太田啓君
　皆さん、まるみつへようこそ。本日のテーマは、まるみつを良く知って頂くことに絞ってお話しします。
　社会奉仕委員会に相応しい話題としては、毎年5月のＧＷ前から11月にかけて上諏訪駅前で花を300鉢くらい飾っています。社員100名が手分けして鉢に水やりを行い育てています。お客様にも喜ばれており、駅前が花でいっぱいになれば良いと思っています。
　百貨店業界もリーマンブラザーズショック以来、11月頃から減速しています。3月が底だったと思いますが全国百貨店協会の売り上げは13％、先月は11％の減少となっています。どこの百貨店も苦戦していますが、まるみつはそんなにマイナスとなっていません。これは今まで百貨店らしいことを一生懸命やって来ましたが、必ずしも地域の皆様にご支持いただけないと言う事で、２つの柱を掲げて営業しているからです。
　１つは、地域密着をした生活基盤の大型店舗としての位置づけ、１つは百貨店らしさをとらえて出すことを考えています。スーパーのミヨシヤさん、アップルランド等大型店が閉めているなか、年輩の方や車の無い方等がどこへ行ってよいか困っています。足元を支える位置づけを土台に、その上でお中元ギフトなど百貨店らしさも出して行きたいと考えています。都会の百貨店と少し趣が違うお店になってきており、それで、都会の百貨店が15〜16％減少しているなかであってもまるみつが前年並み（2％減少）で収まっているのかと思っています。
　それに、この地域のみなさんのご支持を頂いていることが大きいです。それでも赤字会社解消に向けて、なんとか黒字をだすようこれからもがんばって行きます。
　次にまるみつの紹介をします。
　まるみつのお風呂。是非入って欲しいです。単純アルカリ性、源泉かけ流し。源泉かけ流しは、あまりみかけません。ここに温泉ができた理由は、昔駅前に温泉旅館があり、そこにまるみつを建てたからです。昭和40年開設以来温泉を設けています。17年4月に改装しました。源泉は58度で加水して温度を下げています。
　また、リラクゼーションとして、足裏・肩・全身マッサージがあります。6月3日から1週間、平日の午前中、初めての方に通常10分1000円のところ、20分1000円のサービスを予定しています。
　お休み処は、座敷となっており、8月15日の花火の穴場となっています。よく見えるし、音も聞こえます。夏の夜貸し切りで5000円コースもあります。
　本日の食事に本マグロの大とろが3切れほど付けましたが、今朝築地の魚河岸から直送されたものです。肉は雲仙霧島からの直送。さわらのさいきょう漬けも築地からのものです。
　新しい商品、仕入れの開拓としてオーダーシューズを始めました。紳士物でビジネスシューズ3万5千円から4万円です。社員もいろいろな商品を探してくる力がついて来ました。
　ミーティング「白樺」も利用して頂きたいものです。10名程のルームですが駅前にあるため、東京からのお客様とのミーティング・お迎え・待ち合わせ等に使って頂きたいです。部屋代なしでサービスをしていますので飲食をお願いします。
　まるみつは、昨年3月売り場面積を縮小しました。2300ｍ2約700坪縮小しました。3500坪約10000ｍ2の規模は地方では大きいです。当地方のマーケットでは大き過ぎます。大き過ぎると余分な商品の購入や人の配置をしなければなりません。催事場（200坪約600ｍ2）も閉鎖しました。北海道や京都などの物産展は、一回350万円程の赤字が出ます。飛行機や宿泊代の負担が大きいためです。ただ、やめるだけではダメで、知恵を出さなければいけません。4月29日から1週間、謝肉祭（肉まつり）を行い好評でした。第2段として、6月3〜7日までは、築地をここで表現する築地まつりを行います。築地の特徴は魚種の豊富さです。マグロの解体ショー・せり市・築地職人によるにぎり寿司実演・しらす升売り・あさり詰め放題・寿司バイキングを行います。5階レストランでは、築地食堂もオープンします。予約制となりますが旬の味めぐり（はも、伊勢エビ、関あじ、明石たこなど）として特別頒布会も開催します。
　5階にパーティルームがありますので利用して欲しいです。チラシには昼食一人1500円より、宴会3000円よりとありますが予算に応じて相談にのっています。100人の宴会ができ、電車で帰れるので便利がよいです。
　また、変わったものとして、羽織れるシャツジャケット「ジャッジ」も扱っています。(19500円)
　まるみつのパンは、名物パンであり、好評をいただいています。90種のパンを焼いており、この地域ではNo.１です。開業以来値上げもしていません。
　将来は、生鮮食料品売り場を1階にし、１階を諏訪の市場にしたいと考えています。