は岡谷から自転車で上諏訪の本校まで通学することは中々大変でし て、残念でしたがマリヤス産業の旋盤工を高校4年に入った時に退職し、学校の先生からの紹介で、今はありませんが諏訪市高島町に茅野 病院という病院があり、そこへ就職し定時制に通っていました。随分前の話ですから既に時効ですのでお話ししますが、茅野病院ではレン トゲン技師と看護士と同様な仕事をさせて頂いていました。今でしたら大変な問題になります。毎日のように盲腸の手術や胃の摘出手術、 すなわち外科の手術の助手をしていました。このRCのメンバーの中にも私が手術を担当した会員がおられます。もう時効でございます。
 高校を卒業して直ぐに中央大学法学部の通信教育に入学させて頂きました。通信教育というのは卒業するために毎年8月に約40日間スク リーニングに行かなければなりません。その間、職場を離れなくてはならず、残念ながらスクーリングには行けず、通信教育を受けて3年 経った時に病院を退職しようと医院長先生にお願いしたところ、「毎年行ってもいいから辞めるな」と言われ、4年目からスクーリングに 行くようになりました。大学の通信教育を受けるようになって、8年目に最後のスクーリングに行くということで病院を退職し上京しまし た。上京し、アルバイトをしながら1年間東京で過ごし、昭和39年3月に大学を卒業することができました。前から考えていた訳ですが、 私は将来司法関係の仕事に就きたい、司法試験を受けて裁判官か弁護士になろうということを心に決めておりました。何故かと言いますと、 私が小学校5年生の時に、私が可愛がって育てていた働き牛がいましたが、私の祖母が認知症になっていまして、そこへ当時「馬喰(ばく ろう)」という、牛や馬を取引する業者が来て、祖母を騙して牛を連れて行ってしまいました。私は学校から帰って来てその事を知り、 辛い思いをして交番へ行って何とかならないかとお願いをしましたが、取り合っても頂けなかったし、ましてや貧乏暮らしの中で法律事務 所を訪ねる事はとても考えられる事ではなく、泣き寝入りをしたままでした。
 何とかそういう「嫌な世の中を直すことができないか」ということが一つのきっかけでした。更に病院に勤めている時に、「人間は資格 を取ることが大事だ」と思いました。当時できれば医者になれればいいなと思いましたが、到底医学に入る状況ではありませんし、当時の 看護師は全て女性でしたし、男性が看護師になることは考えられない状況でした。お金が無くても何とか努力すればできるものは何か、や はりこれは法律の世界だと考え、何とか頑張って大学を卒業して2年目に司法試験に合格することができました。
 2年間の司法修習の時代を過ごし、昭和44年4月に諏訪市で初めて弁護士を開業しました。当時諏訪には私を含めて3人しか弁護士はい ませんでした。岡谷市には当時林百郎事務所が一つあり、そこに弁護士が3人おられただけでした。しかし、今現在は諏訪6市長村の中に 弁護士が20人います。長野県全体では170名位います。昔とは随分違ってきている、言い換えれば世の中が紛争の世の中になってきた という感じを受けてなりません。私はいろんな事件を手掛けて参りましたが、過去の旋盤工や、病院に勤めた経験が役に立ちました。 特に医療関係の事件では、あの頃の経験は良かったとつくづく思いました。
 現在、私は3月で72歳になってしまい、ゴルフで言えばパープレイの年齢になりました。そんな中で、何とかこういうトラブルの多い 世の中が無くなればいいなと願っている訳ですが、一つだけ皆さんにご提案をしておきます。いろんな争いの中で、家族の争いが一番辛い と私は思います。何故かというと相続にまつわる事件です。諏訪RCのメンバーの中には、何人かが家庭裁判所の調停委員を務めて頂き、 現在も勤めておられる会員の方がおられますが、家庭裁判所で相続を巡るトラブル、その調停が非常に多くなっています。しかも、トラブル の結果、兄弟仲が悪くなり付き合いも無くなる、家族関係が壊れてしまうという状態が多くなってきています。私は皆さんに考えて頂きた いと思うのは、歳を取ったら遺言書を作っておいて頂けないかという事です。勿論法律の中では、相続の場合の分け方は決められています が、それよりも遺言書の方が優先されます。遺言書の中には自筆遺言証書、公正証書による遺言書の二通りが大きく分けてあります。 公正証書を作る場合は公証人役場に行けばできますが、20〜30万円のお金が掛かります。自筆遺言証書であれば只で、何回作り直して も良く、最も新しい遺言書が最も効力がある訳です。遺言書を作っておけば、可愛い孫子たちが争いの中には入らず、その通りに分割して 仲良くやっていける訳です。
 どの家庭でもあることですが、どうかお考え頂いて、もしこのロータリークラブで必要があれば私が自筆遺言証書の例文を作成し、提供 してもいいなと思っています。また詳しい手続的な問題があれば、この場で説明をさせて頂くつもりです。

新入会員卓話 宮島康君
 昨年の7月からお世話になっており、9ヶ月が過ぎました。プログラム委員長さんから新入会員卓話をしてほしいと仰せつかっていまし たが、伸びてしまってこの段階になりました。皆さんのお手元にレジュメを配布してありますが、経費削減の折、白黒両面刷りになってお り、見づらいかと思いますが参考として下さい。
 本日は情報通信技術(ICT)の現状についてお話します。冒頭からICTという言葉がでてきますが、皆さんご存知のITという言葉 が流行語大賞に選ばれたことがありましたが、このInformation Technologyとほぼ同様の意味で用いられ、情報通信技術という意味で日本 でも定着しつつあります。
