2.451回例会  2007.4.20(金)  No.2342


司会 森 幸俊SAA

ゲスト 林正敏日本野鳥の会諏訪支部長

出席報告 本日74.07% 14名欠席 前回訂正83.33% 9名欠席
前々回訂正87.03% 7名欠席  

ラッキーナンバー No. 45  藤原吉彦君

ニコニコボックス 安川英昭君 藤森吉三君 山崎晃君 河西正一君 山崎壮一君 お花見例会の写真をいただいて。小松茂君 花見例会の写真をいただいて。諏訪湖清掃、水も大変きれいになり、嬉しくなりました。北澤晃君 お休みが続いていました。申し訳ありません。写真をいただいて。折井俊美君 花見例会の写真をいただきました。上原さんありがとうございました。藤原吉彦君 ラッキーナンバーに当たって。根来行介NHK松本支局長 4月6日の卓話では謝礼を頂戴しありがとうございました。NHKの出前教室ですので謹んでご辞退申し上げ、ニコボックスに寄付させていただきます。

会長告知 安川英昭会長 シリーズでお話しているランクから見た長野県の姿のうち、今回は安心・安全面のランクを紹介します。可住面積比による消防署数は39位、1位は大阪。消防団数は27位、1位は兵庫。人口比による消防士数は37位、1位は青森。機関出動回数は15位、1位は京都。火災件数は28位、1位は山梨。警察官数は36位と低く、1位の東京の2分の1以下。窃盗件数は30位、1位は大阪。道路距離による横断歩道数、信号機数はいずれも46位、1位は東京。

幹事報告 折井俊美幹事 先週のお花見例会には多数の奥様方にご出席いただきましてありがとうございました。藤森吉三夫人、藤森省作夫人の踊り、太田信男夫人の歌声を楽しませていただきました。先週土曜日にはIMの諏訪湖清掃に24名の会員が出席いただきました。5月18日の50周年記念式典と19日のゴルフ会の出欠表を回しますので、奥様ともどもご出席ください。ウイリアム・ボイドRI会長から当クラブへ創立50周年のお祝いメッセージが届いています。

委員会報告 太田信男創立50周年記念実行委員長 来週は50周年に向けたクラブフォーラムを行います。各委員会は取り組みの内容を報告してください。

卓話 林正敏日本野鳥の会諏訪支部長 きょうは10年ほど前に県内でレンジャクという冬の渡り鳥が、空からばたばた落ちてきた話を環境問題と絡めてお話します。それと、1999年に諏訪湖に落ちて衰弱していたロシアからの冬の渡り鳥・オオワシ救助の話をします。レンジャクはロシアと諏訪湖を行き来している日ロ親善大使みたいな冬の渡り鳥。ヒレンジャクは尾の先が赤く、中国から朝鮮半島を経由して九州に渡ってくる。キレンジャクは尾の先が黄色で北海道を経由して本州に渡ってくる。このレンジャクが1997年冬に県内17カ所でばたばた地上に落ち、203羽が死んだ。4カ所の研究機関に原因の調査を依頼した。有機リン系の農薬が基準の8000倍検出された。有機塩素系の農薬やシアン、DDPなども検出された。東信ではりんごジュースの絞りかすに農薬をかけていた。死因と結びつける報告はされていないが、環境を考えるきっかけにしてほしい。オオワシは1999年に諏訪湖に落ちているところを発見され保護した。これもロシア大陸から冬にわたってくる国の天然記念物。羽を広げると2.2メートルにもなる大きな鳥。外傷はなかったが、黄だん、貧血症状が出ていて、衰弱していた。えさを食べようとしなかったので、くちばしの脇から冷凍タラを解凍し小さく切って指で押し込んで食べさせた。飛べるようになるまでに49日間もかかった。捕獲したときは5.8キロだった体重が、保護している間に6.5キロになっていた。試験飛行させたときは50メートルほど飛んで地上に着地してしまい、このまま自然に放鳥することができるか心配だった。放鳥したときはよたよたと諏訪市豊田の空に舞い上がって去っていった。そのオオワシが冬になると諏訪湖に飛来し続けてきてくれてとてもうれしい。来季は諏訪湖に飛来したこのオオワシをぜひ見てほしい。




慈愛の種を播きましょう


      



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