 初めのグラフは固定電話と携帯電話のサービス契約数の推移を示しています。携帯電話の普及が拡大し、現在では11,300万契約と なっています。日本の人口が約12,700万人ですから、会社の携帯を含めると2台お持ちの方もあるかと思いますが、一人1台の目安 となります。総務省の公表データでは平成9年の約4倍の普及となっています。 一方固定電話は平成9年の6,300万契約から序所に右肩下がりで減少してきており、弊社の固定電話の契約数は現在約4,000万程 度となっています。この背景には携帯電話の普及もありますが、ご家庭にIP電話が普及しており、IP電話を含めると固定電話の契約数は 約5,800万となっています。
素材
宮島会員による卓話
 次はブロードバンド契約回線数の推移です。DSLという言葉がありますが、これはADSLで代表されるサービスで、平成15年頃か ら一気に普及が始まりました。また、CATV会社さんが提供しているブロードバンドサービスもありますが、得に注目すべきは光ファイ バを使ったサービスです。図中には FTTHという言葉がありますが、これはFiber To The homeの略で、皆さんのご家庭まで光ファイ バを張り巡らせてブロードバンドサービスを提供するものです。これらをトータルするとブロードバンド全体での契約数は約3,000万 を突破していますが、光ファイバを利用したFTTHが平成21年度の第2四半期で1,600万契約を突破し、ブロードバンド全体の約 半数を占めています。
 ブローバンドサービス普及の背景としてパソコンの普及とインターネットの利用があります。まずパソコンの普及ですが、皆さんご存知 のWindows95というOSが1995年に発売されました。それまではBASIC等の難しい言語を使ったパソコンでしたが、Windows95の発売で 95年を境に一気に普及が始まりました。パソコンの普及に合わせ、1997年頃からインターネットの普及も一気に始まりました。 パソコンの普及率よりインターネット利用率が高いように見えますが、現在ではパソコンに加え、携帯電話を用いたインターネットの利用 が若い方を中心に増えています。では、インターネットの利用用途は何かということになりますが、総務省の統計データで2002年と 2007年のインターネットの利用用途を比較しています。やはり一番多いのは情報収集ですが、注目すべきはインターネットショッピン グやオークション等のインターネットを使った取引関係がここ5年の間で大きく伸びていることです。次はインターネットを利用している 方を年齢別に比較しています。2003年と2008年の年齢別の利用推移ですが、13歳から40歳代の方は何らかの形で約9割の方が インターネットを利用しています。50歳代以上の方の利用数もここ5年で大きく伸びています。では諸外国と比べて日本のブロードバン ドサービスはどのような状況なのかということですが、日本は光ファイバを使ったFTTHサービスの普及率が諸外国に比べ高く、料金面 においても100Mb/sで約7,000円程度と非情に低廉な価格となっています。隣国の韓国も低廉な価格になっていますが、アメリカ等 の諸国は高価な料金となっています。PRになって大変申し訳ございませんが、NTT東日本では2000年頃からFTTHのトライア ルを始め、2001年からBフレッツの提供を始めています。現在はNGNというサービスを2008年からサービス開始をさせて頂いて います。
 NGNとはNext Generation Networkの略で、次世代情報通信ネットワークという意味です。弊社では、フレッツ光ネクストというサービ ス名で提供させて頂いており、昨年の8月から諏訪エリアで提供開始をさせて頂いております。NGNが求められている背景としては、 ブロードバンドサービスの普及や映像系サービスの増大で、大容量でシンプルなネットワークが通信に求められています。二つ目の背景と しては社会的課題の解決にあります。福祉関係やセキュリティ、エコロジー対策等の対策として何時でも何処でも使えるブロードバンド ユビキタス社会の実現が求められています。
 NGN構築の考え方として、固定電話時代に培った品質の高いネットワークと、経済的でブロードバンド化による多様なサービスが可能 なIPネットワークを融合したものがNGNです。NGNの信頼性の確保は装置類やネットワークを二重化して信頼性を確保しています。 品質面では、従来のベストエフォート型の通信に加え、優先クラスという品質の高い通信を確保しています。セキュリティ面では、不正ア クセスや詐欺的な「なりすまし」をブロックする装置を設けています。
 ではNGNではどのようなサービスがあるかということですが、いろいろなサービスメニューが増えていますが、本日は高音質電話機を 紹介します。高音質電話機には、ご家庭で使って頂くタイプと会社の電話会議等で使って頂くタイプがあります。従来の電話との相違点は、 音声帯域を3.4kHzから7kHzまで広げることで明瞭で聞きやすく、臨場感のある通話が可能となります。このような「NGNならではの サービス」を今後も提供していく予定です。
 最後に弊社からのお願いですが、電柱や電話線の不良設備を発見された場合は、設備110番というフリーダイヤルまで連絡をお願いし ます。
 次はRCの会報委員会からのお知らせということで、既にご存知の方も多いかと思いますが諏訪RCのホームページの紹介です。
 週報等もリニューアルしていますし、写真等も掲載していますので、皆さん是非ご覧頂ければと思います。ホームページのURLを記載 してありますが、分からないことがありましたら会報委員までお尋ね下さい。
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